聞かれると意外にわからないかも…「春眠暁を覚えず」の意味って、なんだっけ?
4月に入り、本格的に気温も上がってきて過ごしやすくなってきましたね。今、この記事を見ているあなた、「眠い」なんて思っていませんか?
そこで今回は、この季節になるとよく使われるこちらの意味を聞いてみたいと思います。
「春眠暁を覚えず」の意味を説明できる?
「春眠暁を覚えず」です。中学生のころに漢文の授業で習った方も多いのではないでしょうか?
春の季候から考えればわかると思うのでノーヒントでいってみましょう!
20~30代女性の正解率は17%でした。
さて、あなたはわかりますか?
「春眠暁を覚えず」の正しい意味は?
では、さっそく正解を確認してみましょう。
「春眠暁を覚えず」の本来の意味は……
春の夜はまことに眠り心地がいいので、朝が来たことにも気付かず、つい寝過ごしてしまう。(デジタル大辞泉より引用)
でした!
ちなみに「春眠暁を覚えず」には続きがあるって知ってましたか?
これは孟浩然の有名な詩「春暁」の一部だったんです。それでは続きも見ていきましょう!
「春暁」全文掲載すると…
春眠不覚暁
(しゅんみんあかつきをおぼえず)
処処聞啼鳥
(しょしょていちょうをきく)
夜來風雨聲
(やらいふううのこえ)
花落知多少
(はなおつることしんぬたしょうぞ)
になります。
【まとめ】
春になると、よく言い訳で使ってしまいがちな「春眠暁を覚えず」ですが、使う前に続きがあることくらい知っておきたいですね!
眠いときは無理をせず、少し仮眠をとるといいらしいです。春だからといって寝過ぎには気をつけましょう。