「モテ」より「癒し・しなやか・自分軸」。コロナ禍の美容意識、こう変わってます。

コロナ禍となって早2年。私たちの暮らしの在り方は大きく変化しましたよね。生活スタイルが変われば、抱える悩みも価値観も自ずと変化してきますよね。

そこで今回はSHE株式会社が20歳以上の働いている女性453人を対象に行った調査を基に「コロナ禍2年目の美容意識調査」をご紹介します。皆さん自身の変化も感じながら、ぜひ今回の記事を読んでみてくださいね!

3割がリモートワークを中心とする一方、毎日出勤をしている人は約半数


回答者の属性

働き方について調査したところ、全体のうち26.5%の人がの人が「ほぼ毎日リモートワークをしている」と回答しました。4人に1人はリモートワークを中心とした働き方をしているようです。一方で、「毎日出勤している」と回答した人は51.1%にのぼり、コロナ禍でも約半数の人は集金している結果になりました。

 

9割がコロナ禍に外見の変化を実感、約半数は「ネガティブな変化」と回答


コロナ禍における外見の変化

全体のうち約9割にあたる87.2%の働く女性が、「コロナ禍において外見に変化があった」と回答しました。また約半数の47.8%の女性は、その変化をネガティブに捉えていました。特に変化が見られた部分は、「肌」「体型」「体重」といった身体的な悩みが55.8%、「メイク」「ファッション」のような見せ方の変化が30.8%という結果でした。

また自由回答では、以下のような声が上がりました。

・コロナ前は無頓着でしたが、マスクによる肌質悪化をきっかけに全身を気に掛けるようになりました

・外出が減ったので、家で運動するようになった

・人には会わなくなったけど、今のうちにみたいな気持ちで美容皮膚科行ったり、脱毛したり、よりアクティブになった

・スキンケアで楽しむ美容に重きを置くようになりました。メイクアップ用品よりも、スキンケア用品やバス用品にお金をかけて、自分がより満足するものを揃えたいと思うように。

・美容整形に興味が湧きました

※アンケートより原文抜粋

リモートワークや自粛生活が続く中、通勤時間の減少や運動不足による体型や体重の変化が気になるという声に加え、人に会わない・マスク着用などのコロナ禍の特徴を生かし美容整形や美容皮膚科に興味を持ち始めたという声も見受けられました。

コロナ禍での変化をきっかけとして、自分なりに悩みと向き合いながら美容を楽しんでいる様子も見られており、自粛生活が2年目に突入しアフターコロナに向けてアクションを起こし始めている姿が伺えました。

 

7割以上がアフターコロナに向けて自分磨きに意欲的! ハードルは「継続」と「金銭面の余裕」


アフターコロナに向けた自分磨き

アフターコロナに向けて「自分磨きに取り組んでいる」または「取り組もうと思っている」という回答は74.8%を占めています。取り組む上でのハードルとしては、「継続が難しい」「金銭面の余裕がない」が上位となりました。

どういった自分磨きを行っているかという質問では「自宅トレーニング」が最も多く、全体の約3割にあたる26.8%という結果が出ました。自宅トレーニングはコストもあまり掛からないために開始するハードルが低いものの、一人で取り組んでいることからモチベーションの維持や継続が難しいと考えられます。

 

コロナ禍2年目の美容を表すキーワードは「自分軸」「癒し」「しなやか」


コロナ禍2年目の美容を表すキーワード

コロナ禍2年目の美容を表すキーワードには、「自分軸」「癒し」「しなやか」「ご自愛」「多幸感」のような自分のための美容や、頑張るものではなく癒しや幸せを感じるための美容を表す言葉が多く選ばれていました。

これまで美容の目的として認識されやすかった「モテ」や「男性受け」「女性受け」といった他人を起点とした言葉は、全体の10%に満たず、コロナ禍を通して自身と向き合う時間が増えたことで「自分のための美容」がより重要視されてきたと考えられます。

 

アフターコロナに向けて解消したい悩みは平均2.7個! 一極集中ではなくトータル美容へ


アフターコロナに向けて解消したい悩み

アフターコロナに向けて解消したい悩みとして一人当たり平均して2.7個の悩みを抱えていることが分かりました。中には7個という回答もあり、トータル美容へのニーズが高まっていことが分かりました。

アフターコロナに向けて解消したい悩みとしては「体型」「肌」「体重」が上位3つを占めており、コロナ禍にかけて外見に変化が起きた部分はどこか、という設問とほぼ同じ順位となりました。

次いで「歩き方/姿勢」「メイク」「ファッション」のような見せ方に関する悩みも全体の約4割にも及び、これまでのようなジムやエステなどの個別の悩み別の解決方法に加え、様々な部分にアプローチできるトータル美容の需要が高まっていると考えられます。

コロナ禍2年目の美容は多くの人が自分のために、アフターコロナに向けて自分磨きやトータル的な悩みの解決を重視していることがわかりました。皆さん自身の意識はどう変わっていましたか? ぜひ今回の記事を参考に自分自身とも向き合ってみてくださいね♡(山口彩楓)