「2021年中に入籍完了したら200万円GET!」という父娘バトル真っ只中の、ライター・ルーシーです。渋沢栄一『論語と算盤』が最近の愛読本。あの偉大な渋沢栄一、最後のお子は68歳で授かったそうな。みんな、既成概念なんてぶっ飛ばしていこうね~!婚活日記について、詳しくはこちら「結婚がすべてじゃない時代だからこそ「結婚」してみたい。|彼氏なし歴4年の25歳こじらせライター・ルーシーの婚活日記vol.1」を読んでみてくださいね。
前回は、あらぬマウントバトルに心身ともに疲弊したルーシー。もうこのズタボロの心を「どげんかせんといかん!」ということで、同い年男子とマウントデトックスのショートトリップに出かけてきましたよ。
Pくんは、あざと色男
ルーシーを惑わす同い年の色男……、Pくんは身長約180㎝で細身&田中圭さん似の映画プロデューサー。溢れんばかりの映画・漫画・本に関する知識を持ちながらも、それらを大げさにアピールしてくるようなことのない好青年です。
Pくんとは友人との飲みの場で出会いました。その場で好きな映像作品の話になり、お互いに『ロマンスは別冊付録』という韓ドラが推し!という話題で意気投合。韓ドラと言えば『愛の不時着』か『梨泰院クラス』、『スタートアップ:夢の扉』くらいでしか、初対面の人と盛り上がった経験のないルーシー。『花束みたいな恋をした』主人公・麦&絹の出会いみたいじゃん……。そんなデジャヴ感と共に、確実に印象に残ったPくんなのでした!
マニアックなフランス映画が観たい~!
そんなルーシーは後日、ふとP君を映画に誘ってみることに……。実は、大学生時代に東京国際映画祭のスタッフをしたり、TOHOシネマズでアルバイトをしていたりと映画好きなルーシー。情緒感覚の乏しい人からは“なんか、微妙だった”で済まされそうな、独特なテンポで進む心温まるヒューマンラブストーリーを好みます。コッチ系は映画のプロと観るのが一番!と、P君に提案してみたら軽やかに「OK!」のお返事。
ネットでは「草食系」や「絶食世代」などとの呼び声も高い、ミレ二アル世代の休日とは……。はてさて、どんな感じだったのでしょうか。今回は令和男子のめろキュンデートを“モテポイント”のおさらいと共に振り返ってみようと思います。
【モテポイント①駅までさりげなく迎えに来てくれる】
当日の待ち合わせ場所は逗子にある『CINEMA AMIGO – シネマアミーゴ』。逗子駅から徒歩20分ほどでした。Pくんは自宅からバイクで来るって言ってたし、現地集合でいいや~と思っていたのですが前日には、「ピックしていこうか」と気遣いの連絡。1キュン頂きました…。
【モテポイント②ゆるっとしたデートプランがある】
映画を観終わって、さてどうしようか?となったときも「鎌倉の美味しいケーキ屋さん行く?」とすぐに提案してくれる器用さよ……。“これが俺のデートStyle”という錆びついた型を持ち出されてしまうと甚だ困りますが、「どうしようか~、この辺詳しくないんだよね~」って道端でGoogle先生とにらめっこを始めてしまうのもちょっと風情に欠けますよね。令和モテ男子は、相手に決めさせる余裕を持ちつつも、全体の流れを握る計画力を持ち合わせていました。
【モテポイント③「寒くない?まあ、寒いって言われても何もできないんだけど」】
映画『溺れるナイフ』で小松菜奈さん演じる夏芽が、菅田将暉さん演じるコウとバイクで海沿いを走るラストシーンに強い憧れを持つルーシーにとって、HONDAのバイクの後ろに乗って逗子海岸を横目に風をビュンビュン切って走るひとときは至極。車ドライブとはまた違った刺激に溢れています。
とはいえ、バイクの後ろに乗り慣れている女子というのもこの世の中では少数派なのではないでしょうか。色男Pくんは、過去何人の女性を乗せてきたのかわかりませんが「寒くない?」「怖くない?」と気遣えるところがさすが。
【モテポイント④プロ級の腕前でカクテルが作れる】
カフェでの会話で何気なく「カクテルはグラスホッパーとかティフィンオレンジが好きだなー」と言ったとき、「グラスホッパー作れるよ、うちで」と返したPくん。なんと学生時代の約4年間をバーテンダーとして過ごしていたとのこと。
そのまま海岸沿いの1LDK、Pくんの家にお邪魔することに。こなれた手つきでシェイカーにリキュールとアイスと割りものを注ぎ入れ、キッチンでシャカシャカと振る姿。そりゃコレ嫌いな女子はおらんやろ…。
【モテポイント⑤いきなり寄っても部屋が綺麗】
そして突然の女子の訪問もOKな部屋の片付きっぷりよ…。2歳上兄の、ゲームと漫画が飛び散り、意味わからんカビ臭さ漂う部屋に見慣れていたルーシーはひどく感心してしまいました。と同時に自分の目黒の1Kもしっかり片付けようと心に決めたのでした。
【モテポイント⑥Vaundy『怪獣の花唄』がギターで弾き語れる】
誰かの家ではBGMが欲しくなってしまうルーシーは、最近おすすめされたVaundyをリクエスト! そしてPくんもほろ酔い始めたところで、部屋の片隅にあるギターを取り出しておもむろに『怪獣の花唄』を弾き語り始めたのです。そのギターただのインテリアかと思ってたよ、ごめん(笑)
4歳からピアノを習わされていたものの、和音の上がり下がりがまったく理解できなかったルーシー的に、コード進行で弾けるギタリストさんまじでリスペクト。楽器というものは、ある程度地道に練習することが必要なので、シンプルに凄いですよね。
「あざとモテ」な多趣味男子って好き?
いつかの時代のように、良い女を口説くために良い車に乗って、良いスーツを着て…という時代に比べてみたら、ミレ二アル男子は草食・絶食と判定されてしまうかもしれません。しかし、こんなにも多くの趣味を楽しむPくん。モチベーションの源泉は、大学時代に感じた「女の子にモテたい」という感情だったのだとか。そこでルーシーの女子友に意見を求めてみたところ…
「私は多趣味な男子大好きです〜♡基本的にイマは趣味がある人の方がモテるんじゃないかと、、、」(Rちゃん・23歳/IT)
「今ドキ、珍しいなって思う。私はインドアだから外に連れ出してくれたりしたら良いかもな~。逆に彼女を構わない系の多趣味野郎だったら無理!」(Mちゃん・26歳/SNSマーケティング)
「多趣味男子に出会うのは難しいよ~。こちらが相手の趣味に興味持たないと上手くいかない気がする。元彼をデートに誘ったとき“その日はキャンプ行くから”って断られたのは渋かったなー」(Aちゃん・20歳/不動産)
多趣味な男子は、総合的に得点が高めという結果に。中途半端で何にもなってないっていうのはマイナス印象だけれど、自分ができないことをやっている姿にはグッとくるし、むしろ新たな世界を知りたいという意見も集まりました。一方で、趣味に熱中しすぎるあまり彼女をアウトオブ眼中してしまう方はご用心。そんなときは、お互いに「一緒にやらない?」と趣味をシェアできると仲も深まりそうですよね。
今は男女ともに「好きしか勝たん!」と、自分の好きなことに没頭している人が魅力的に映る時代なのかもしれません。
ミッションリミットまで、残り230日。次回の連載では「婚活には自己分析が肝心?」をお届けします。To be continued……
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