よく聞く「こっくりカラー」ってどんな色?合わせ方は?【おすすめコーデ33選】|レディース

こっくりカラーのおすすめコーデを大特集

こっくりカラーとは

上品な「こっくりカラー」のトレンドファッションを大特集。トップス、ボトム、ワンピースのおすすめコーデや色の合わせ方を紹介します。大人っぽく着られる落ち着いた色味だから、カラーアイテム初心者さんでもトライしやすく、コーデの鮮度も上がるはず♡

「こっくりカラー」とはどんな色?

こっくりカラーとは、ボルドー、ブラウン、マスタード、ベリーカラー、濃いめのキャメルなど、深みのあるこっくりとした色のこと。「こっくり」は色味の総称として使われていて、派手さより季節感が演出できる色味です。

こっくりカラーとは

コーディネートの一部にこっくりカラーを取り入れると、一気に秋っぽさがアップ! 上品で大人っぽい雰囲気に仕上げることができます。グレンチェックなどチェック柄とも相性よし! より秋っぽくおしゃれに見えます。

【解説】木村晶
『CanCam』ファッションエディター。『Oggi』『AneCan』などのエディターを歴任し、20~30代女性のファッション事情に精通。

こっくりカラーに合う色は?

■こっくりカラー×白

こっくりカラーに合う色

こっくりカラーに白など明度の高い色を合わせると、メリハリのある着こなしが完成します。トップスやボトムで取り入れるほか、小物で抜け感を出すのもおすすめ。

■こっくりカラー×黒やグレーなどシックな色

こっくりカラーに合う色

こっくりカラーに黒や濃いめのグレー、濃いブラウンなど落ち着いた色を合わせると、より大人っぽく上品な印象の着こなしに仕上がります。

■こっくりカラー×同系色

こっくりカラーに合う色

こっくりカラーは同系色でまとめるグラデーション配色が上品かつきれいめな印象に直結。濃淡は気にせず、同系色を合わせるだけでOKなので手持ち服でトライできます。

こっくりカラーコーデのポイント

こっくりカラーに合う色

  1. 白や明度の高いアイテムを合わせると抜け感やメリハリのある着こなしに
  2. 黒や濃いめグレーなどシックな色を合わせると大人っぽく上品に仕上がる
  3. 同系色でまとめるグラデーション配色でおしゃれ上級者っぽい雰囲気に

【コーデ集】こっくりカラーのトップスに合う色

【1】こっくりとした赤ニットを優しいキャメルで引き立てる

そのほか、個人的に気になっている、偏愛トレンドキーワードを教えて!

深みのある赤ニットにキャメルのボリュームスカートを合わせて今っぽく。こっくりカラーとキャメルの配色は秋っぽムード満点! スカートのおおげさなくらい大きいシルエットが鮮度アップに効果的。

CanCam2023年10月号より 撮影/須藤敬一 スタイリスト/たなべさおり ヘア&メイク/廣瀬浩介 モデル/新沼凛空(本誌専属) 撮影協力/橘 綾花、渡邉奈穂 構成/山下 樹

【2】こっくりカラー×ベロアで大人なデニムコーデに

定番の デニムスタイル を秋らしくアプデするなら?

身体のラインがさりげなく出るシアーなベロアトップスで女らしさをプラス! 秋っぽムードが漂うベロアは、深みのあるカラーを選んでラフに着こなすのが新セオリー。デニム合わせでもほんのり色っぽくまとまります。

CanCam2023年10月号より 撮影/須藤敬一 スタイリスト/たなべさおり ヘア&メイク/廣瀬浩介 モデル/新沼凛空(本誌専属) 撮影協力/橘 綾花、渡邉奈穂 構成/山下 樹

【3】濃淡の違う茶色を合わせるブラウンワントーン

この秋、気になる“旬カラー”といえば?

秋気分高まるレトロブラウンのグラデ配色コーデ。トーンの異なるブラウンのレイヤードは、レトロなドット柄ブラウスにニットを重ねて奥行きを出すのがポイント。足元はロングブーツで秋モードに。

CanCam2023年10月号より 撮影/須藤敬一 スタイリスト/伊藤舞子 ヘア&メイク/後藤若菜 モデル/小室安未(本誌専属) 撮影協力/橘 綾花、渡邉奈穂 構成/山下 樹

【4】シンプルだけど女っぽい♡こっくり赤ニット

秋のトレンドカラー・赤を一点差してオフィカジをスパイスアップ!『赤は、残り香のように印象深く、色気の体現にも最適な旬カラー。この秋は、鮮やかレッドからくすみレッドまで幅広く登場していて、オフィス向きアイテムを見つけやすい!』

オフィカジコーデに女っぽムードを取り入れるなら〝透ける赤ニット〟が適任。ほのかな透け感は、今っぽく見えるのと同時に、赤の鮮やかさを適度に抑えてくれる効果もあり。ハイウエストのベルテッドパンツにINすると、簡単でも憧れ感のあるオフィカジコーデが完成します。

CanCam2023年10月号より 撮影/渡辺謙太郎 スタイリスト/伊藤舞子 ヘア&メイク/MAKI モデル/楓(本誌専属) 構成/岩附永子、川口里那

【5】ツヤ感のあるこっくりカラートップスで洒落感UP

ベロアトップス×カジュアルパンツ『今シーズントレンドのベロア。ツヤのあるリッチな素材だからこそ、質感やディテールでラフさを加えたパンツでヘルシーに取り入れるのがベスト。ノーブルなのに親近感もあるGOODバランスに!』

リュクスなハイネックベロアに足元のスリットが抜けを加えるサスペ付きのワイドパンツをプラス! 足元はごつめのローファーでアクセントを。ちょっぴりやんちゃなテンションは、端正な黒ベロアトップスできれいめに魅せられます。背中がまあるく開いたバックシャンなデザインも上品見えにひと役。

CanCam2023年10月号より 撮影/倉本侑磨(Pygmy Company) スタイリスト/たなべさおり ヘア&メイク/廣瀬浩介 モデル/楓(本誌専属) 撮影協力/橘 綾花 構成/石黒千晶

【6】グラデーション配色で季節感を盛り上げて

半袖ふわニット×ハイスリットスカート『上下共に夏っぽい〝肌感〟があるのに、ふわもこニットで秋ムードが漂ってる!暑いの? 寒いの? そのあいまいさに不思議と色っぽさが上昇!夏→秋の今だからこそ楽しめる限定感も◎。』

ブラウン〜ベージュの秋色グラデで季節感をさらに盛り上げ。ニットのふんわり質感と大胆なフロントスリットが、グラデ配色にメリハリをプラス! ロングブーツにカゴバッグ…小物使いでも〝夏と秋〟を混ぜちゃうことで、シーズンムードをもっと自由に楽しんで。

CanCam2023年10月号より 撮影/倉本侑磨(Pygmy Company) スタイリスト/たなべさおり ヘア&メイク/廣瀬浩介 モデル/楓(本誌専属) 撮影協力/橘 綾花 構成/石黒千晶

【7】品のあるベロアトップスをデニムでヘルシーに

ベロアトップス×カジュアルパンツ『素材でギャップ』

ツヤっぽいベロアトップスをバレルデニムでヘルシー気分に引き寄せ。ベロアのリュクスな風合いには、あえてリラクシーなデニムを掛け合わせて〝ギャップ〟をメイク。こっくりブラウンとデニムの大人な配色バランスも◎。

CanCam2023年10月号より 撮影/倉本侑磨(Pygmy Company) スタイリスト/たなべさおり ヘア&メイク/廣瀬浩介 モデル/楓(本誌専属) 撮影協力/橘 綾花 構成/石黒千晶

【8】トップスをINしてメリハリのあるバランスに

山下美月は…カジュアルなのに品がある『テレビの中ではとびきりキュートな笑顔で歌って踊るトップアイドルでありながら、どこかつかみきれないミステリアスな魅力も持ちあわせる美月。そのさらけ出しすぎない品のよさが色っぽさを加速させる…!』

ゆったりとしたバレルパンツには、ジャストサイズのフィット感が色っぽいベロアトップスをINして、メリハリのあるバランスをメイク。緩急をつけたシルエットが品のある着こなしにつながる。ベルトやバッグは黒でまとめてシックに。

CanCam2023年10月号より 撮影/SASU TEI(RETUNE REP) スタイリスト/たなべさおり ヘア&メイク/MAKI モデル/山下美月(本誌専属) 撮影協力/橘 綾花 構成/佐藤彩花

【9】ツヤシャツで真面目すぎないきれいめコーデに

2023秋トレンドアイテムから何を選ぶ?『色っぽヘルシーは【肌見せ】【フィット感】【品のよさ】が合言葉』

体のラインを程よく拾うシャツは、こっくりとしたグリーンで今っぽく。アイテム自体に真面目さを含むシャツだからこそ、ツヤ感&肌見せ要素をプラスすると〝色っぽヘルシー〟な着こなしに。ボトムは長めのハーフパンツとブーツの合わせが新鮮。

CanCam2023年10月号より 撮影/SASU TEI(RETUNE REP) スタイリスト/伊藤ミカ ヘア&メイク/MAKI モデル/生見愛瑠(本誌専属) 撮影協力/橘 綾花 構成/佐藤彩花

【10】旬色のシャギートップスで黒スカートを華やかに

上半身で映えるグリーンのシャギートップスにタイトスカートを合わせて、リッチな女子会ルックに。素材に特徴のあるアイテムを選ぶだけで、ワンツーコーデが華やかに仕上がります。

CanCam2023年9月号より 撮影/遠藤優貴 スタイリスト/たなべさおり ヘア&メイク/室橋佑紀 モデル/生見愛瑠(本誌専属) 撮影協力/橘 綾花 構成/田中絵理子

【11】シアーカーデならこっくりオレンジが軽やかに

こっくりオレンジのシアーカーディガンに、リラックス感のあるパラシュートパンツを合わせた最旬コーデ。質感が軽やかなものを選べば上下をトレンドアイテムでまとめてもtoo muchにならず好バランス。注目のシアーソックスも旬!

CanCam2023年9月号より 撮影/遠藤優貴 スタイリスト/たなべさおり ヘア&メイク/室橋佑紀 モデル/生見愛瑠(本誌専属) 撮影協力/橘 綾花 構成/田中絵理子

【12】オレンジデニムがこなれるブラウンコーデ

Choc-Brown×ORANGEでこなれ見えするビターカジュアル『オレンジ×ブラウンの秋色配色はチョコ&キャラメルアイスみたいな間違いないマッチング。ほっこりしすぎないように異素材MIXで遊んだり、キャップやスニーカーなどスポーティなアイテムを合わせたりと、辛口にまとめるのがポイント!』

ルーズなシャツとフレアデニムの抜け感がおしゃれなこっくりカラーの大人カジュアル。涼しげなラミー素材のシャツは、ロングな丈感やギャザー入りの袖のディテールがモード。キャッチーなバッグを効かせて、のっぺり感も回避して。

CanCam2023年9月号より 撮影/来家祐介(aosora) スタイリスト/伊藤舞子 ヘア&メイク/神戸春美 モデル/楓(本誌専属) 撮影協力/吉岡綾乃、渡邉奈穂 構成/山下 樹

【13】ニュアンスカラーをこっくりブラウンで引き締める

Choc-Brown×GREENは清涼感たっぷりな都会的リゾートスタイルに♪『チョコミントや抹茶アイスを彷彿させるアイシーグリーンは、リラックス感が魅力。それでいてブラウン合わせなら、ほっこりせずに洗練されたスタイルを構築できる。シアーシャツやビーズ小物など、夏っぽアイテムで、程よいラフさを追加して!』

渋めのカーキパンツを濃淡をつけたブラウンで軽快に。濃いブラウンのキャミに、素材も色味も軽いシャツをはおれば、抜け感あるグラデコーデが完成します。マドラスチェックのトートもおしゃれムード満点♪

CanCam2023年9月号より 撮影/来家祐介(aosora) スタイリスト/伊藤舞子 ヘア&メイク/神戸春美 モデル/楓(本誌専属) 撮影協力/吉岡綾乃、渡邉奈穂 構成/山下 樹

【14】爽やかなミントスカートが新鮮なシャツコーデ

05 爽やかなパステルグリーンをブラウンでキレよく上品に仕上げたチョコミント配色。きれい色の甘さがちょうどよくセーブされて、かわいいだけじゃない、こなれ感のあるオーラが際立つ♡

濃淡が異なるブラウンを重ねて上品なミントスカートに奥行きを。センシュアルな淡色サテンスカートは、スエード調シャツ&シアーカットソーで微糖に振るのが正解です。仕上げはベージュキャップでハズしを加えると、肩肘張らない今の空気感にマッチする〝きれいめスポーティ〟のできあがり。

CanCam2023年9月号より 撮影/倉本侑磨(Pygmy Company) スタイリスト/伊藤舞子 ヘア&メイク/笹本恭平(ilumini.) モデル/生見愛瑠(本誌専属) 撮影協力/渡邉奈穂 構成/石黒千晶

【15】レディなこっくりブラウスをデニムでカジュアルダウン

01 ワードローブに欠かせない華やぎブラウス。いつもなら白を選ぶところを、夏の終わりはブラウンにチェンジしてみる。それだけでリッチ感が高まって、簡単にオトナきれいな印象に。

ブラウス×デニムの定番コーデをボルドーで大人顔に刷新。幅広いブラウンの中でも赤みがかったトーンは、今どき感とノーブルさを両立した注目色。ビッグボウタイブラウスで取り入れると、一歩先ゆくリュクスなムードが手に入ります。

CanCam2023年9月号より 撮影/倉本侑磨(Pygmy Company) スタイリスト/伊藤舞子 ヘア&メイク/笹本恭平(ilumini.) モデル/生見愛瑠(本誌専属) 撮影協力/渡邉奈穂 構成/石黒千晶

【コーデ集】こっくりカラーボトムの着こなし

【1】きちんとジャケットコーデをレザーパンツで辛口に

ダブルブレストジャケット『夏から秋、そして冬へ、季節のつなぎ目に役立つジャケットは絶対買い! ばさっとはおれるメンズライクなダブルブレストに肩パッド入りで、今年らしいこなれ感のあるフォルムに更新して。』

千鳥格子柄のジャケットは大人の洗練スタイルに必須! やわらかい素材でゆるっとはおれるリラックス感も今年らしいポイント。ワンショルダートップス×レザーパンツのキレのいいコーデにはおって、スタイリッシュに着こなして。

CanCam2023年10月号より 撮影/田形千紘 スタイリスト/たなべさおり ヘア&メイク/MAKI モデル/菜波(本誌専属) 撮影協力/橘 綾花 構成/浜田麻衣

【2】シャカシャカ素材だからこっくりカラーが軽やか

秋のトレンドカラー・赤を一点差してオフィカジをスパイスアップ!『赤は、残り香のように印象深く、色気の体現にも最適な旬カラー。この秋は、鮮やかレッドからくすみレッドまで幅広く登場していて、オフィス向きアイテムを見つけやすい!』

グレー×ボルドー系レッドの深みのある配色でフェミニンに。デコルテがきれいに見えるニットと軽やかなスカートのい素材感も今旬。シャカシャカ素材のスカートなら、こっくりと深い赤でも重たく見えないという利点も!

CanCam2023年10月号より 撮影/渡辺謙太郎 スタイリスト/伊藤舞子 ヘア&メイク/MAKI モデル/楓(本誌専属) 構成/岩附永子、川口里那

【3】オフィスで浮かないくすみピンクのカラーパンツ

グレーのタートルニットにくすみピンクのパンツを合わせた通勤スタイル。テーパードパンツは、ほんのりハイウエストなのでローヒール合わせでも脚長見え。

CanCam2023年10月号より 撮影/渡辺謙太郎 スタイリスト/伊藤舞子 ヘア&メイク/MAKI モデル/ほのか(本誌専属) 構成/岩附永子、川口里那

【4】ブラウンセットアップに赤ニットでアクセントを

ビッグジャケット×ミニボトム『秋のはじまりにチェックしたい薄軽アウターの注目株は、お尻が隠れるオーバージャケット! そのNEWなきちんと感に遊びを加えるように、キャッチーなミニボトムを合わせてテイストMIXなギャップを。』

こっくり秋色の赤とブラウンで作るオーセンティックなスタイルも、大きめジャケット&ミニスカの組み合わせならこんなに新鮮。ゴールドボタンが上品さも盛り上げてくれるので大人なムードも◎。

CanCam2023年10月号より 撮影/倉本侑磨(Pygmy Company) スタイリスト/たなべさおり ヘア&メイク/廣瀬浩介 モデル/楓(本誌専属) 撮影協力/橘 綾花 構成/石黒千晶

【5】辛口レザーミニを合わせる韓国っぽジャケットコーデ

ビッグジャケット×ミニボトム『秋のはじまりにチェックしたい薄軽アウターの注目株は、お尻が隠れるオーバージャケット! そのNEWなきちんと感に遊びを加えるように、キャッチーなミニボトムを合わせてテイストMIXなギャップを。』

マイクロスカパン&キャップでKアイドルっぽいジャケットコーデに。着回しやすい黒ジャケットは、インナーショーパン付きミニスカ&サイハイブーツでスパイシーにアレンジすると、韓国風のおしゃれコーデが完成します。

CanCam2023年10月号より 撮影/倉本侑磨(Pygmy Company) スタイリスト/たなべさおり ヘア&メイク/廣瀬浩介 モデル/生見愛瑠(本誌専属) 撮影協力/橘 綾花 構成/石黒千晶

【6】分量感のあるバルーンスカートにシアーニットで抜け感を

肌感ニット×華やぎフレアスカート『この秋のNEWSなボトムといえばドラマティックに広がるフレアスカート♡レディなアイテムだからこそ、素肌がのぞく技ありニットでエッジを効かせて、かわいいよりも美人に着るのがベスト!』

たっぷりバルーンスカートは繊細なシアーニットですっきりと着るのがおすすめ。肌がほんのり透けるハイネックニットにはボリュームスカートを軽快に見せる効果もあり。足元はシアーソックス×サンダルで上級者に。

CanCam2023年10月号より 撮影/倉本侑磨(Pygmy Company) スタイリスト/たなべさおり ヘア&メイク/廣瀬浩介 モデル/生見愛瑠(本誌専属) 撮影協力/橘 綾花 構成/石黒千晶

【7】ベロア×メンズライクなアイテムで感度高めに

ベロアトップス×カジュアルパンツ『今シーズントレンドのベロア。ツヤのあるリッチな素材だからこそ、質感やディテールでラフさを加えたパンツでヘルシーに取り入れるのがベスト。ノーブルなのに親近感もあるGOODバランスに!』

ベロア以外はメンズっぽいアイテムで揃えた秋色コーデ。くしゅっとさせた首元と袖がアクセントになったブラウンのベロアトップスは、ブラウス感覚で取り入れて。ドレッシーに転ばないように、ウエストのラインやスリットでラフさを加えたパンツでデイリーに。

CanCam2023年10月号より 撮影/倉本侑磨(Pygmy Company) スタイリスト/たなべさおり ヘア&メイク/廣瀬浩介 モデル/生見愛瑠(本誌専属) 撮影協力/橘 綾花 構成/石黒千晶

【8】こっくりカラーならピンクブラウスが幼くならない

Choc-Brown×PINKでしっとり華やぐ微糖フェミニン♡『チョコアイスにストロベリーをマーブルしたような、ブラウン×ピンクのかわいい配色は無条件で気分UP♪中でも彩度抑えめなダスティピンクなら、ブラウンにすんなりなじんで、甘すぎずこなれた印象に!』

くすみピンク×ブラウンで糖度の高いアイテムも大人っぽく! ひと目ボレ必至なギャザーブラウスも、×ブラウンデニムなら甘さを抑えたシックカジュアルに着地。クリアなヒールサンダルもポイントです。

CanCam2023年9月号より 撮影/来家祐介(aosora) スタイリスト/伊藤舞子 ヘア&メイク/神戸春美 モデル/楓(本誌専属) 撮影協力/吉岡綾乃、渡邉奈穂 構成/山下 樹

【9】ハードなレザーと柔和な白ニットの甘辛バランス

03 夏→秋のスライドにちょうどいい、NEXTトレンドのレザースカート。薄すぎず濃すぎずの絶妙ブラウンなら、より洒落たイメージに。1点投入するだけで秋の訪れを感じられる。

シーズンムードが高まるレザースカートに甘めのレースニットをプラス。ブラウンで優しくTRYするとハードなイメージになりがちなレザースカートも女っぽく着こなせます。小物はクラシカルを意識して程レトロに。

CanCam2023年9月号より 撮影/倉本侑磨(Pygmy Company) スタイリスト/伊藤舞子 ヘア&メイク/笹本恭平(ilumini.) モデル/生見愛瑠(本誌専属) 撮影協力/渡邉奈穂 構成/石黒千晶

【10】こっくりグリーンスカートでNEOエレガントに

心地よく進化するレザー風素材で軽快に!『年々薄く軽く進化しているレザー風素材。ストレッチが効いていたりと着心地のよさも見逃せない。ブラウスやパンツ、きれい色など種類も豊富だから新鮮に着こなせる!』

レザーライクなモード感とエレガントな揺れ感を楽しめるハイブリッドなフレアスカート。ビスチェで引き締めてスカートのシルエットを際立たせれば、最強のスタイル美人に。小物は黒をリンクさせてカラースカートを大人めにシフトして。

CanCam2023年9月号より 撮影/小嶋洋平 スタイリスト/たなべさおり ヘア&メイク/MAKI モデル/トラウデン直美(本誌専属) 撮影協力/橘 綾花 構成/山木晴菜

【コーデ集】こっくりカラーワンピースの小物合わせ

【1】フレアワンピは素材感で旬の雰囲気をまとって

そのほか、個人的に気になっている、偏愛トレンドキーワードを教えて!

オードリー・ヘップバーンを思わせるクラシカルなフィット&フレアワンピのブームが再燃♡ ハリ感や素材で広がるシルエットが女っぽさを引き上げます。羽織りはあえてのジャケットでマニッシュに。

CanCam2023年10月号より 撮影/須藤敬一 スタイリスト/川瀬英里奈 ヘア&メイク/廣瀬浩介 モデル/新沼凛空(本誌専属) 撮影協力/橘 綾花、渡邉奈穂 構成/山下 樹

【2】美人見えする赤みブラウンのタイトニットワンピ

オーバーサイズジャケットの中は、Iラインを意識してメリハリを!『秋の定番ジャケット、どう着こなしたらいつもより色っぽさが出る? ポイントは、ゆるっとしたジャケットとそれを脱いだときのカーヴィーなボディラインとの〝ギャップ〟でした!』

赤みブラウンのタイトなニットワンピで、オフィカジを秋らしく更新。ジャケットを脱ぐと肩がちら見えするノースリーブも、色っぽく見える仕掛けのひとつ。ほっこりしがちなベージュ×ブラウンの配色を、メリハリの効いたコーデでキレよくおしゃれに着こなして。

CanCam2023年10月号より 撮影/渡辺謙太郎 スタイリスト/伊藤舞子 へア&メイク/MAKI モデル/楓(本誌専属) 構成/岩附永子、川口里那

【3】ボアジレ合わせが新鮮なティアードワンピコーデ

ミドル丈ジレ×ほの甘ワンピ『今季ワンピを1枚で着るのはもったいない⁉ ファーやツイードなど秋めきジレをONすると、フェミニンワンピがより華やかに、今っぽく♡ ジレは軽やかなミドル丈が使いやすくて◎。』

こなれ感のあるボア素材のジレでティアードワンピに余裕をプラス。ラフなムードのボアジレをギャザーたっぷりなコットンワンピにはおるだけで、気張らないガーリーカジュアルのできあがり。ベージュとカーキの渋め配色で大人っぽさはキープして。

CanCam2023年10月号より 撮影/倉本侑磨(Pygmy Company) スタイリスト/たなべさおり ヘア&メイク/廣瀬浩介 モデル/楓(本誌専属) 撮影協力/橘 綾花 構成/石黒千晶

【4】こっくりグリーンのニットワンピに黒バッグでキレを

生見愛瑠は…女っぽいのに媚びてない『どんなに忙しくてもいつもさらさらのロングヘアで、肌もすべすべ、爪の先まで常にケアが行き届いているめるる。見た目は女子力たっぷりだけれど、いつだってフラットで、飾らずまっすぐな性格は清々しいほどヘルシー!』

タイトシルエットのニットワンピは今年っぽいグリーンを選んで甘さをOFF。動くたびにちらっと見えるウエスト部分のカッティングが不意打ちでドキッとさせるポイント。バッグは黒で女っぽコーデをピリッと引き締めて。

CanCam2023年10月号より 撮影/SASU TEI(RETUNE REP) スタイリスト/伊藤ミカ ヘア&メイク/MAKI モデル/生見愛瑠(本誌専属) 撮影協力/橘 綾花 構成/佐藤彩花

【5】こっくりベージュのニットワンピでいい女っぽく

dazzlinの“ケープ付きドッキングワンピース”『気温を読むのが難しい季節の変わり目に着映える1枚が手元にあれば…なおかつそれが2wayなら…着るものに悩みがちなこの時期のコーディネートが一気に解決!ガーリー派が絶大な信頼を置くdazzlinで見つけたのは、躍動感のある袖のフリルとピタッと体に沿うようなシルエットのギャップが目をひくワンピース。肌見せ具合、フィット感が絶妙なバランスで、1枚で程よくヘルシーな色気が手に入ります♡ラッフルケープをつけると一気にクラシカルムードに変化するから、同じワンピでもまったく違う印象に変身。シアーな袖付きで、季節ブリッジにもぴったり♪』

ニット見えするワンピ部分は、実はドライタッチのカットソー素材。生地に程よい厚みがあって、体のラインを拾いすぎず、シルエット美人に着こなせます。ケープを外すとデコルテ部分が広めに開いて、より女っぷりが加速。小物はニュアンスカラーでまとめて優しげに。

CanCam2023年10月号より 撮影/SASU TEI(RETUNE REP) スタイリスト/伊藤ミカ ヘア&メイク/MAKI モデル/生見愛瑠(本誌専属)構成/佐藤彩花

【6】オレンジカーデがアクセントのブラウンコーデ

Choc-Brown×ORANGEでこなれ見えするビターカジュアル『オレンジ×ブラウンの秋色配色はチョコ&キャラメルアイスみたいな間違いないマッチング。ほっこりしすぎないように異素材MIXで遊んだり、キャップやスニーカーなどスポーティなアイテムを合わせたりと、辛口にまとめるのがポイント!』

色んなトーンのブラウン&オレンジで表情豊かな着こなしに。ボリュームフレアのワンピは、胸元に渋めなオレンジをINして洒落感UP。さらに鮮やかなオレンジカーデを加えて、色遊びを楽しむのもおしゃれです。

CanCam2023年9月号より 撮影/来家祐介(aosora) スタイリスト/伊藤舞子 ヘア&メイク/MAKI モデル/菜波(本誌専属) 撮影協力/吉岡綾乃、渡邉奈穂 構成/山下 樹

【7】ふんわりブラウンワンピを白小物で軽快に

Choc-Brown×WHITEでキレよくクリーンエレガントに『こっくりブラウンに真っ白アイテムを合わせることで爽やかさと抜け感が生まれ、コーデが凛と引き締まった印象に。黒ほどコントラストがつきすぎずに、ブラウンでさらに深みがある表情になり、白の清潔感も一層際立つ! いつものキレイめスタイルが、より大人っぽい雰囲気に♡』

こっくりブラウンのシアーワンピに白小物をピリッと効かせて抜けよく。ダークブラウンの面積が大きいワンピも、シフォン素材ならふんわり軽やか。目の覚めるような白のバッグとサンダルで、コーデがさらに軽快に!

CanCam2023年9月号より 撮影/来家祐介(aosora) スタイリスト/伊藤舞子 ヘア&メイク/MAKI モデル/新沼凛空(本誌専属) 撮影協力/吉岡綾乃、渡邉奈穂 構成/山下 樹

【8】きれいめカジュアルなブラウンのストライプシャツワンピ

02 今日もまだまだ蒸し暑い…。そんな日本の晩夏を乗り切るには、ブラウンのドラマティックワンピがぴったり。サラッと着るだけで上品にキマって、テクニックいらずなおしゃれが叶う!

レディなダークブラウンに、流れるようなラッフルフリル、色っぽいカシュクール…etc. どこを切り取っても絵になるストライプ柄シャツワンピ。足元はシアーブーツで〝ちょい重め〟にコーデを作ると、秋のはじまりのぴったりな着こなしに。

CanCam2023年9月号より 撮影/倉本侑磨(Pygmy Company) スタイリスト/伊藤舞子 ヘア&メイク/笹本恭平(ilumini.) モデル/生見愛瑠(本誌専属) 撮影協力/渡邉奈穂 構成/石黒千晶

上品さをまとえる「こっくりカラー」で秋はじめ

落ち着いた色味のこっくりカラーのアイテムは、休日だけでなくオフィスコーデにも取り入れやすいおすすめのカラーです。また、デニムなどカジュアルなアイテムを合わせるコーデでも、上品できれいめな印象に仕上がるので試してみて下さいね。