「えんなわ」「のぶなわ」は不正解!「延縄」正しく読めますか?

簡単そうに見える漢字でも、組み合わせによっては急に難読語になってしまうことがあります。たとえば、「何方道」「鶏魚」「風巻」など。
そんな「読めそうで意外と読めない日本語」クイズ、本日のお題はこちら!

「延縄」
こちらの日本語、読み方は「えんなわ」でも「のぶなわ」でもありません。ではいったい何と読むのでしょうか? ヒントをもとに推理してみてください。

 

■ここでヒント!

読み方を推理するために、まずは意味を確認してみましょう。小学館デジタル大辞泉によると、「延縄」の意味は次のとおりです。

「1本の幹縄(みきなわ)に、釣り針を先端に付けた枝縄、浮子(あば)を付けた浮け縄を間隔を置いて結び付けた漁具。走る船から繰り出し、一時に広範囲の魚を捕る。マグロ・タラなどの漁に用い、浮き延縄と底延縄がある。」

上記の意味を見ると、「延縄」とは漁業で使う道具の名前であることが分かります。一度に広範囲の魚を捕るために使う道具で、主にマグロやタラの漁に使われるとのこと。ちなみに、ひらがなで書くと「○○○○」の4文字です。
さて、そんな「延縄」の読み方は? この辺りで正解を見てみましょう。

 

■正解は、こちら!

「延縄」の読み方、正解は「はえなわ」でした。
「延」という字には「引き伸ばす」という意味があります。延縄漁は1本の長いロープを引き伸ばす形で網を作るため、このような名前で呼ばれるようになったのではないかと言われています。

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(豊島オリカ)