ごきげんよう。「2021年中に入籍完了したら200万円GET!」という取り組みにチャレンジ中の、ライター・ルーシーです。ゆるい結婚願望はあるクセに、そもそも恋愛迷子の女子たちこの指止まれ~。婚活日記について、詳しくはこちら「結婚がすべてじゃない時代だからこそ「結婚」してみたい。|彼氏なし歴4年の25歳こじらせライター・ルーシーの婚活日記vol.1」を読んでみてくださいね。
前回は、好きになったら何歳でも関係ない!という「恋愛年齢論争」について自分なりの答えを出してみました。今回は、ハイスぺ経営者・坂本さん(仮名)に夫婦生活のリアルについて取材を決行。いやいや学びは深かった…。
ハイスぺ経営者31歳、妻32歳、息子1歳
ルーシー:坂本さんって、今けっこう忙しそうですよね?
坂本さん:10年間のサラリーマン生活を終えて、起業したばかりだからね~。まあやっとスタートって感じ。東京~大阪の移動が多くて、新幹線がもはや在来線みたい。ルーシーちゃんが新幹線に乗る感覚で飛行機に乗ってるかな。週末だけ家族がいる大阪に戻るけど、平日は東京とか地方を飛び回ってる。
ルーシー:へええ。お子さん小さいし、奥さんも大変そう。
坂本さん:まあね、平日は寂しい思いをさせてるかもしれないけど、専業主婦だし、金銭的サポートはしっかりしてるつもり。妻には自由に使えるプラチナカードを渡しているよ。毎月の引き落としは100万くらいかな~。
ルーシー:ヒィィィ、100万円!?ひと月でそんな額使い切れるものなんですね。
坂本さん:息子に金かけてるっぽいね~。服とか、遊びに行くところとか。まあ、俺も息子は溺愛してるから全然OK。あとは友達とのランチとか美容代とかって言ってたかな。いちいち明細とか見てないから知らないけど。
それに妻は、根っからのお嬢様なんだよ、地方議員で資産家の生まれ。金銭感覚はハイクラス寄りかもね。
ルーシー:いやはや、ハイスぺ夫婦って感じですわ…。夫婦生活って、リアルにどんな感じなんですか?
セックスレスってマジですか?
坂本さん:あ~夫婦生活ね~~~。ラブラブって言うよりは、冷めてる方かも俺が(笑)今は99%仕事頑張らせてって感じではある。
ルーシー:でも、奥さん的には土日しか会えないワケですしね‥‥
坂本さん:そうだね、妻は「シたい」っていう雰囲気出してくるけど、ノリ気になれなくて息子が出来てから丸2年はシてないね。
ルーシー:え!2年間セックスレスってことですか?コレが噂の妻EDか…
坂本さん:平日ドタドタせわしなく仕事して、土日はオフとして大阪に戻るけど、疲れてるしソファーとかでゆっくりYouTubeとか見たいじゃん?そこに、エッチなテンションで近づいてきて首に腕回されても正直「………」ってなるわけよ。理由とか無いよね、気持ちの問題?こればっかりは。
それに、正直言ってさ…
実は妻の○○○がダメで…
ルーシー:えっ?正直、何ですか?
坂本さん:ここだけの話、妻の手料理が引くくらいマズいんだよね。俺が23歳、妻が24歳のときにつきあい始めて7年間の交際のあとに結婚したけど、同棲とかしたことなかったから、手料理なんて数えるほどしか食べたことなくてさ。まさか、毎週のクオリティーがこんな感じだとは、思わなかった。
会食でおいしいものいっぱい食べてるけど、温かい家庭料理の味とかさ、男はぶっちゃけ期待しちゃうワケじゃん?でも、それがマズいとなると、もうなんか「…。いや、エッチどころじゃない」ってなるよ(笑)もちろん、手料理だけが原因じゃないけどね。
妻の手料理、ぶっちゃけ大事?
坂本さん夫婦に、セックスレスの実態について教えてもらったルーシー。はて、「男は胃袋を掴むべき」という世の中の通説が、何だか妙に説得力を帯びてきました。そこで、知人のハイスぺ既婚者たちに、「結婚するときに料理の上手さを重視したか」、「妻の手料理についてどうか」聞いてみました。
(1)大友さん(仮名・46歳・経営者)の場合
「もともと外食が多かったら、結婚するときに手料理がウマいかなんて気にしてなかったんだよね~。ちなみに、14年間レスです。妻は料理がヘタなので、週末に家で作るときは僕が作るんだよね。子どもも“パパのご飯のほうがおいしい”なんて言ってるよ」
(2)武富さん(仮名・39歳・不動産オーナー)の場合
「結婚の条件としては、まったく気にしてなかったね。妻はお世辞でも料理上手とは言えなかったけど、料理教室に通ってもらったのと、おいしいお店に連れて行って“この料理のこういう味付けがいいね”と教えていくうちに上達したよ。当たり前だけど、家庭の食事がおいしいほうが、なるべく家に帰りたいってなるよね、人間だから」
結婚するうえで「料理上手」というのは、十分条件では無いものの、必要条件になる可能性はある。つまり「思いを寄せる男性の胃袋を掴めば確実に結婚できる!」という保証はないけれど、アピールポイントとして効果てきめん、ということは言えるでしょう。
さらに、セックスレスが常態化してしまった場合、夫にいきなりピンクな雰囲気をまとって近づくのは、まるでペーパードライバーに首都高で「運転を代わって」と言うのと同じくらいのインパクトがありそう。料理を通して「これおいしいね」「何か食べたいものある?」と会話が生まれ、コミュニケーションが増えることで、レスの改善に一役買ってくれるなんてことも、あるやもしれません。
「今度食べさせてよ」
尊敬すべきハイスぺ夫婦たちから重要なことを学んだルーシー。普段会食が多く、なかなか会えないRさんと、不意にLINEのやりとりをする中で、たまたま食べていた晩御飯の写真を送ると…
え!このタイミングで!?と言わんばかりにRさんからLINEが届きました。さあ、ルーシーはRさんの胃袋を掴むことができるのでしょうか。
ミッションリミットまで、残り258日。次回の連載では「手料理食べさせてみた」をお届けします。To be continued……