グルテンフリーで低GI!心もカラダも喜ぶ激うまスパイスカレー【濱 正悟の思い出カレーvol.4】

『HIRAKU』|#うるとらかれーらばー濱正悟のカレー手帖 第128回

濱くんがプライベートで行って読者に紹介したいと思ったカレーをピックアップ!

最後は名店、代々木上原の『ハルダモンカレー』プロデュースの、目黒にある『SPICECURRY KERAKU』へ。グルテンフリー、低GI、野菜いっぱいでスパイスもたくさん使ってヘルシーな上に、カレー通もうなるほどのおいしいカレーを週替わりのメニューで提供!何度行っても飽きない絶品カレーが満載のお店です。


ハシゴカレー〆の三軒目は目黒へ。

お邪魔させてもらったのは1週間ほど前に2周年を迎えた『SPICECURRY KERAKU』さん。かわいくてシュールな赤唐辛子の看板が目印。いつもお世話になっているチーフマネージャーさんに薦められて、今年に入って初めて友人と訪れたお店。ちなみに“ケラク”とは、仏教の言葉で煩悩を超越した快楽という意味。この日は快楽続きでございました〜。

私、やっぱりあいがけが大好きでして。スパイスカレー屋が増え続ける昨今、オリジナルな存在感が強いカレーは心に残るわけで。ここにくると、こんな発想があったかと思わされる独創的なカレーの数々と出逢えます。特に以前頂いた、イカスミグリーンカレーの衝撃が忘れられない。週替わりなので神出鬼没ですが…とはいえ、メニューに変動のあるカレー屋さんは結構ワクワクします。SNSでメニューをチェックしてから向かうとモチベーションが高ぶります。この度も個性爆発なラインナップだ。

早速。トマトバターチキンと黒タン塩レモンキーマのあいがけ。今回はあえて、いつもならあんまり選ばなさそうなシンプルなカレーにしてみました。トッピングはドクター納豆。凄いボリューム。惑星のような、国のような、いや島かな?ともあれ、なんという画力。そしてここで、あることに気づいたのだった。

入店してすぐのテーブル席の奥にあるチョークアートの絵をみてカメラマンの花村さんと、なんかこの絵みたことあるような…と話していたところ、店長のジャンホさんが話しかけてくれた。なんと本連載で2年ちょっと前にお邪魔させて頂いた『ハルダモンカレー』出身の方で、KERAKUはハルダモンプロデュースのお店だったのだ。そしてその時に、とりあえずチキンカレーお姉さんと私、まさかの一緒に写真を撮っていたのである。なんという巡り合わせ。思い返せば、カレーのスタイル、そびえたつウズラのたまご、メニューの雰囲気など、ハルダモンカレーを彷彿とさせる。うれし驚きな再会です。

ということで気合を入れて、食前の眼鏡外し。

スプーンの形にも個性が。ジャンホさんに聞いてみると、「いろんな形を使ってみて、いちばんよかった」とのこと。端っこまでしっかりとすくえそうだ。

恒例の記念撮影。
トマトの酸味、ハーブのフレッシュ感、バターのマイルドなコク。スパイスはしっかり効いているものの辛さはほとんどない新感覚のチキンカレー。濃厚なカレーなので、細かく刻まれたきゅうりと共に頂くとさっぱりシャキシャキでおいしい。
焼肉屋『らいもん』の和牛黒タンをたっぷり贅沢に使ったキーマは粗挽きで肉肉しい。甘み、旨みの中にほろ苦さも感じるオトナなお味。刻み青ネギ、ニラ牛蒡も合わさって和が加速する。
お優しい風味のダルカレー、玉ねぎのアチャール、スパイスに漬け込んだ大根のポリヤル、ココナッツとターメリックで炒めたキャベツなど、食べ進めていく上でどんどん混ぜていきながら味の変化を楽しむのもあいがけのお楽しみ。

ドクター感のある納豆。ゴマ、大葉、赤玉ねぎ、茗荷、ケシ、麻、ウコンクミン麹など、盛り沢山な配合。これはヘルシーだなあ。ちなみにカレーは全てグルテンフリーとのこと。健康的な快楽は魅力的だよねえ。

これ、たっぷりと乗せても落ちないよ。お米はインディカ米とジャポニカ米のミックスとのこと。シンプルながらそれぞれにしっかりと個性が開花していた。

そういえば、メニューと一緒にウズラのたまご占いという紙があった。食べたタイミングでその人の性格がわかるらしい。私が食べたのは途中。読んでみると、うーん、、結構当たっているかもしれない。果たしてどんな結果だったのか。皆様も是非やってみると更に面白い時間が過ごせるはず。
あのカレーああだったな〜、あのトッピングこうだったね〜なんて、胃袋と、友達と一緒に消化しながら帰路につきたいカレー。
個人的には、何か閃きたいときにきて、KERAKUのカレーの自由さに触発されたい。

ということで、“うるとらかれーらばーが久しぶりに食べたくなったシリ〜ズ〜” いかがでしたでしょうか?お付き合いありがとうございました。食べに行った際は #うるとらかれーらばー で感想お待ちしております。

また会う日まで、つづく。

<SHOP INFO>
SPICECURRY KERAKU
住所 東京都品川区上大崎3-3-1 坂上ビルB1F
営業時間 平日:11:00~15:00、18:00〜21:00/土日祝日:11:00~17:00
定休日 なし
MEMO トマトバターチキンカレー¥1,100、黒タン塩レモンキーマのあいがけ+¥500、ドクター納豆のトッピング¥200(以上、すべて税込み価格)※カレーのメニューは定期的に変わるので、事前にSNS等をチェック!
濱 正悟
1994年8月22日生まれ(27歳)東京都出身。GirlsAward×avex『BoysAward Audition』で特別賞を受賞しデビュー。主な出演作に、ドラマ『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』、 『恋せぬふたり』  、映画『酔うと化け物になる父がつらい』、『ナポレオンと私』など。現在、映画『IDOL NEVER DiES』、映画『辻占恋慕』が公開中。また民放連ドラ初主演を務めたドラマ『何かおかしい』(テレビ東京ほか/毎週火曜24:30〜)が現在放送中。
撮影/花村克彦 モデル・スタイリング/濱 正悟 構成/田中絵理子

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