ホワイトデーに食事デートに誘われたら脈あり?男性心理や本音を探るポイント

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気になる相手からホワイトデーに食事デートに誘われたら、なんだかドキッとしますよね。これは脈あり?それともたまたま?と戸惑ってしまう人も多いかもしれません。今回は、ホワイトデーに食事に誘うのは脈ありかどうか、男性に調査本音を探るポイントをまとめました。

ホワイトデーに食事に誘うのは脈あり?

Q.ホワイトデーに食事に誘うのは脈ありですか?

脈あり…64.5%
脈なし…35.5%

20~30代男性200名に、ホワイトデーに食事に誘うのは脈ありか聞いたところ、6割以上の男性が脈ありと回答。無意識に誘っている人もいるかもしれませんが、基本的に脈あり率が高そうです♡ 具体的な理由も聞いてみました。

ホワイトデーに食事に誘うのは脈あり派の意見

  • 「脈なしならそもそも相手のために予定を作ったり、時間を作ったりしようとは思わない」(24歳)
  • 「脈がないのに特別な日に誘うのは紛らわしいから。脈がないならその日は避けるのが配慮だと思う」(30歳)
  • 「バレンタインデーのお返しだと思うから」(32歳)
  • 「特別な日に誘うため」(25歳)

ホワイトデーに食事に誘うのは脈なし派の意見

  • 「食事に誰かを誘うのはよくあることだから」(24歳)
  • 「ご飯行くだけで好意あると位置づけるのは無理があるから」(26歳)

付き合ってなくても食事に誘う男性心理

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続いて、ホワイトデーに限らず、付き合っていない女性をふたりでのご飯に誘う理由を、男性に聞いてみました。

1.食事くらい男女問わず一緒に楽しみたい

  • 「食事ぐらい普通に一緒に行く」(回答多数)
  • 「友達だから」「男友達ふたりの時と変わらない」(回答多数)

「友達だから男女関係なく食事に誘って当たり前」という意見が多く見受けられました。また、どこかに出かけるのは抵抗があっても、食事くらいなら気軽に誘えるといった意見も多くありました。

2.一緒にいて楽しいから

  • 「しゃべりたいから」「一緒にいて楽しいから」(回答多数)
  • 「女性と話すのは、楽しく学ぶことがあるから」(39歳)

 先ほどの「友達だから」という回答にも共通しますが、恋愛対象でなくても「男友達と遜色ないようなめちゃくちゃ仲の良い女友達」なら食事に誘うという意見も。

3.仕事仲間だから

  • 「バイト終わりに行く」(回答多数)
  • 「仕事仲間だから」(36歳)

同じ職場だと、終業時間まで一緒に働いていた人とそのままご飯に一緒に行くというような流れはよくあることなのかもしれませんね。

4.お互い彼氏・彼女がいなかったから

  • 「誰とも付き合っていなければ異性とでも行く」(回答多数)

お互いに恋愛感情がなくても周りの人の誤解を招いて後で面倒なことになるようなケースもありますよね。男女で食事するような仲の良さであってもお互いの恋愛事情を配慮する人もいるようです。

5.仲良くなりたい

  • 「いい感じになりたいから」(36歳)
  • 「好意があったから」(39歳)

食事の場はお互いの仲を深めるきっかけになります。恋愛感情ではないけれど、純粋に仲良くなりたいという想いや、これから恋愛感情に発展しそうという想いから誘う場合もあるようです。

6.男同士で行きにくい場所に行きたいから

  • 「気になるカフェに行きたいから」(36歳)
  • 「甘いものを食べたい」(39歳)

男同士で行きにくい場所に行きたいがために、女性を誘うケースもあるようです。

7.さみしがり屋

  • 「寂しいから」(回答多数)
  • 「ひとりで食事は楽しくない」(39歳)

ごはんも買い物もひとりはイヤ、というさみしがり屋の男性である可能性もあります。「今日ひま?何してる?」という急な誘いが頻繁にくる場合、その可能性が高いかもしれません。

男性からふたりで食事に誘われても脈なしなこともある!?

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会話の中で男性から「今度ご飯でも」と言われたら、脈ありかな?とドキドキする人もいると思いますが、実は社交辞令なことも結構あるようです…。続いて、社交辞令として「今度ごはんでも」を使う方は、どのような意図を持って使っているのか、聞いてみました。

1.別れの挨拶がわり

  • 「お別れの時にとっさに出てしまう」(23歳)
  • 「別れる時になんて言っていいか分からないから」(21歳)
  • 「その場を切り抜けるため」(24歳)
  • 「話を切り上げられるから」(27歳)

「今度ごはんでも」と言うと、なんとなく会話の終了を感じることもあるのではないでしょうか。何か一仕事終わったときは「お疲れ様でした」が使えますが、そこまで何もしてないな、というときは会話の切り上げ方に迷ってしまいますよね。「それじゃ、また!」のような歯切れがよくかつ明るい言葉として重宝されているようです。

2.場の空気を和らげるため

  • 「その場の雰囲気を考えて」(29歳)
  • 「その場を和やかにするため」(29歳)
  • 「言うと和む」(29歳)

“同じ釜の飯を食う“という言葉があるように、ご飯に行く=距離が縮まるという印象は多くの人が持っているはず。そんな共通感覚が、「今度ごはんでも」という言葉を和ませる言葉として機能させているのかもしれませんね。

3.仕事や人間関係の一環

  • 「仕事上の付き合いで言ったことがある」(29歳)
  • 「運良ければ契約を取れるかもしれないと思ったから」(29歳)
  • 「とりあえずマナーとしてまた機会があれば程度言う。気があれば具体的な日にちも伝える」(28歳)

仕事仲間や取引先の方と食事に行くケースはよくありますよね。具体的な日にちを決めようとするのかどうかで、相手に行く気があるのかがわかる、という意見もありました。

4.良好な関係を築くため

  • 「その人と仲良くなりたいと伝えたい、わかってもらいたいから」(20歳)
  • 「次に繋げるため」(27歳)
  • 「またお会いできたらという思いで」(26歳)
  • 「とっつきやすい印象になるから」(28歳)

一度きりの関係で終わってしまうかもと思うより、また次会うことがあるかもと思うほうが好印象を持ちやすいという方も多いのではないでしょうか。プライベートな面を少し見せることで、人間味を感じてもらおうというねらいもあるようです。

男性にご飯に誘われたときの好印象な返事のポイント

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続いて、男性からご飯に誘われた時、どんな風に返事をすると好印象なのか、20代男性100人に聞いてみました。

1.「行きたい!」と前向きな返事

  • 「行きたいと即答する」(21歳)
  • 「行きたい!のような前向きな返事なら嬉しい」(29歳)

2.お店や日程の提案をする

  • 「いこー!いつにするー?楽しみにしてる!」(28歳)
  • 「どこに行きたいか提案してくれる」(28歳)
  • 「行きたいとかで終わらずに、いつ頃やどんなお店がいいかなど具体的な提案がくる」(27歳)

3.嬉しそう

  • 「嬉しそうにオーケーしてくれる」(26歳)
  • 「喜んでくれている様な反応なら嬉しい」(28歳)

4.感謝する

  • 「ありがとう!」(28歳)
  • 「誘ったことを感謝してくれる」(22歳)

これらの意見をまとめると、まず喜んでいる姿を見せ、誘ってくれたことに感謝して「行きたい!」と即答。その後、いつが空いているか、どこに行きたいかを提案できれば最高ですね。

相手から誘われたときの本心を探るチェックポイント

最後に、LINEで食事に誘われたときの「相手の本心を探るチェックポイント」について、認定心理士の脇田尚揮さんに伺いました。

1.他に誰か呼んでいるかどうか

ふたりきりで食事や飲みに行くというのは、意外とハードルが高いもの。相手とあなたの距離感によって、誘い方も大きく変わってきます。まずはふたりだけなのか他に誰かいるのかという点に注目しましょう。向こうからLINEで人数に触れてこないようなら、ほぼふたりだと考えられます。

逆に、誰が来るかを伝えてくる場合は、純粋な誘いと取れます。また、LINEが馴れ馴れしいか、形式ばっているかも判断のポイント。馴れ馴れしいようなら“下心あり”の可能性が高いです。心理学の観点から見ると、精神的な距離の近さは身体的な距離の近さと合致しており、相手が馴れ馴れしく接してくるときは、あなたに近づきたいという気持ちが潜んでいるのです。

2.場所を事前に予約しているか

LINEでのお誘いから相手の本心を探る上で見るべき点は、“予約の有無”と“場所”だといえます。もしも相手に下心があるのなら、予約がなされている場合が多いといえます。なぜなら、その後の展開も意図しているからです。ホテル街のバーやバルを予約してあるなら、あなたにモーションをかける気満々でしょう。下心の心理として、直接的ではなく間接的に、無目的ではなく目的論的にアクションを起こすのが特徴。そのため、相手がLINEで指定してきた場合は、ほぼ確実だといえます。 

3.終わりの時間が決まっているか

LINEの中に、何時から何時までと時間が書いてあったり、あなたから聞いて「○○時には終わろうか」と返信がある場合、本心はただ親しくなりたいだけだといえます。しかし、いつ終わるかの情報がなかったり、聞いても「そのときのノリで2次会も考えてる」、「終電までには終わろうか」などと返信があった場合は、“お持ち帰り”を企んでいるかもしれません。

心理学的に見ると、あなたが終電を逃すまで飲ませて、結果的に乗り遅れる形になった… でも、それは「あなたの責任」だからねと言える状況を作り出そうとしているのです。そうすれば、あなたの中に最初は終電までには帰るつもりだったのに、乗り過ごしてしまった、これってもしかして相手を好きだから? という不協和を解消させる思考が生まれます。これを心理学では“認知的不協和理論”といいます。

4.アルコールの話題が入っているか

LINEの文章の中で、やけにアルコールに関する情報が入っている場合も、下心が隠れているものと受け取っていいでしょう。例えば、「今夜はとことん飲もう!」や、「美味しいお酒があるよ」、「飲み放題にするね」といった表現が使われていたら、確実にあなたを酔わせて何かしらの思惑があるといえます。心理学では、これを“両面提示”といいます。飲みに行くというメリットと、酔っぱらうというデメリットを事前に伝えることで、あなたにどのような飲み会になるのかを想像させる必要がなくなり、安心させようとしているのです。

【まとめ】

ホワイトデーに食事に誘う男性心理や返事のポイント、相手から誘われたときの本心を探るチェックポイントまでご紹介しました。ふたりきりの食事に誘うということは、脈ありとまでいかなくても、好意的に思っていることは確かでしょう。楽しい時間を過ごせるよう、基本的なマナーや話題づくりも意識してみてください♡

(アンケート/株式会社クロス・マーケティング QiQUMOにて調査)