女の友情はハムより薄い！？｜彼氏なし歴4年の25歳こじらせライター・ルーシーの婚活日記vol.12

どうも！「2021年中に入籍完了したら200万円GET！」という父娘バトル真っ只中の、ライター・ルーシーです。婚活日記について、詳しくはこちら「結婚がすべてじゃない時代だからこそ「結婚」してみたい。｜彼氏なし歴4年の25歳こじらせライター・ルーシーの婚活日記vol.1」を読んでみてくださいね。

前回は本命・Rさんに「会いたい」LINEを送ってみたものの、切なく散ったお話でした。今回は、Rさんの元カノとのビックリエピソードをお届けします。

「会いたい」LINEの返信がそっけなくても。｜彼氏なし歴4年の25歳こじらせライター・ルーシーの婚活日記vol.11

CanCam.jp（キャンキャン）

「マウントを取る」人っている

「マウント」とは、動物が相手より自分が優位だとわからせるために、上から覆いかぶさったり、抑えつけたりする行為のこと。動物の一種であるがゆえに、哀しきかな。人間界にもよく見られる光景です。

さて、そもそもルーシーが本命「R」さんに出会った場所は、ベテランキャバ嬢・カオリちゃんが集めた社長との飲み会。その後「実はRさんの元カノだった」と打ち明けられ…。多少驚きましたが、Rさんとの関係も5年前の出来事ということで気にしないことに。

夜職歴10年のカオリちゃんとルーシーは、3年来の知り合いです。彼女は夜職の傍らハーブや、エステなど手広く事業に挑戦するチャレンジャータイプで、定期的に会って互いに情報交換をしていました。今回、会うのは8か月ぶりでしたが、Instagramで近況はなんとなく知っていて。Rさんのこと赤裸々に書いてるの、もしや読まれてる…？と内心キョドりながらも会うことに……

Rさんの元カノとランチ

カオリ：久しぶりだねー！てか、CanCam.jpで連載、ホントすごいね！

（だよね……読んでくれてるよね……）

ルーシー：そ、そそそうなんですよー。カオリちゃんも、Rさんも勝手に登場させちゃって（焦）

カオリ：え、そうなの……？（キョトン顔）

（連載読んでなかったんかーーーーーい）

ルーシー：え、あ、あ、なんかあの飲み会のあと（かくかくしかじか……）。

「女として見られてないんじゃない？」

カオリ：へー、そんな感じだったんだね。でもRくん、つきあってるとき結構束縛されたんだよねー。

田舎の友達が東京に来て、「クラブに連れて行って」って言われたことがあってね。それをカレに言ったら、嫌な顔しながらも「終わって出るとき教えて。秘書に車出させるから」って。わざわざ秘書さんに、家まで車で送ってもらってさー「なんだか、すみません…」って感じだったあー。

（っん？なんだなんだ、この心がカサってする感じ）

ルーシー：ほええー、すごい手厚いですね！独占欲かぁー。なんか…。そういえば、Rさんとつきあってる訳じゃないのに、Rさんの飲み会で彼の友達と知り合って後日「ご飯行こう」って誘われたらNGになった事件はありました。別にアナタの彼女じゃないんだけどなあ…と思いましたけど。

カオリ：あー。「自分のテリトリーで知り合った男性と2人で会って欲しくない」なんて男の人はみんな思うし。当たり前っていうか、深い意味は無いよ。てか、ルーシーちゃんは彼女じゃないんだよね？　Rくん、女としては見てないんじゃない？ビジネス関係っていうか。

（んん？なんかだいぶカオリちゃん顔険しいよ。ここは話をすり替えよう）

ルーシー：確かにー「抱いた女は全員俺の」的な王者思考かもですね（笑）。そういえば、今の彼氏さんとはどうなんですか？

カオリ：あ、ケイスケとはもうすぐ交際1年♡同棲してても、一緒に過ごせば過ごすほど、好きが増すの。私今仕事お休みモードだし、カレと住んでる港区で一人暮らしなんて絶対無理。本当にありがたいんだあ。

カレの仕事も調子良くて。今まで自分は外でガッツリ働くタイプって思ってたんだけど、最近は内でサポートするほうが向いてるって思うんだよね。ケイスケのお嫁さんになるのもいいな。

ルーシー：そ、そそそれは素敵ですね！

彼氏いない歴4年のルーシーはマウントパンチの応酬に、心の中がもやもや……。

・自分はRさんに、束縛されちゃってた♡

・とにかく今の好きピと幸せ♡

マウントにマウントを重ねられ、もうプロレスだったらTKO。首から抑え込まれ、さらに上から覆い被られ寝技でトドメです。カンカンカンカン〜っと響くゴングの音が遠のいていきます。頭はもうクラクラ。今すぐに救急車を呼んでください。

謎の「ごめんね」が余計に怖い

およそ90分のランチが、暗黒の雰囲気で終わった訳なのですが、勝者は彼女で敗者は私。であるにも関わらず、LINEが来て…

ぇええ！？　“見栄”って、私が先にマウント取ったみたいになってたのぉ！？

なにも思ってない元カレなら、むしろサラッと終わらせて欲しかった…。

マウントの正しい対処法は

何気ないコイバナの中にも、小さい火種が見え隠れ……。うまくかわさないと、しょうもないマウント合戦が始まることになるかもしれません。

「彼氏いないのもいいよね、自由で。私、カレから親に会ってって言われてさー、ちょっと面倒くさい」

不正解：えー、プロポーズもまだなのにねー。

正解：彼氏いないのに、婚活200万チャレンジしてる身からすると、羨ましいオブザイヤーww

「彼氏が誕生日に、アー〇ーのネックレスくれて。デザインがちょいタイプじゃないって思ったけど、まあいっかー」

不正解：私シャネルのバングルもらったことあるー。めっちゃ可愛くて今でも使ってる。

正解：代わりにそのアー〇ー、私がつけるよww

マウントを取られたときの防御法は「上から覆い被られてるからこそ、穴を掘って下から逃げる」に尽きるのではないでしょうか。敢えて自分を下げてしまう。『ハリー・ポッターと秘密の部屋』に出てくるドビーになりきって「ワタクシめが…」と言ってみるのも良いかもしれません。いったん感情をフラットにして、心の中で「ウケる！」と片づけることをオススメします。

ミッションリミットまで、残り237日。次回の連載では「令和男子の恋愛観は…」をお届けします。To be continued……

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【ルーシーPROFILE】今年のお正月、父親から「2021年12月31日までに入籍したら200万プレゼント」というミッションを与えられ、日々婚活に奮闘する25歳。フツー体型＆顔面偏差値”中の下”♡　父母兄全員が銀行員でありながら一人だけ突然変異。大学を中退後メディア系の会社を経てフリーランスのライターに。とにかく「書くこと」が好き！25歳の今だからこそ伝えたい、ライフイベントのアレコレを発信します。