「金銭感覚が合わない」どんなときに感じる?
恋人との相性で気になるのが、価値観が合うかどうか。価値観がズレていることで、ケンカになったり、最悪の場合別れてしまうことも。中でも、致命傷になりやすいのが「金銭感覚の違い」です。そこで今回は、男女別に「どんなときに金銭感覚が合わないと感じるのか」を調査。解決策もご紹介するので、恋人との間に違和感を感じている人は参考にしてくださいね!
Contents
金銭感覚が合わない人とは近しい仲になりにくい?
Q.金銭感覚が合わない人とは友達・恋人になりたくないですか?
友達になりたくない…52.3%
恋人になりたくない…63.5%
「高い・安い」の感覚が違うと、遊びに行く場所にも影響が出てくるもの。「値段的に厳しい…」と一方が不満を感じてしまっては、段々と距離が生まれてしまいます。特に男性よりも女性のほうが金銭感覚を大事にしているようです。
恋人と金銭感覚が合わないと思ったことはある?
Q.恋人と金銭感覚が合わないと思ったことはありますか?
【男性回答】
よくある…13%
たまにある…31%
ない…56%
【女性回答】
よくある…24%
たまにある…44%
ない…32%
「金銭感覚が合わない」と感じるのは男性4割に対し、女性は7割。ここで既にすれ違いが発生していますね。女性の方が不満を抱えていることが多いのかもしれません。では、どのような時に感じるのでしょうか。
Q.どんなときに「金銭感覚が合わない」と思いましたか?
男女共通【1】お金を使いすぎているとき
男性回答:服飾、趣味、ブランド物、エステ、ウーバーイーツ
女性回答:服飾、食事、家電、タクシー代、趣味、ギャンブル、タバコ、ゲーム代
自分にとっては欲しいものを買っているだけかもしれません。しかし値段を気にせずお金を惜しまなかったり、高額なものを買ったりしていると「自分とは合わない」と感じる人が多いようです。お金を大切にしているかどうかが気になるようです。
男女共通【2】「安い」「高い」の価値観がズレている
「食事に行く際の“安い店”の感覚が違うとき」によく感じるようです。「ある値段」に対して、高いと思うのか、低いと思うのか。この感覚は人によって結構違いますよね。外食以外でも、旅行代や家賃でも「高い」「安い」の感覚が変わるようなのでチェックしてみるのもアリ◎
男女共通【3】お金をかけたいものが違う
男性回答:「外食の予算」「プレゼントの価格設定」
女性回答:「お金をかけるもの、節約するもののジャンルが違う」「外食費をケチってほとんどしない」
外食費の遣い方が男女で顕著に違いそうですね。男性は外食をしたがらないのに対し、女性はたまには行きたいと感じるのかも。また記念日やイベント時のプレゼントの価格帯でも差が出てくるようです。お金をかけたいところ、節約したいところが同じだと、一緒に過ごしやすいですよね。
男性回答のみ 浪費家か倹約家かの違い
浪費家か倹約家で根本的に違うのかもしれません。「お金を倹約したい」と「お金を使うことを楽しみたい」とではスタンスが違いすぎて、お金を使う些細な場面で感じてしまいそう。たしかにクーポンを使う姿に幻滅されたときには、そもそものお金の大切さが違うと思いますよね。
女性回答のみ 貯金をしない
貯金せずギャンブルをしていたり、借金を繰り返していたり。計画性のないお金の遣い方には結婚後を想像できませんよね。「お金がない」が口癖の彼には要注意!
金銭感覚がおかしい人の具体例は?
続いて、彼の金銭感覚がおかしいのでは?と感じた人の具体例を聞いてきました!
1.お金を使いすぎている
- 「買うものが高い(服飾・食事・家電・タクシー代)」「趣味にお金をかけ過ぎ」「欲しいとおもったら、即決」「ギャンブルやタバコ依存」(回答多数)
- 「飽きるのに収集癖がある」(35歳)
- 「金額を考えずにいつも買い物をする」(56歳)
- 「元彼がゲームセンターで2万くらい一気に使っていた」(25歳)
- 「すぐにコンビニを使う」(25歳)
値段を気にせずお金を惜しまなかったり、高額なものを買ったり。はたまた余計なものにお金をかけたり。そんなお金を使い過ぎているときに思うようです。高額なものを買うのは良いのですが、お金を大切にしているかどうかが気になりますよね。
2.貯金をしない
- 「貯金を全くしていない」(回答多数)
- 「全然貯金してないくせにギャンブルをする」(22歳)
- 「計画性のないお金の使い方」(39歳)
- 「クレジットカードの金利がついたり、締切に支払わないとき」(40歳)
- 「借金を繰り返していた上に金遣いも荒かった」(40歳)
「お金がない~」が口癖なのに、貯金をせずお金を使っていた。それではお金がないのは当然です。計画性のあるお金の使い方をしてくれる彼のほうが安心できますよね。
3.感覚が違う
- 「安い店の感覚が違った」「お金をかけたいところが違う」(回答多数)
- 「節約するもののジャンルが違う」(22歳)
- 「男の子同士の奢る感覚」(22歳)
- 「金銭面で抑えられる所は抑えたいタイプかどうか」(24歳)
- 「ふたりで貯金をした時、〇万円もできたと思うか、○万円しかできなかったと思ったか」(28歳)
「ある値段」に対して、高いと思うのか、低いと思うのか。また何ならお金をかけれるのか。この感覚は人によって結構違うもの。一緒に買い物をしてチェックしてみるのもアリかもしれませんね。
4.払える金額の差
- 「旅行のホテルの値段」(22歳)
- 「飲み代に使うお金が私の感覚からはかけ離れていた」(21歳)
- 「家賃の希望額が合わなかった」(23歳・自営業)
- 「とりあえず買ってみれば?と気軽に言われたこと」(28歳)
「お互いの感覚が違う」に似ていますが、旅行や家賃など、一緒に使うお金で払える金額が違うのは致命傷。「高いと思っているもの」に対し、「とりあえず買ってみれば」と言われると、金銭感覚が違うんだなと思いますよね。
5.外出しない
- 「外食費をケチってほとんどしない」(回答多数)
- 「外食をあまりしたがらない彼。自炊のが安いからという割に私に料理を作らせてくる」(34歳)
お金がないわけではないのに、外食費をケチるというものも。節約のため…と言われれば理解はできますが、毎回料理を作らされるのは嫌ですよね。
恋人と金銭感覚が合わないときの対処法
最後に、金銭感覚が合わないときの対処法を男女に聞いてみました。
1.話し合う
- 「我慢せず伝えて話し合う」(男女回答)
- 「妥協点を探す」(男性回答)
- 「お互い歩み寄り、間をとる」(女性回答)
長く付き合いたいのであれば、お互いの妥協点を探しておくことは大事。我慢してばかりでは、不満を貯め込んでしまうこともありますよね。金銭感覚が違うと互いに自覚し、話し合って歩みよれば、お互い納得もできます◎
2.自分が合わせる
- 「自分が合わせる・我慢する」(男性回答)
- 「自分がムリしない程度に合わせて少し様子を見る」(女性回答)
自分が合わせれば解決するならば、とりあえず自分が合わせる。それでも耐えられそうでなければ別れるという方も、一定数見受けられました。合わせて無理をし過ぎるのは厳禁ですよ!
3.別れる
- 「無理だと思ったら別れる」(男性回答)
- 「別れるか距離を置く」(女性回答)
- 「とりあえず合わないということは伝える、あとは場合による」(女性回答)
結婚相手に「金銭感覚の一致」は欠かせないもの。全て合うのは難しいと思いますが、お互いを理解し合える関係になれるかが重要です。だからこそ、伝えてからも「合わない」と思った時点で別れる判断をする方も一定数いるようですね。
4.特に何もしない
- 「そのまま、なにもしない」(回答多数)
- 「お互い稼いでいるので気にならない」(回答多数)
実は男性回答最多がこちら! カップルという関係なので、家計のやりくりではありません。デートなど一時的な問題であるため、特に気にしないそうです。もしかしたら何も言っていなくとも「金銭感覚合わない」と思われていることも…。
5.合わせてもらう
- 「向こうに合わせてもらうか、お金を多く出してもらう」(女性回答)
- 「人の価値観に口を出すのはあまり良くないと思うので、そっと見守り、“私だったら~だなぁ”という言い方をし、徐々に変わってくれることを願う」(女性回答)
一方で、女性は「男性に合わせてもらう」という回答が多かったです。彼だけの問題なのであれば、合わせてもらうことも大切。気づいてもらえるような会話をするのもポイントですね。
【まとめ】
お金はセンシティブな問題。特に一緒にいる時間の多い結婚相手や恋人には「金銭感覚の一致」は重要なようですね。不満があるときは我慢をするのではなく、「私はこう思う」と気持ちを伝えることも大切です。すぐに別れるのではなく、お互いが納得できる折衷案を考えてみてくださいね!