令和の10代、お金にシビアです。1000人に聞いた意外な収入源と貯蓄額

令和の10代、お金にシビアでした。意外な収入源と貯蓄額を大公開!


先の見えない世の中ですが、そう感じているのは若者も同じ。学生真っ只中のティーン世代も「将来のため」とお金にはシビアになっているようです。

今回SMBCコンシューマーファイナンス株式会社は、15歳~19歳の学生1000名を対象に10代の金銭感覚について調査を実施。令和の10代、かなりしっかり将来を見据えていました!

 

10代の収入源はどこ?

10代の高校生・大学生に現在の収入源を聞いてみました。

高校生では約半数(47.4%)の収入源がお小遣いのみと回答。平均のお小遣い額は、3,547円でした。反対に大学生では、お小遣いのみの学生は16.7%と少数で、他に収入源がある人が6割以上もいました。時間の自由が利く大学生では、アルバイトをしてお金を得ている人が多いようです。ちなみに大学生のひと月のアルバイト代の平均は26,435円でした。

 

お小遣い・アルバイトが主な収入源と言えそうですが、他にも意外な収入源がありました! その収入源というのが、「フリマアプリ」

全体の21.0%の人がフリマアプリから収入を得ているようです。フリマアプリで収入を得ていないが前向きに考えている人も多く、学生にとって大きな収入源となりそうです。

ちなみに、ひと月の平均した収入額は2,417円で、その額は上昇傾向にあります。フリマアプリで出品したことがあるものを聞いたところ、「本・マンガ」(56.7%)が最も高くなりました。次いで、「洋服・ファッション用品(靴・帽子など)」(42.9%)、「趣味のグッズ」(36.2%)、「タレントグッズ(アイドル・アーティストのノベルティ)」(34.4%)と続きました。昔ハマっていたものなどをフリマアプリでよく出品しているみたいですね。

 

10代の貯蓄事情

次に、10代の預貯金について聞いてみました。まず、預貯金をしているか質問したところ、高校生は全体の47.3%、大学生は全体の62.0%が預貯金をしていると回答。限られたお小遣い・収入の中でも、半分以上の10代が預貯金をしているなんて驚きですよね。預貯金額の平均は、高校生が86,773円、大学生が216,215とかなり高額。自由に出歩けない世の中だからこそ、預貯金額は今後も高くなりそうです。

 

では、どうして預貯金をするのか、その理由を聞いてみました。

なんと最も多かった回答は「将来のため」(56.4%)でした。まだ10代なのにしっかりと将来のことを考えている人が多いですね。次いで、「買いたいものがある」(46.0%)、「万が一のときのため」(33.8%)と続きました。全体として、一人暮らしや留学、投資など何かの目的のために今お金を貯めている10代が多いことが見てとれます。

 

幸せになるのにお金は必要?

将来のために貯蓄をしている10代に対して、幸せにお金は必要かどうかを質問してみました。

全体として、幸せになるにはお金が必要だと思う10代は59.6%と過半数を占めていました。男女別では、男性よりも女性の方がお金が必要だと感じている10代が多いようです。幸せになるにはお金だけじゃないとよく言いますが、お金も大事な要素。現実をしっかり見定めているようですね。

 

お金の大切さをわきまえている10代が多い印象でした。もちろん将来のために貯蓄することは素晴らしいことですが、今しかない瞬間にお金を使うのも大事なことです。後悔しないお金の使い方をしてくださいね。(岩川菜奈)

情報提供元/SMBCコンシューマーファイナンス株式会社