束縛とはどこから?うんざりする行動例やする人の心理、診断まで!

束縛確定だと思う行動とする人の心理

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「束縛されるのは嫌!」と思っていたけれど、彼のことが好きすぎてつい色々言ってしまう。これって束縛…? なんて不安に思った経験、ありませんか? 愛が大きすぎると知らず知らずのうちに束縛に走ってしまうことも。一方で、彼からの束縛が強くて生活がしんどくなってきたなんて方もいらっしゃるのではないでしょうか? 今回は束縛する人の心理やうんざりされてしまう行動例、嫉妬心から卒業する方法をまとめました!

恋人からの束縛ってどう思う?

情報提供元/株式会社ネクストレベル

【男性】

少しの束縛なら許せる…44.6%

少しの束縛なら嬉しい…21.4%

嫌だけど許容できる…12.5%

嫌だから本当にやめて欲しい…12.5%

【女性】

少しの束縛なら許せる…33.3%

少しの束縛なら嬉しい…30.4%

嫌だから本当にやめて欲しい…14.0%

まったく束縛されないと悲しい…11.8%

男性は少しの束縛であれば、多少嫌でも許してくれるようです。女性の場合は、少しなら束縛をされると嬉しいと感じたり、束縛をされないことに悲しさを感じることも。束縛=愛されている証拠のように感じている人もいることが見て取れますね。ただし男女ともに、束縛は絶対に嫌だという人も4人に1人はいるので、相手の性格を見極めないと危険そうです。

束縛しちゃう心理

1.愛されている自信がない

彼に愛されている自信がない女子は、彼からの愛情を確認したくて束縛に走ってしまうパターンも多いです。このケースでは「私のこと、好き?」と彼に直接的に聞く女子も多く「好きだよ」と言ってもらっても、まだ満たされない場合には、彼が束縛にどのくらい耐えるのかを見て、愛情を確かめようとしがちでしょう。

2.過去の恋人に浮気をされているトラウマがある

過去の恋人に浮気をされたトラウマから抜け出せていない女子も、彼氏を束縛しがちです。「新しい彼氏に、また浮気されたらどうしよう……」の不安感が、束縛という行動に出てしまうことも。

3.自分に自信がない

自分の容姿や能力などにコンプレックスがあって「自信がない」と感じている女子も、彼氏を束縛しがちです。特に「私は全然イケてないのに、あんなに素敵な彼氏ができるなんてあるわけない。もしかしたら、遊ばれているのかも」と不安が強くなると、その不安を払拭しようとして束縛をしやすいでしょう。

4.「彼氏ならこうあるべき」の考えが強い

「彼氏だったら、彼女にはこれをするべき」の考えが強い女子は、彼が自分が思ったとおりの行動をしてくれないときに、彼をコントロールしたくて束縛をする場合も。「彼氏なのに、なんでLINEしてくれないの!」などの不満を、束縛することで改善させて、満たそうとします。

5.捨てられたくない

彼氏のことが好きすぎて「絶対に別れたくない」「捨てられたくない」などの気持ちが強くなってしまうと、束縛することで安心感を得ようとしがちです。実際には、束縛すればするほど逆効果になるケースも多いのですが……。

束縛とは。うんざりさせる行動例をチェック!

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1.報告させる

「こまめに連絡しないと怒る」(21歳・学生)
「何度もLINEをしてくる」(27歳・アルバイト)
「LINEなどでいちいち即座に返信する」(28歳・会社員)
「スケジュールを逐一報告させる」(25歳・アルバイト)
「行き先を必ず教える」(26歳・会社員)
「誰といるのか写真を送ってと言う」(22歳・会社員)
「誰と会っているかの連絡」(26歳・会社員)

大好きな彼&彼女が何をしているか気になってしまうもの。ただ、義務として報告させるのは話が別ですよね。あまりにもこまめな連絡を求めるようだと、もはやそれは仕事の勤怠チェック。プライベートなのにのびのび楽しめないのは辛いものがあります。

2.スマホをチェックする

「スマホをチェックされる」(回答多数)
「携帯電話を見せろと強要する」(回答多数)
「LINEの会話を見せること」(24歳・会社員)
「携帯を勝手にみる」(23歳・会社員)
「付き合う友達を制限。LINEをこまめにチェックされる」(21歳・会社員)

個人情報がぎっしり詰まっているスマートフォン。メッセージアプリやメールはもちろん、写真フォルダや検索履歴など、自分の中だけでとどめておきたいものって沢山ありますよね。お互いが納得しているなら良いけれど、そうでない場合は干渉しすぎといえそう。

3.人との関わりを制限する

「異性と遊ぶの禁止」(回答多数)
「異性の人と関わらないようにと言う」(27歳・会社員)
「異性の連絡先を消されたとき」(26歳・会社員)
「男性と話してはいけない」(25歳・会社員)
「彼氏以外との予定を制限する(誰に会って良い、ダメなど)」(28歳・会社員)

人間関係を制限する/されるのは束縛! という声も多数。「彼・彼女が異性と出かけるのはOKかNGか」は意見が分かれるところですが、どちらにせよあまりにも厳しいものは一般的に束縛と捉えられそう。特に“男性と話してはいけない”などは、日常生活にかなり不便が生じますよね。

4.行動を把握したがる

「GPSで行動を把握する」(25歳・アルバイト)
「GPSをつけたり、アプリを入れる」(27歳・会社員)
「どこで何をしてるかなど全てを把握したがる」(23歳・学生)
「行動を把握する」(27歳・アルバイト)

何かあったときにGPSは役に立つかもしれないけれど、基本的には行動を監視されている感が拭えないように感じるのは私だけではないはず。お互いが了承した上でふたりともアプリを入れている、という場合は話が別ですが、自分はGPSを公開しないのに彼・彼女の位置情報だけ把握しようとする、なんてことがあったら束縛どころか浮気を疑った方がよさそうです。

5.行動を制限する

「プライベートな行動を制限すること」(29歳・会社員)
「コンサートに行かせてくれない」(22歳・学生)
「外出の制限」(24歳・アルバイト)
「行きたいところに行けない」(26歳・会社員)
「出かけないでと言う」(29歳・会社員)

③「人との関わりを制限する」と似ているところもありますが、行動を制限することも束縛の特徴のよう。特に今回のアンケートでは「コンサートに行かせてくれない」という回答がありました。異性のアイドルやアーティストを好きな場合、恋人が行かせてくれないケースもあるよう。自分の趣味や生きがいは自由に楽しませてほしいですよね。

6.その他

「仕事の人間関係や友人のことを詳しく聞いてくる」(27歳・アルバイト)
「自分の交友関係に口出しされる」(28歳・会社員)
「相手が言いたくないことまで暴こうとする」(23歳・公務員)

その他、上記のような声が集まりました。

束縛・嫉妬心から卒業するには

1.やきもちを焼くことのデメリットを知る

嫉妬心は負の感情であるため、それだけでエネルギーを消費します。また怒りの感情から相手に攻撃的になることもあります。嫉妬したせいで相手との人間関係が壊れてしまうなんて悲しいと思えれば、嫉妬もあまりしなくなるかも!?

2.自分自身と身近な異性とを比べない

自分と誰かを比べることから解放されれば、焼きもちを妬くことは自然となくなっていくそう。他人にはその人のいいところがあるように、自分は自分だけの魅力があります。何より今付き合っているのはあなたです! このことを理解し、他人と比べることをやめるようにすると自然と嫉妬心も落ち着いていくんだとか。

3.やきもちのエネルギーを昇華させる

嫉妬をしないようにするのは難しいかもしれません。相手が好きだからこそ嫉妬の感情が湧き出てくるのは自然なことです。ただし、その感情を相手や自分を責める方向に向けると問題が起こってしまいます。自分を高める努力をするなどエネルギーを昇華させると、嫉妬もパワーに変えられますよ。

4.他のことに熱中する

彼に嫉妬してしまうのなら、一旦そのことを考えないでいいように、好きなことをするのもありです。ゲームをしたり本を読んだりして気を紛らわせてみては?

5.自分磨きに精を出す

嫉妬したときに、他の女性に負けないように自分磨きに精を出すという女性も多いようです。美容に力を入れてみたり、料理の勉強をしたりして、彼を誰にもとられないようにすれば自信もつきそうですよね。

6.自己評価を高める

そもそも嫉妬は、自分が誰か他人よりも劣っているかもしれないという心理から始まります。自己評価が低い人ほどその感情に囚われてしまいやすいんです! なので、何より大切なのは自分自身を好きになって自信をつけること。すぐには難しくても自分と向き合っているうちに自分の中のポジティブポイントが見つかるかも!

7.嫉妬は自然なことと知る

こちらはそもそも嫉妬することは自然なことなので、変に意識して悪いことだと決めつけずできるだけネガティブに捉えないようにしようという心理テクニックです。「好きな人関係で嫉妬するのは当たり前のことだから」と、嫉妬心をうまくコントロールできるようになれば気持ちが楽になるかも!

8.自立する

彼氏に対する執着心が強いと、「彼氏を失ったら自分には何もなくなる」という不安が出てきてしまいます。そんな風に執着しないためにも、経済的・社会的・精神的に自立することも重要です。自分はひとりでも生きていけると思えたら、「もし彼が……」などとは考えなくてよくなります。

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【まとめ】

相手の行動や人間関係を制限する“束縛”。自分は束縛をしてしまうタイプかも!? という方は、相手が束縛を好むタイプなのか嫌うタイプなのか見極めることも重要になりそう。一方で、恋人の束縛がきつすぎて耐えられないという方は腹を決めて一度話し合ってみるのも良さそうです。