日常会話や身近なカタカナ言葉には多くの和製英語が潜んでいて、英語と和製英語の見分けるのは意外と難しいもの。たとえば「スキンシップ」「ガソリンスタンド」「ペアルック」「ロールケーキ」…これらは全て和製英語なので、海外では伝わりづらいんです!
ということで今回は、和製英語シリーズから次のクイズを出題します。
「クラクション」は英語で何?
車を運転していて、危険を知らせるときに使う「クラクション」。思いもよらないタイミングで鳴らしたり、鳴らし方の強さによって印象が変わったりと、“性格が出る”なんて言われることもありますよね。
海外では割り込み時や車の流れをスムーズにするために鳴らす地域もあり、ニューヨークや東南アジアの渋滞では大きなクラクションが街中に響きわたっている光景も珍しくありません。
そんなクラクション、カタカナ表記だからてっきりそのまま英語でも通じそう…と思いがちですが、実は和製英語! では、英語では何と言うのでしょうか? ヒントをもとにすこし考えてみてくださいね。
■ヒント
1.4文字で「h○○○」
2.「角」という意味でも使われます
牛やシカ、ヤギなどの動物の角も、この英語で表します。
3.楽器の名前にも使われています
ぐるぐると巻かれた管と、先端が大きく膨らんだベルが特徴のあの楽器! 吹奏楽部のみなさんの中には、担当楽器だった人もいるはずです。
さて、なんとなく分かりましたか? それでは正解発表にまいりましょう……!
正解はこちら
クラクションは英語で「horn」でした。
“クラクションを鳴らす”という動作は、状況に応じて honk the horn、blow the horn、sound the horn、beep the horn などで表すことができます。
ちなみに、日本語の「クラクション」という言葉は和製英語で、もともとはフランスの自動車部品メーカー Klaxon(クラクソン) に由来するといわれています。英語圏では、この klaxon という言い方は通じないことが多いため、英語でのコミュニケーションでは「 horn 」を使うようにしましょう!
CanCam.jpでは、他にも英語クイズを随時更新中。「最近、英語に触れてないな…」「スキマ時間で英単語を覚えられたらいいな」という方は、頭の体操にぴったりなのでぜひチャレンジしてみてください♪(Mai)
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