地味に別れの原因。金銭感覚や価値観が合わないと思う瞬間5選&解決策

彼との価値観は…?金銭感覚が合わないと思う瞬間5選&解決策

付き合っていく中で気になる「価値観」。お互い譲れない部分や許せない部分があると、ケンカの原因にもなったりしますよね。

(c)shutterstock.com

中でも問題になりがちなのが「金銭感覚」。結婚後のことを考えてみても、金銭感覚が合うか合わないかは意外と重要なポイントなんです。

そこで今回は120名の女性にアンケートを実施。どんなときに「金銭感覚が合わない」と思うのか、ご紹介します!

Q.彼と金銭感覚が合わないと思ったことはある?

よくある…24%
たまにある…44%
ない…32%

なんと7割の女性が「金銭感覚が合わない」と思っているようです。ではどんな場面で思ったのかを見ていきましょう。

Q.どんな時に思う?

【1】お金を使いすぎているとき

「買うものが高い(服飾・食事・家電・タクシー代)」「趣味にお金をかけ過ぎ」「欲しいとおもったら、即決」「ギャンブルやタバコ依存」(回答多数)
「飽きるのに収集癖がある」(35歳・会社員)
「金額を考えずにいつも買い物をする時」(56歳・パート)
「元彼がゲームセンターで2万くらい一気に使った時」(25歳・パート)
「すぐにコンビニを使う」(25歳・会社員)

値段を気にせずお金を惜しまなかったり、高額なものを買ったり。はたまた余計なものにお金をかけたり。そんなお金を使い過ぎているときに思うようです。高額なものを買うのは良いのですが、お金を大切にしているかどうかが気になりますよね。

【2】貯金をしない

「貯金を全くしていない」(回答多数)
「全然貯金してないくせにギャンブルをする」(22歳・大学生)
「計画性のないお金の使い方」(39歳・専業主婦)
「クレジットカードの金利がついたり、締切に支払わないとき」(40歳・会社員)
「借金を繰り返していた上に金遣いも荒かった」(40歳・会社員)

「お金がない~」が口癖なのに、貯金をせずお金を使っていた。それではお金がないのは当然です。計画性のあるお金の使い方をしてくれる彼の方が安心できますよね。

【3】お互いの感覚が違う

「安い店の感覚が違った」「お金をかけたいところが違う」(回答多数)
「節約するもののジャンルが違う」(22歳・大学生)
「男の子同士の奢る感覚」(22歳・大学生)
「金銭面で抑えられる所は抑えたいタイプかどうか」(24歳・会社員)
「2人で貯金をした時、〇万円も出来たと思うか、○万円しか出来なかったと思ったか」(28歳・会社員)

「ある値段」に対して、高いと思うのか、低いと思うのか。また何ならお金をかけれるのか。この感覚は人によって結構違うもの。一緒に買い物をしてチェックしてみるのもアリかもしれませんね。

【4】払える金額の差

「旅行のホテルの値段」(22歳・大学生)
「飲み代に使うお金が私の感覚からはかけ離れていた」(21歳・大学生)
「家賃の希望額が合わなかった」(23歳・自営業)
「とりあえず買ってみれば?と気軽に言われたこと」(28歳・会社員)

「お互いの感覚が違う」に似ていますが、旅行や家賃など、一緒に使うお金で払える金額が違うのは致命傷。「高いと思っているもの」に対し、「とりあえず買ってみれば」と言われると、金銭感覚が違うんだなと思いますよね。

【5】外出しないとき

「外食費をケチってほとんどしない」(回答多数)
「外食をあまりしたがらない彼。自炊のが安いからという割に私に料理を作らせてくる」(34歳・会社員)

お金がないわけではないのに、外食費をケチるというもの。節約のため……と言われれば理解はできますが、毎回料理を作らせてくるのはむかつきます。

【その他】

「何かを買ったり仕事で残業をしたら金額の話になる」(23歳・会社員)
「友達とのつきあいで保険に加入する」(36歳・会社員)
「クレジットカードで長い分割で色々買い物する」(41歳・その他)
「買い物袋を毎回購入したり、ポイントプレゼントを面倒だといって貰わない」(23歳・パート)

すぐお金の話になったり、自分とお金へのこだわりが違ったり。そんな少しのモヤモヤが溜まって、不満になってしまうのかもしれません。最後に、どのように解決をしているのかをご紹介します。

彼と金銭感覚が合わないとき、どうしますか?

【1】話し合う

「我慢せず伝えて話し合う」(回答多数)
「聞いて納得いかなければ、とことん話す」(48歳・パート)
「お金を使うことを強要してきたら話し合います」(30歳・パート)
「結婚を考えられる相手であれば、話し合ってお互いが節約するべきところを見つける」(26歳・大学生)

まずは我慢せずに伝えて、話し合うことが大事。変わるには、金銭感覚が違うことを自覚する必要がありますよね。

【2】お互い合わせる

「間をとる」(回答多数)
「お互い歩み寄る」(34歳・会社員)

話し合った上で、間をとったり歩み寄れば、お互い納得できそう!

【3】合わせてもらう

「向こうに合わせてもらうか、お金を多く出してもらう」(24歳・大学生)
「人の価値観に口を出すのはあまり良くないと思うので、そっと見守り、『私だったら~だなあ』という言い方をし、徐々に変わってくれることを願います」(23歳・パート)

彼だけの問題なのであれば、合わせてもらうことも大切。もし無理なのであれば、別れを決断するという方も。

【4】自分が合わせる

「自分がムリしない程度に合わせて少し様子を見ます」(回答多数)
「お互いのいいポイントを探して、それでもダメなら諦めて自分が合わせる」(24歳・会社員)

まずは自分が合わせれば済む話なのであれば、自分で合わせるのも手。ですが、無理をするのは厳禁です。

【その他】

「別れるか距離を置く」「様子見」「とりあえず合わないということは伝える、あとは場合による」(回答多数)
「あきらめる」(35歳・会社員)
「これは直らんと思って別れた」(30歳・パート)

伝えてから様子を見る。そして直らないと感じたら、諦めて様子を見る。という方が多いようですね。金銭感覚が合わないのは、やはり重要な問題なようです。

お金はセンシティブな問題。不満があるときは、「私はこう思っている」と伝えてみるのも良いかもしれませんね。彼なりのこだわりがあるのであれば、お互いが納得できる折衷案を考えてみてはいかがでしょうか。 (齋藤有紗)