理性とは?男性の理性が飛ぶ瞬間と理性に逆らっても好きになってしまう女性の特徴
恋愛は、相手のことを見定めて付き合うか決める、一見理性的な行動に思えます。ですが、一目惚れなどを例にとってもわかる通り、本能的・直観的に恋に落ちることだってありますよね。そこで今回は、恋愛において重要なのは理性なのか本能なのかを調査してみました。また、男性の理性が吹っ飛んでしまう瞬間や、危険だとわかっていても好きになってしまう人の特徴などもご紹介します。
Contents
理性とは?
まずは「理性」の意味を辞書で確認してみましょう。
理性の意味
理性(りせい)
1.道理によって物事を判断する心の働き。論理的、概念的に思考する能力。
2. 善悪・真偽などを正当に判断し、道徳や義務の意識を自分に与える能力。
3. カント哲学で、広義には先天的能力一般。狭義には悟性・感性から区別され、悟性の概念作用を原理的に統一・制御・体系化する無制約の認識能力。理念の能力。
4. ヘーゲル哲学で、悟性が抽象的思考の能力であるのに対して、弁証法的な具体的思考の能力。
5. 宇宙・人生をつかさどる基本原理。
普段、一般的に使われるのは1の意味ですよね。論理的に思考する能力ということは、本能とは真逆にありそうです。
恋愛において理性的とは?
では恋愛における理性とはどのようなものなのでしょうか。恋愛で理性的な人というと、誠実で浮気をしない人というイメージがありますよね。異性とふたりきりのシチュエーションになっても関係を持とうとしないでいられる人は、理性的と言われます。
恋愛では理性と本能、どちらが大事?
では、恋愛では理性と本能、どちらが大事なのでしょうか? 20~30代の女性400人に聞いてみました。
Q.恋愛において「理性」と「本能」どちらが重要だと思いますか?
理性…52人(13.0%)
どちらかというと理性…133人(33.3%)
どちらかというと本能…153人(38.2%)
本能…62人(15.5%)
理性派・本能派がほぼ同率ですが、若干本能派の人が多いという結果になりました。「どちらかというと」を選んでいる人が多いことから、どちらかだけでは決められないという側面が見えてきますね。
男性の理性が飛ぶ瞬間
では、男性の理性が飛んでしまうのはどのようなときなのでしょうか。
1.ボディタッチされたとき
相手からボディタッチされると、「自分のことが好きなのかな?」と感じてしまうよう。それが頻繁にあればあるほど、理性が保てなくなってしまう男性も多いようです。
2.見つめられたとき
異性から見つめられてドキドキした経験、誰にでもあるのではないでしょうか。キラキラと輝く瞳でじっと見つめられたら、理性を保てる男性は少ないでしょう。
3.いい香りがしたとき
香りは視覚情報よりも本能に働きかけてくることがあります。女性らしい香りをかいた瞬間に理性が飛ぶという男性も多いです。
4.色気を感じたとき
女性からの色気を感じたときに、本能的に「抱きたい!」と思ってしまう男性は多いもの。色気のある女性の前では、必死に理性で感情を抑え込んでいるかも…。
5.甘えられたとき
彼女に甘えられるとたまらなくなるという人も。可愛いくて仕方がなくなり、ついキスしてしまったりなんてこともありそう。
6.お酒に酔ったとき
お酒は判断力を低下させます。そのため、お酒に酔うと普段では考えられないような態度をとってしまうことも。
理性ではやめておいたほうがいいとわかっていても、つい好きになってしまったことってある?
好きという気持ちは止めようと思っても、誰にも止められません。そんな「好きにならない方が良さそうなのに、好きになってしまった」エピソードについて、男性に聞いてみました。
Q.「あんまりこの女性を好きにならないほうがよさそうだ」と頭でわかっていても、つい好きになってしまったことがありますか?
何度もある…18%
1〜2回ある…31%
危険だと思ったら好きにならない…51%
なんと半数近くの方が経験アリ! 頭で分かっていても好きになってしまうようですね。では、どんな時に「あまり好きにならないほうが良さそう」と諦めようとするのでしょうか。
どんな女性だと理性ではやめておいたほうがよさそうと思う?
Q.どんなとき「この人をあんまり好きにならないほうがよさそう…」と危険を感じますか?
1.深く付き合うと人が変わりそう
- 「性格が悪い」「裏表ある」(回答多数)
- 「同性に嫌われている」(36歳・神奈川県)
- 「危険な雰囲気を感じたとき」(37歳・千葉県)
- 「深く付き合うと人が変わりそう」(34歳・埼玉県)
2.誰にでも思わせぶりな態度
- 「自分だけでなく他の人にも思わせぶり」(回答多数)
- 「思わせぶりな態度が多い人」(22歳・愛知県)
- 「誰にでも優しい」(34歳・埼玉県)
- 「誰にでも良い顔して、裏表が激しい」(37歳・群馬県)
- 「ぶりっこが激しい人」(37歳・滋賀県)
3.嘘をつく
- 「嘘つく人」(32歳・福岡県)
- 「約束を守ってくれない」(27歳・愛知県)
- 「言動が演技くさい女性」(21歳・大阪府)
4.お金遣いが荒い
- 「お金遣いが荒い」(回答多数)
- 「外見にかなりお金をかけていること」(35歳・大阪府)
- 「男のことを金づるとしか思っていない」(25歳・埼玉県)
- 「お金遣いが荒い。ブランドものばかりを身に着け、見せびらかしてくる」(24歳・宮城県)
5.感情の波が激しそう
- 「メンタルが不安定」(回答多数)
- 「精神面で問題がありそうな場合」(25歳・東京都)
- 「喜怒哀楽が激しい人」(28歳・兵庫県)
- 「その時の気分や勢いが多く、冷静でない人」(39歳・埼玉県)
6.価値観・性格・趣味が合わない
- 「価値観が違う」(回答多数)
- 「性格が正反対で合わない」(回答多数)
- 「合わなそう」(37歳・栃木県)
7.付き合えない相手
- 「人間関係が複雑になると面倒だし、関係を崩したくない」(回答多数)
- 「他の人の彼女」(回答多数)
- 「既婚者で不倫になる」(回答多数)
- 「自分のことを好きではないとわかっているとき」(24歳・北海道)
8.プライドが高い
- 「性格がキツイ」(回答多数)
- 「気の強い人」(35歳・北海道)
- 「プライドが高そう」(34歳・千葉県)
- 「言葉裏に気遣いを強要する」(35歳・石川県)
9.わがままで面倒
- 「面倒そうな性格」(回答多数)
- 「魅力的だけど、わがままな子」(24歳・京都府)
- 「時間を奪われる」(33歳・北海道)
10.依存体質な人
- 「依存体質の人」(31歳・大阪府)
- 「束縛されるとき」(33歳・神奈川県)
- 「口うるさく事細かにこちらの生活に干渉してきそうな人」(37歳・和歌山県)
恋愛観にもよりますが、束縛をされたり、生活に口を出されたり。依存体質そうな相手には「好きにならないほうが良さそう」と思うようです。「どんな恋愛観を持っているのか」は、相手を見極める上で重要かもしれませんね。
11.主体性がありすぎる/なさすぎる
- 「自分の話ばかりする人」(28歳・京都府)
- 「主体性がないと分かった人」(31歳・大阪府)
自分の話ばかりする相手だと、「付き合っても相手のことを考えなさそう」と思ってしまいそう。一方で、デート先やレストラン選びで「なんでもいい」「好きなものでいい」を連呼されてしまっては、付き合っても受け身ばかりで楽しくなさそうと思ってしまいます。
理性では好きになるのをとめられないのはどういう人?
続いて、危険だとわかっていても好きになってしまうのはどういう人か、実際の体験を聞いてみました。
1.外見が好み
- 「顔がタイプ」(回答多数)
- 「可愛かった」(回答多数)
- 「綺麗な人」(回答多数)
- 「美人」(32歳・兵庫県)
- 「ふんわり系で可愛すぎる」(27歳・愛知県)
- 「セクシーだった」(20歳・千葉県)
やっぱりタイプの女性にはかなわないよう。可愛かったり、綺麗だったり。好みであれば、思わず好きになってしまうそう。
2.優しい
- 「優しい」(39歳・大阪府)
- 「親切に接してくれてた」(35歳・大阪府)
- 「控えめで、思いやりがある」(39歳・埼玉県)
- 「優しい言葉をかけてくれるとき」(27歳・東京都)
- 「フラットに接してくれる」(27歳・京都府)
- 「色々と御世話をしてくれたりふたりきりの時間があったりした」(35歳・徳島県)
心優しい性格だと知ると、「嫌だな」と思う部分が見えなくなってしまうようです。外見だけでなく、内面も重要そうですね。
3.一緒にいるうちに惹かれた
- 「色々な魅力があった人」(28歳・京都府)
- 「理解してくると印象が変わった」(26歳・三重県)
- 「自分にない一面があるので心惹かれる」(37歳・大阪府)
- 「話しているとたまにおもしろいと思う瞬間があって魅かれてしまった」(21歳・大阪府)
面白いと感じたり、自分にない一面があったり。一緒に過ごしていく中で、新たな一面を知り、心惹かれていったという方も。第一印象だけで決めつけず、相手を理解することで「良い面」が見えてくるのかも。
4.相性が良く居心地のよい人
- 「相性の良い人」(39歳・栃木県)
- 「一緒にいて心地よくなってしまう」(37歳・千葉県)
考え方や価値観など、相性が良い相手であれば自然体でいられますよね。自分を飾らなくて良かったり、相手とすれ違うこともないので、「一緒にいて楽」「居心地が良い」と感じてくるようです。
5.その他
- 「昔からの友達」(24歳・北海道)
- 「他の人の彼女」(26歳・香川県)
- 「好きとたくさん言ってくれる」(23歳・大阪府)
- 「不思議でドキドキする」(37歳・京都府)
他の人の彼女など、「頭ではダメ」と分かっている間柄でも恋心を止められないことも。浮気相手でも良いからと、好きになってしまうようです。
危険な人を好きになって後悔した?
Q.危険だとわかりながら好きになって…後悔しましたか?
はい…22%
どちらもある…39%
いいえ…39%
好きになってはいけないと思う相手であっても、「後悔しなかった」が「後悔した」より17ポイント高い結果に! 実際には「好きになって良かった」と思うことが多いようですね。それぞれの理由を聞いてみました。
「後悔した」理由
- 「彼氏がいた」(39歳・大阪府)
- 「振り回された」(24歳・京都府)
「面倒くさかった」(30歳・広島県) - 「ただの八方美人だったから」(35歳・大阪府)
- 「結局付き合うことはできないから」(26歳・香川県)
- 「仲が深まるほど、隠されいた性格が表れてきて好きになれなくなっていった」(21歳・大阪府)
彼氏がいたり、隠されていた本性があらわになったり。結局相手に感情とも振り回された結果、結局付き合うことが出来なかった場合には後悔してしまうようですね。
「どちらもある」理由
- 「上手くいかず、付き合えないから」(回答多数)
- 「後悔したが好きになってしまったら仕方がない」(26歳・福島県)
- 「後で彼氏がいることが分かり、誘いにくくなったこと」(28歳・京都府)
- 「好きになって、行動すると決めたら、責任は自分で負えばよいから」(39歳・埼玉県)
- 「友だちとしてラフに付き合える場合とそうでない場合がある」(37歳・千葉県)
- 「結局、何もしなかったので好きになってあれこれ考えるだけで時間を過ごしてしまったため」(31歳・大阪府)
やはり上手くいかなくて「後悔」するようですが、「その後の関係が友達として上手くいけば後悔しない」「時間を無駄にした」「責任は自分で負う」と、別の要因もあるようですね。
「後悔しなかった」理由
- 「好きなのは変わらない」(回答多数)
- 「人を好きになるという特別な感情を理解できた」(回答多数)
- 「後悔する理由がない」(39歳・大阪府)
- 「特に不利益はなかったから」(26歳・三重県)
- 「付き合えなかったが良い思い出だから」(24歳・北海道)
- 「自分にもまだ女性に興味持てるんだと気付かせてくれた」(37歳・京都府)
「好きな気持ちは変わらない」「人を好きになれた」とポジティブに捉える方も。このように相手を悪く思うのでなく、ひとつの経験として考える方はとても素敵ですよね!
【まとめ】
恋愛では理性的に行動しようとしても本能に従ってしまうこともありますよね。恋に落ちるのは本能的な行動でも、その後の行動は、理性を保たなければならない場所ではきちんと保ちたいものです。理性も本能もバランスを大事にしていきたいですね。
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