嫉妬深い自分は嫌?妬みの原因や卒業するために意識すべきこと

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喧嘩や別れの原因にもなってしまう嫉妬。できるだけしたくないものですが、意識すればするほど気になってしまう…という人もいるでしょう。嫉妬しないことよりも、したときの対処法や気持ちのコントロール術を知っておくほうが良いかもしれませんね。 今回は、嫉妬深い人の特徴や、ヤキモチをやいてしまったときの対処法などをまとめました。

嫉妬深い人の特徴

まずは男性に「嫉妬深い女性」の特徴を聞いてみました。

1.根に持つ

  • 「他の異性と出かけると怒って、怒ると長くて、しつこくて、根に持たれる…」
  • 「長時間キレ続ける」

2.思い込みが激しい

  • 「“〇〇ちゃんのほうが好きなんでしょ?”と聞かれる。しかも、否定しても“嘘だ”と言われて一方的に攻められる」

3.束縛が激しい

  • 「妬いたあまり、こちらの行動を制限してくる」

嫉妬のあまり疑心暗鬼になってしまったり、相手を束縛してしまったり…どれも異性から嫌がられそうな行動ばかり。嫉妬は恋愛の邪魔になりそうですね。

自分のことを嫉妬深いと思う?

続いて、自分のことを嫉妬深いと思うか、男女に聞いてみました。

Q.自分のことを嫉妬深いと思いますか?

はい  49%
いいえ 51%

自分のことを嫉妬深いと感じている人は49%。約半数という結果になりました。

嫉妬深くなる原因は?

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1.自分に自信がない

自分に自信がない人は、自分の好きな人が誰かに取られるのではないかという不安を常に抱えています。そのため、好きな人が他の人と仲良くしていると危機感を感じヤキモチをやいてしまいがち。

2.独占欲が強い

独占欲が強い人も恋人を自分の所有物のように感じやすいため、ヤキモチをやきやすいです。自分だけで独り占めしたいと考えるため、他の人と仲良くされるのを嫌がる傾向があります。

3.過去に裏切られたトラウマがある

過去に浮気をされたり、嘘をつかれたりした経験があると、そのトラウマからヤキモチをやいてしまうことも。恋人のことを信じられないため、ヤキモチという形で警戒するわけですね。

4.寂しがり屋

寂しがり屋な人も、相手にずっとそばにいてほしいと思うあまりヤキモチをやいてしまうことがあります。相手に素直に甘えられればいいですが、甘えすぎて嫌われないかと心配になり、嫉妬という形になってしまうケースも…。

嫉妬深い自分を嫌になったことはある?

Q.嫉妬深い自分を嫌になったことはありますか?

 

はい 38%
いいえ 62%

嫉妬深い自分が嫌になったことはある人は4割弱とやや少数派となりました。嫉妬の内容にもよりますが、それも個性として受け入れている人が多いようですね。

嫉妬しやすい性格をコントロールするための心理テクニック

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続いて「自分の嫉妬心をコントロールするためのテクニック」について、認定心理士の脇田尚揮さんに伺いました。

1.競わずに自分の価値を認めてあげて

誰かに嫉妬するというのは、その人を所有したいという気持ちの表出だといえます。ただ、嫉妬心は破壊的な感情のひとつで、悲劇を招くことも少なくありません。嫉妬をすると、愛する人だけでなく自分自身も傷つけてしまうことだってあります。ネガティブな感情の渦に巻き込まれないようにしましょう。そのために大切なことは、競争をやめることです。また、それと同時に自分の価値を認めてあげましょう。自分に自信がないからこそ、誰かと比べて自分の価値を知りたくなってしまうのです。自分の軸ができていれば、嫉妬をすることは自ずとなくなるはずです。

2.その嫉妬心、自分を磨く“きっかけ”かも!?

嫉妬心の根源は、自分の大切なものを他の誰かに奪われるのではないか、という気持ちに由来しています。そこで、その不安感を“自分磨き”の原動力に変えていくのが最も建設的です。そして、どんどん魅力的になっていく自分を体感し、彼にアピールしていきましょう。ネガティブなイメージにとらわれず、あなた自身の価値を高めていくことで、いずれ嫉妬心は消えてなくなるでしょう。

3.不安や心配を抱え込まず冷静に彼へ伝える

嫉妬の不安や心配は、自分ひとりで抱え込んでしまうと、心理的にどんどん悪いほうへと妄想が膨らんでしまいます。事実ではありえないことも、勝手に考え込んで彼を責めてしまうことだってあるでしょう。そこで、嫉妬心を自分で感じたら、彼に心配ごとを感情的にならず「冷静に」話して、納得するまで聞いてもらいましょう。そうすることで、嫉妬心の芽を摘み取ることができるはずです。

4.何があっても恋人を「信用する!」と決意する

心から彼のことを愛していれば、たとえ他の女性と話していても、彼を信用することができるはずです。彼を信じられないからこそ嫉妬してしまうのです。そこで、「どんなことがあっても信用する!」と決心してみましょう。心理学には“ピグマリオン効果”というものがあり、これは「期待されるとその通りに人は変わっていく」という理論です。彼を信じていれば、彼もあなたのその信頼に応えられるように変わるはずです。

嫉妬深い自分を卒業するために意識すべきこと

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最後に、嫉妬深い自分をやめたいと思ったときに気を付けたいことについて、男女に聞いてみました。

1.自分で自分の機嫌を取る

  • 「自分ひとりでの楽しみや目標をもって生きること」(22歳・女性)
  • 「他に趣味を作る」(24歳・女性)
  • 「自分の好きなことができる時間を確保する」(29歳・女性)

2.自分に自信を持つ

  • 「自分が何かしら優位になるモノを身につける」(38歳・男性)
  • 「自分が綺麗になるよう努力する」(37歳・女性)

3.比べない

  • 「他人を気にしない」(36歳・男性)
  • 「憧れを持たない」(27歳・男性)
  • 「自分は自分、相手は相手、と割り切る」(21歳・男性)
  • 「視野が狭くならないように心掛けること」(28歳・女性)

4.環境を変える

  • 「健全で穏やかな環境に身を置くこと」(34歳・女性)
  • 「嫉妬の原因から離れる」(34歳・女性)

【まとめ】

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恋人への嫉妬は、相手を好きな気持ちからきていることが多いようです。その気持ちをこじらせず、いい形で相手に伝えられるようになったら、ふたりの関係がもっと良くなりそうですね! また、まずは周りの人と比べることをやめて自己肯定感を上げるための行動を起こすこともおすすめです♡

(アンケート/株式会社クロス・マーケティング QiQUMOにて調査)