今すぐやめて!年齢以上に「老ける」習慣、ついやってしまうアノ行為5つ

福田千晶先生_

医学博士 福田千晶先生

ウーマンウェルネス研究会
「ウェルラボ」

 

前傾姿勢でスマホを見てると、“あごのたるみ”の原因に

スマホを見ているとき、前傾姿勢になっていませんか? 電車などでスマホをいじっている方の多くが、前傾姿勢になっていると思います。この無意識の習慣化によって、「体幹の筋力が衰えやすく、あごの周囲のたるみの原因になる」と、福田先生。また、何時間も画面とにらめっこしていると、眼精疲労の結果、目元にはくすみとクマも……。目周りの皮膚は特に薄いので、シワになりやすいパーツ。若いからといって油断は禁物です。

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同じ時間に起床就寝で、いつまでも若々しい体づくりを

“睡眠の黄金タイム(22時~2時)”には就寝していたほうがいいと言われることもありますが、福田先生いわく、「この時間には諸説あります。大事なのは、毎日、同じぐらいの時間に寝て、起きること。これも老化予防にとって大切な生活習慣のひとつです」。眠る直前までスマホ、テレビ、パソコンの画面を見ていると寝つきが悪くなるので、質のよい睡眠のためにも寝る前はできるだけ控えましょう。

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遅い時間の夕食は、肥満プラス血管の老化原因にも

仕事が忙しいなどの理由で、食事時間が決まっていない人も多いはず。不規則な就寝と同様に、これも健康にとってはあまり好ましくありません。しかも、夜遅い時間にご飯を食べることが多い人は、肥満や血管の老化原因になるので、老化を促してしまうことも。そして、「健康にいいからとひとつの食材だけにこだわず、バランスよく摂取すること」と、福田先生。

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冷えは女性の大敵!血行不良も老化を加速させます

「冷え性」の自覚があるのに、その場しのぎの対応だけで、冷え性改善のための対策を行っていない人も、老化の危険が。「体が冷えたままでいると、全身の血行が悪くなり、体のすみずみまで酸素や栄養分も届かず、老化の原因になります」(福田先生)。せっかく美容と健康のためにと摂取した栄養たっぷりの食事も、冷えた体では台なしに。これから寒くなる季節は、体を温める食事や夜はしっかり湯船につかるなど、毎日しっかり温活を。

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喫煙は“全身の老化”に。二次喫煙にも注意を

血管を弱くしたり、がんや肺炎の要因となるタバコ。「家族の喫煙(二次喫煙や三次喫煙)は、一緒にいる時間や室内の広さなどで体への影響は異なりますが、本人の喫煙は血管に傷をつけて血管を老化させるので、全身の老化原因に」と、福田先生。ヘビースモーカーは、特に要注意です。

 

他にも、「極端に乾燥した空間」や「化粧を落とさずに寝る」ことで、肌老化の原因になることも。若いから大丈夫!と思っていても、悪習慣が続けば、年齢以上に老けてしまうことはあります。今回挙げた5つがひとつでも当てはまった人は、生活を見直すチャンスです。(さとうのりこ)

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