新年を気持ちよくスタート!後悔を振り切る心理テクニック

後悔を振り切る心理テクニック


女性

 

せっかくの新年ですから、心機一転、気持ちを切り替えていきましょう。そのために重要なのは、過去の後悔を引きずらないことです。どうしても過去のことが気になるなら、自分の気持ちを刷新するのに役立つ心理学的アプローチを使ってみましょう。 今日はそんな心理テクニックを4つ、ご紹介します。

 

■後悔して悩むと強く心に刻まれてしまう

過去の過ちや失敗を反省するというのは大切なことですが、それをいつまでも後悔し続けるのは避けましょう。なぜなら、いつまでも悩み続けていると、そのネガティブな情報が心に強く刻まれてしまうからです。これを心理学では自己説得効果と呼び、何度も考え込んでいるうちに心の中でその情報が増幅してしまう現象だとされます。もちろんこれはプラスにも作用する心理効果なので、なるべく自分で積極的に行動したポジティブな結果を記憶に残していくようにしましょう。

 

■リラックスすると不安や後悔が消える

後悔や不安をコントロールするのは難しいことですが、そういうときに有効な心理テクニックがあります。精神科医ジョセフ・ウォルビは、人間の精神は2つの矛盾する感情を同時に感じることはできないことを発見しました。そこで後悔の感情と真逆のリラックスの感情に集中して、不安をシャットアウトするように条件づけてみましょう。公開を呼び起こす物事をイメージしたときに、リラックスするという反応を条件づければ、自然とリラックスのスイッチが入り、前向きになれるはずです。

 

■認知のゆがみを少し変えるだけでポジティブに

アメリカの心理学者アーロンベックは、認知療法の創始者だとされます。彼の理論によると、人は成長するにつれ、スキーマという思考の癖の設計図が内面でできあがっていくとされます。そしてこのスキーマ次第では、根拠のない歪んだ考えが頭に浮かぶようになるのです。こうしたもののとらえ方=認知のパターンのゆがみを正すことで、ポジティブになることが可能に。そのために有効なのは、コップに水を半分ほど入れて、もう半分しかないという発想をやめてまだ半分もあるといったトレーニングを、日常の中で実践すること。何事も肯定的に考えれば、次第に後悔から解放されるでしょう。

 

■成功を予言すれば本当に現実化する

何となくこうなりそうと思っていたことが、本当にそうなってしまうことってありますよね。これを心理学においては、予言の自己成就もしくは自己成就予言と言います。人は何かを期待、もしくは予想するだけで、無意識にそのイメージに沿った行動をとってしまい、結果として予言が成就してしまうことが多いのです。そのため、後悔にとらわれていると、また同じ失敗を犯してしまう可能性が高くなってしまうのです。そこで、新年のように何かを始めるときなどは、成功を予言、つまり抱負や目標を自分に宣言するようにしましょう。そして、それが叶った姿を自分でほめてあげてください。きっと予言された通りの自己成就がやってくるはずです。

 

もしも過去にどんなに後悔するようなできごとがあったとしても、そのことをいつまでも悔やむ必要はありません。降りやまぬ雨はないという言葉もあるように、将来振り返ってみると、意外といい側面もあったと感じられるようになることも少なくありません。現状を見るだけで悲しむのをやめて、新しい世界に目を向けることが大切なのです。(脇田尚揮)

脇田尚揮
認定心理士。Ameba公式No.1占い師として雑誌やTVなどに取り上げられ、現在テレビ東京「なないろ日和」にてレギュラーコーナー担当。また、自身が監修したアプリ 「マル見え心理テスト」はTBS 「王様のブランチ」 などでも紹介され、120万DL。著書『生まれた日はすべてを知っている。』(河出 書房新社)。

 

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