■読めそうで読めない!「手繰る」って、読める?
知っている言葉でも、漢字で書かれると読めないもの、あるいは、簡単な漢字で書かれているのに読めないもの、けっこうありますよね。
これまでの「意外と読めない」シリーズでは、「間髪をいれず」、「偶々」、「態々」、「祝言」、「健か」、「湯湯婆」、「不束」、「長閑」、「挙って」、「詳らか」といった、読めそうなのに読めない漢字を出題してきましたが、今回はこちらの漢字です!
「手繰る」って、読める?
読めそうで、読めない……?
さあ、みなさんは分かりますか?
■正解率は、55%!
CanCam世代の女子に読み方を聞いてみた結果がコチラ!
半数以上の人が正解! みなさん、なかなかやりますね……!
「てさぐる」という間違いが多かったのですが、残念ながらそれは「手探る」という漢字になります。
また、「てあやつる」という答えもありましたが、「あやつる」という言葉も漢字で書くと「操る」ですね。惜しい!
では、正解を見てみましょう!
■正解は…コレ!
正解は、コチラです!!
「たぐる」でした!!
「両手で代わる代わる引いて手元へ引き寄せる」(『デジタル大辞泉』より引用)という意味のこの言葉。
綱引きで綱を自分のところに引っ張る、あの動作のことだといえばイメージがつかめるでしょうか。
また、「記憶を手繰る」のように、だんだんと物事を自分のもとにもってくるようなときにも使いますね。
確かに、何かを思い出そうとするときって、綱引きのようにだんだんと記憶を引き寄せるような感覚ですよね!
みなさんも、ここで覚えた漢字の読み方は、記憶を手繰って思い出しながら使ってみてくださいね! (薄井大輔)
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