■あまり交流のない人と距離を詰めるためのテクニック
忘年会シーズンは、普段あまりしゃべらない同僚や、仲がよくも悪くもなかった同級生など、長い付き合いではあるもののそこまで共通の話題がない……という人とのコミュニケーションの機会が増えがち。
そこで今回は、出会ってけっこう経つけどあまり交流のない人と距離を詰める心理テクニックをご紹介いたします。
■共通の敵を見つける
共通の好きなものを見つけるのは難しいことが多い反面、嫌いなものは見つけやすいという人は少なくないのではないでしょうか。
会社の忘年会なら「イヤな上司」、同窓会なら「嫌われ者の教員」など……。話題が悪口ばかりになるのはあまりよくありませんが、共通の敵を見つけることは打ち解けるきっかけになりえます。
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■賛同者を2人以上用意しておく
政界でのかけひきでよく使われるテクニックとして「バンドワゴン効果」というものがあります。
これは、ある選択が「多くの人に受け入れられている」という情報が流れることで、その選択への支持が一層強くなる現象。これは心理学的にも有効で、ある実験によると、意見の通りやすさは賛同者が3人以上から格段に高くなるとされています。
日常会話でこれを利用するためには、「◯◯さんたちともこの間話したんだけど……」といった言い回しをすると自然に取り入れられます。
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■“キャラ変”を受け入れてもらうには
何年か会わないうちに新しい趣味を始めたり、激痩せしたり、反対に激太りしたりして、自分が知っている頃の相手とはイメージががらっと変わっていた、なんてことありますよね。
そんなときは、どう触れていいのかわからないまま、表面的な会話だけで終わらせてしまいがちに。
自分がそうした変化を遂げている自覚があるなら、「自分でも意外なんだけど」「ぜんぜんツッコんでいいんだよ」と、変化に自覚があることを明言しましょう。
そうすると周りの人も話しかけやすく、会話が広がりやすくなるはずです。
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■質問されたら1つ1つ質問し返す
自分の話がしたいとき、自分が話したいことを周りの人に質問として出す、という人は少なくありません。
普段あまり会話をしない相手だと、どの質問がそうかはなかなかわからないと思うので、投げかけられた質問には答えたあとに必ず質問をし返すようにしておきましょう。
自分がそういう風に受け答えしていれば、相手もこちらの意図を汲んでくれようとする姿勢が見えるようになるかと思います。
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「あんまり喋ったことないし、何話そう……」とあなたが感じているとき、往々にして相手も同じように考えている場合が多いでしょう。気まずさは「そんなことない」フリをしようとするから生まれるのです。
いちばん大事なのは、「そんなに親しくしてこなかったけど、今はあなたの話を聞きたいと思っているよ」という姿勢を見せることなのかもしれません。
(ライター:脇田尚揮)
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