こっくりカラーのおすすめコーデを大特集
上品な「こっくりカラー」のトレンドファッションを大特集。トップス、ボトム、ワンピースのおすすめコーデや色の合わせ方を紹介します。大人っぽく着られる落ち着いた色味だから、カラーアイテム初心者さんでもトライしやすく、コーデの鮮度も上がるはず♡
Contents
「こっくりカラー」とはどんな色?
こっくりカラーとは、ボルドー、ブラウン、マスタード、ベリーカラー、濃いめのキャメルなど、深みのあるこっくりとした色のこと。「こっくり」は色味の総称として使われていて、派手さより季節感が演出できる色味です。
コーディネートの一部にこっくりカラーを取り入れると、一気に秋っぽさがアップ! 上品で大人っぽい雰囲気に仕上げることができます。グレンチェックなどチェック柄とも相性よし! より秋っぽくおしゃれに見えます。
『CanCam』ファッションエディター。『Oggi』『AneCan』などのエディターを歴任し、20~30代女性のファッション事情に精通。
こっくりカラーに合う色は?
■こっくりカラー×白
こっくりカラーに白など明度の高い色を合わせると、メリハリのある着こなしが完成します。トップスやボトムで取り入れるほか、小物で抜け感を出すのもおすすめ。
■こっくりカラー×黒やグレーなどシックな色
こっくりカラーに黒や濃いめのグレー、濃いブラウンなど落ち着いた色を合わせると、より大人っぽく上品な印象の着こなしに仕上がります。
■こっくりカラー×同系色
こっくりカラーは同系色でまとめるグラデーション配色が上品かつきれいめな印象に直結。濃淡は気にせず、同系色を合わせるだけでOKなので手持ち服でトライできます。
こっくりカラーコーデのポイント
- 白や明度の高いアイテムを合わせると抜け感やメリハリのある着こなしに
- 黒や濃いめグレーなどシックな色を合わせると大人っぽく上品に仕上がる
- 同系色でまとめるグラデーション配色でおしゃれ上級者っぽい雰囲気に
【コーデ集】こっくりカラーのトップスに合う色
【1】こっくりとした赤ニットを優しいキャメルで引き立てる
深みのある赤ニットにキャメルのボリュームスカートを合わせて今っぽく。こっくりカラーとキャメルの配色は秋っぽムード満点! スカートのおおげさなくらい大きいシルエットが鮮度アップに効果的。
【2】こっくりカラー×ベロアで大人なデニムコーデに
身体のラインがさりげなく出るシアーなベロアトップスで女らしさをプラス! 秋っぽムードが漂うベロアは、深みのあるカラーを選んでラフに着こなすのが新セオリー。デニム合わせでもほんのり色っぽくまとまります。
【3】濃淡の違う茶色を合わせるブラウンワントーン
秋気分高まるレトロブラウンのグラデ配色コーデ。トーンの異なるブラウンのレイヤードは、レトロなドット柄ブラウスにニットを重ねて奥行きを出すのがポイント。足元はロングブーツで秋モードに。
【4】シンプルだけど女っぽい♡こっくり赤ニット
オフィカジコーデに女っぽムードを取り入れるなら〝透ける赤ニット〟が適任。ほのかな透け感は、今っぽく見えるのと同時に、赤の鮮やかさを適度に抑えてくれる効果もあり。ハイウエストのベルテッドパンツにINすると、簡単でも憧れ感のあるオフィカジコーデが完成します。
【5】ツヤ感のあるこっくりカラートップスで洒落感UP
リュクスなハイネックベロアに足元のスリットが抜けを加えるサスペ付きのワイドパンツをプラス! 足元はごつめのローファーでアクセントを。ちょっぴりやんちゃなテンションは、端正な黒ベロアトップスできれいめに魅せられます。背中がまあるく開いたバックシャンなデザインも上品見えにひと役。
【6】グラデーション配色で季節感を盛り上げて
ブラウン〜ベージュの秋色グラデで季節感をさらに盛り上げ。ニットのふんわり質感と大胆なフロントスリットが、グラデ配色にメリハリをプラス! ロングブーツにカゴバッグ…小物使いでも〝夏と秋〟を混ぜちゃうことで、シーズンムードをもっと自由に楽しんで。
【7】品のあるベロアトップスをデニムでヘルシーに
ツヤっぽいベロアトップスをバレルデニムでヘルシー気分に引き寄せ。ベロアのリュクスな風合いには、あえてリラクシーなデニムを掛け合わせて〝ギャップ〟をメイク。こっくりブラウンとデニムの大人な配色バランスも◎。
【8】トップスをINしてメリハリのあるバランスに
ゆったりとしたバレルパンツには、ジャストサイズのフィット感が色っぽいベロアトップスをINして、メリハリのあるバランスをメイク。緩急をつけたシルエットが品のある着こなしにつながる。ベルトやバッグは黒でまとめてシックに。
【9】ツヤシャツで真面目すぎないきれいめコーデに
体のラインを程よく拾うシャツは、こっくりとしたグリーンで今っぽく。アイテム自体に真面目さを含むシャツだからこそ、ツヤ感&肌見せ要素をプラスすると〝色っぽヘルシー〟な着こなしに。ボトムは長めのハーフパンツとブーツの合わせが新鮮。
【10】旬色のシャギートップスで黒スカートを華やかに
上半身で映えるグリーンのシャギートップスにタイトスカートを合わせて、リッチな女子会ルックに。素材に特徴のあるアイテムを選ぶだけで、ワンツーコーデが華やかに仕上がります。
【11】シアーカーデならこっくりオレンジが軽やかに
こっくりオレンジのシアーカーディガンに、リラックス感のあるパラシュートパンツを合わせた最旬コーデ。質感が軽やかなものを選べば上下をトレンドアイテムでまとめてもtoo muchにならず好バランス。注目のシアーソックスも旬!
【12】オレンジデニムがこなれるブラウンコーデ
ルーズなシャツとフレアデニムの抜け感がおしゃれなこっくりカラーの大人カジュアル。涼しげなラミー素材のシャツは、ロングな丈感やギャザー入りの袖のディテールがモード。キャッチーなバッグを効かせて、のっぺり感も回避して。
【13】ニュアンスカラーをこっくりブラウンで引き締める
渋めのカーキパンツを濃淡をつけたブラウンで軽快に。濃いブラウンのキャミに、素材も色味も軽いシャツをはおれば、抜け感あるグラデコーデが完成します。マドラスチェックのトートもおしゃれムード満点♪
【14】爽やかなミントスカートが新鮮なシャツコーデ
濃淡が異なるブラウンを重ねて上品なミントスカートに奥行きを。センシュアルな淡色サテンスカートは、スエード調シャツ&シアーカットソーで微糖に振るのが正解です。仕上げはベージュキャップでハズしを加えると、肩肘張らない今の空気感にマッチする〝きれいめスポーティ〟のできあがり。
【15】レディなこっくりブラウスをデニムでカジュアルダウン
ブラウス×デニムの定番コーデをボルドーで大人顔に刷新。幅広いブラウンの中でも赤みがかったトーンは、今どき感とノーブルさを両立した注目色。ビッグボウタイブラウスで取り入れると、一歩先ゆくリュクスなムードが手に入ります。
【コーデ集】こっくりカラーボトムの着こなし
【1】きちんとジャケットコーデをレザーパンツで辛口に
千鳥格子柄のジャケットは大人の洗練スタイルに必須! やわらかい素材でゆるっとはおれるリラックス感も今年らしいポイント。ワンショルダートップス×レザーパンツのキレのいいコーデにはおって、スタイリッシュに着こなして。
【2】シャカシャカ素材だからこっくりカラーが軽やか
グレー×ボルドー系レッドの深みのある配色でフェミニンに。デコルテがきれいに見えるニットと軽やかなスカートのい素材感も今旬。シャカシャカ素材のスカートなら、こっくりと深い赤でも重たく見えないという利点も!
【3】オフィスで浮かないくすみピンクのカラーパンツ
グレーのタートルニットにくすみピンクのパンツを合わせた通勤スタイル。テーパードパンツは、ほんのりハイウエストなのでローヒール合わせでも脚長見え。
【4】ブラウンセットアップに赤ニットでアクセントを
こっくり秋色の赤とブラウンで作るオーセンティックなスタイルも、大きめジャケット&ミニスカの組み合わせならこんなに新鮮。ゴールドボタンが上品さも盛り上げてくれるので大人なムードも◎。
【5】辛口レザーミニを合わせる韓国っぽジャケットコーデ
マイクロスカパン&キャップでKアイドルっぽいジャケットコーデに。着回しやすい黒ジャケットは、インナーショーパン付きミニスカ&サイハイブーツでスパイシーにアレンジすると、韓国風のおしゃれコーデが完成します。
【6】分量感のあるバルーンスカートにシアーニットで抜け感を
たっぷりバルーンスカートは繊細なシアーニットですっきりと着るのがおすすめ。肌がほんのり透けるハイネックニットにはボリュームスカートを軽快に見せる効果もあり。足元はシアーソックス×サンダルで上級者に。
【7】ベロア×メンズライクなアイテムで感度高めに
ベロア以外はメンズっぽいアイテムで揃えた秋色コーデ。くしゅっとさせた首元と袖がアクセントになったブラウンのベロアトップスは、ブラウス感覚で取り入れて。ドレッシーに転ばないように、ウエストのラインやスリットでラフさを加えたパンツでデイリーに。
【8】こっくりカラーならピンクブラウスが幼くならない
くすみピンク×ブラウンで糖度の高いアイテムも大人っぽく! ひと目ボレ必至なギャザーブラウスも、×ブラウンデニムなら甘さを抑えたシックカジュアルに着地。クリアなヒールサンダルもポイントです。
【9】ハードなレザーと柔和な白ニットの甘辛バランス
シーズンムードが高まるレザースカートに甘めのレースニットをプラス。ブラウンで優しくTRYするとハードなイメージになりがちなレザースカートも女っぽく着こなせます。小物はクラシカルを意識して程レトロに。
【10】こっくりグリーンスカートでNEOエレガントに
レザーライクなモード感とエレガントな揺れ感を楽しめるハイブリッドなフレアスカート。ビスチェで引き締めてスカートのシルエットを際立たせれば、最強のスタイル美人に。小物は黒をリンクさせてカラースカートを大人めにシフトして。
【コーデ集】こっくりカラーワンピースの小物合わせ
【1】フレアワンピは素材感で旬の雰囲気をまとって
オードリー・ヘップバーンを思わせるクラシカルなフィット&フレアワンピのブームが再燃♡ ハリ感や素材で広がるシルエットが女っぽさを引き上げます。羽織りはあえてのジャケットでマニッシュに。
【2】美人見えする赤みブラウンのタイトニットワンピ
赤みブラウンのタイトなニットワンピで、オフィカジを秋らしく更新。ジャケットを脱ぐと肩がちら見えするノースリーブも、色っぽく見える仕掛けのひとつ。ほっこりしがちなベージュ×ブラウンの配色を、メリハリの効いたコーデでキレよくおしゃれに着こなして。
【3】ボアジレ合わせが新鮮なティアードワンピコーデ
こなれ感のあるボア素材のジレでティアードワンピに余裕をプラス。ラフなムードのボアジレをギャザーたっぷりなコットンワンピにはおるだけで、気張らないガーリーカジュアルのできあがり。ベージュとカーキの渋め配色で大人っぽさはキープして。
【4】こっくりグリーンのニットワンピに黒バッグでキレを
タイトシルエットのニットワンピは今年っぽいグリーンを選んで甘さをOFF。動くたびにちらっと見えるウエスト部分のカッティングが不意打ちでドキッとさせるポイント。バッグは黒で女っぽコーデをピリッと引き締めて。
【5】こっくりベージュのニットワンピでいい女っぽく
ニット見えするワンピ部分は、実はドライタッチのカットソー素材。生地に程よい厚みがあって、体のラインを拾いすぎず、シルエット美人に着こなせます。ケープを外すとデコルテ部分が広めに開いて、より女っぷりが加速。小物はニュアンスカラーでまとめて優しげに。
【6】オレンジカーデがアクセントのブラウンコーデ
色んなトーンのブラウン&オレンジで表情豊かな着こなしに。ボリュームフレアのワンピは、胸元に渋めなオレンジをINして洒落感UP。さらに鮮やかなオレンジカーデを加えて、色遊びを楽しむのもおしゃれです。
【7】ふんわりブラウンワンピを白小物で軽快に
こっくりブラウンのシアーワンピに白小物をピリッと効かせて抜けよく。ダークブラウンの面積が大きいワンピも、シフォン素材ならふんわり軽やか。目の覚めるような白のバッグとサンダルで、コーデがさらに軽快に!
【8】きれいめカジュアルなブラウンのストライプシャツワンピ
レディなダークブラウンに、流れるようなラッフルフリル、色っぽいカシュクール…etc. どこを切り取っても絵になるストライプ柄シャツワンピ。足元はシアーブーツで〝ちょい重め〟にコーデを作ると、秋のはじまりのぴったりな着こなしに。
上品さをまとえる「こっくりカラー」で秋はじめ
落ち着いた色味のこっくりカラーのアイテムは、休日だけでなくオフィスコーデにも取り入れやすいおすすめのカラーです。また、デニムなどカジュアルなアイテムを合わせるコーデでも、上品できれいめな印象に仕上がるので試してみて下さいね。
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