タイプ別!付き合っていくのが難しい彼とうまくいく方法とは?

付き合っていくのが難しい彼とうまくいく方法は?

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どんなに好きな相手でも、性格的・資質的に難があると付き合いを続けるのは難しいですよね。なるべくならイライラせずに上手くやっていきたいところ。でも、そのためには考え方・受け止め方を工夫する必要があります。そこで今回は「付き合っていくのが難しい彼とうまくいく方法」をご紹介いたします。

■束縛が激しい恋人には

自分のことを愛してくれるのは嬉しいけど、束縛が激し過ぎるのは問題ですよね。何をするにも束縛されたらイライラしても仕方ないと言えます。しかし、その原因はあなた自身と相手との“愛着行動”の違いにあるのかもしれません。恋人はあなたの心変わりを心配して、常に一緒にいたい“不安愛着型”の可能性も考えられます。そんな恋人に安心感を与えるために、信頼される努力をしてみましょう。その上で距離感について話し合う機会を設ければ、お互いの適度な距離感が見えてくるはずです。

■リードしてくれない恋人には

付き合っていくのが難しいと感じる原因のひとつとして、恋人が優柔不断でリードしてくれないというものも挙げられると思います。しかし、その怒りの根底にあるのは、あなた自身の理想の高さにあるのかもしれません。相手に対する“心理的なハードル”が高ければ高いほど、期待値も大きくなりイライラが募ってしまうのです。その対処法としては、デートプランなどをふたりで話し合って決めることが重要。自分もプランニングに加わることで怒りが分散されるはずです。

■かまってくれない恋人には

付き合っている相手が、かまってくれなかったり会話が少ないと寂しくて不満がつのってしまうもの。でもそれは、あなた自身の(相手に対してかける)時間がたくさんあると言い換えることもできます。心理学者エリック・ジョンソンの理論からすると、いったん意識を恋人だけでなく周囲へと向けるようにすることで、解消される場合も少なくありません。自分の時間を大切にできれば、あなた自身も心理的に安定して寂しさを感じることも少なくなるでしょう。

■“オレ様”でワガママな恋人には

どんなに好きな人でも、“オレ様”的にものを言われたりワガママな振る舞いをされるとイラっとすることもありますよね。でも考え方を変えてみると、相手は自分に自信がないから偉そうにするのかもしれません。そこで、相手の自尊感情をうまくくすぐることで、自分の意見を通す“アサーション技法”を実践してみましょう。そのためには、あなた自身が一歩引いて立てることが大切です。立てているようで、上手に相手を転がせるようになれれば、可愛く感じられるはず。

終わりに

よく言われることですが、他人と過去を変えることはできません。変えられるのは自分と未来だけです。いかに恋人と言えど、相手を思い通りにはできないということをまず理解しておきましょう。その上で、どんな風に相手のイヤな面を受け止めるかに着目しましょう。もちろん、あまりに度を越しているなら別れを考える必要もありますが、もしかするとあなたの考え方ひとつで、上手くやっていく道も見つかるかもしれません。(脇田尚揮)

脇田尚揮
認定心理士。Ameba公式No.1占い師として雑誌やTVなどに取り上げられ、テレビ東京「なないろ日和」にてレギュラーコーナー担当。また、自身が監修したアプリ 「マル見え心理テスト」はTBS 「王様のブランチ」 などでも紹介され、120万DL。著書『生まれた日はすべてを知っている。』(河出書房新社)。