「薺」って読める？ お正月シーズンに関連するあの植物のことです！
長年日本語を使って生活していても、知らない言葉や漢字って尽きないものですよね。例えば、「猪口」や「阿列布」、「渾名」などなど…。
今回は「知っているようで知らない漢字シリーズ」から、コチラを出題！
「薺」。みなさんはこの漢字の読み方をご存じですか？ ちょっと難しい…という方のために、ここでヒント！ ぜひ一緒に考えてみてくださいね♪
■ヒント1：薺の意味を確認！
読み方を予想するために、まずは正しい意味を確認！ 小学館のデジタル大辞泉によると、「薺」の意味は以下の通りです。
アブラナ科の越年草。道端などに生え、高さ10～40センチ。葉は羽状に裂けている。春、白い小さな4弁花を総状につけ、三味線の撥 (ばち) のような形の実を結ぶ。春の七草 (ななくさ) の一つで、若葉は食用。三味線草。ぺんぺん草。
正月の7日に食べる「七草粥」に入れる「春の七草」の一つであるというのは、大きなヒントになりそうです！
■ヒント2：上から読んでも下から読んでも同じです！
みなさんは、「回文」というものをご存じですか？ 回文とは、上から読んでも下から読んでも同じになる言葉のことで、「しんぶんし」や「とまと」などがその代表です。そして「薺」も回文の仲間！ 文字数は3文字で、上から読んでも下から読んでも同じになるんです♡
ちなみに春の七草のなかで、3文字の植物は2つだけ！ ここまでくれば、なんとなく予想がつきましたか？
正解はコチラです！
「薺」の読み方は「なずな」が正解でした！
小学校のときに春の七草を暗記した方もいらっしゃるかと思いますが、漢字まで知っている方は少ないのではないでしょうか。七草の漢字まで知っていると、1月7日の七草粥が今までよりもっと味わい深くなりそうですね。
CanCam.jpでは、毎朝6時に日本語クイズを更新しています。ぜひ明日も遊びに来てくださいね♪（平田真碧）
