ずっと日本語を使って暮らしていても、読み方が分からない漢字ってまだまだたくさんありますよね。たとえば、「須く」「寂寞」「知悉」などは、ニュースで見かけて「なんて読むの？」と思ったことのある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
本日の漢字クイズも、そんな「読めそうで読めない日本語」からの出題です。挑戦していただくお題はこちら！
「老獪」。
老はともかく「獪」の読み方が分からない、という人は多いのではないでしょうか。漫画や小説でたま〜に見かけるこちらの日本語、いったい何と読むのでしょう？
■ここでヒント！
読み方を推理しやすくするために、ヒントとして言葉の意味を見てみましょう。小学館デジタル大辞泉によると、「老獪」の意味は次のとおりです。
「いろいろ経験を積んでいて、悪賢いこと。また、そのさま。老猾（ろうかつ）。」
この言葉は、日常会話よりもドラマや映画で聞くことが多いかもしれません。刑事ドラマで「この犯行は老獪なやり口だ」と言ったり、堅めなお仕事系のドラマで「あの重役は老獪な古狸だ」と言ったり……。悪事に関して百戦錬磨でずる賢い、といったイメージの言葉です。
皆さま推理できたでしょうか？ では、この辺りで正解を見てみましょう。
■正解は、こちら！
「老獪」の読み方、正解は「ろうかい」でした。ヒントの「老猾（ろうかつ）」から連想できた方も、もしかしたらいたかもしれませんね。
世の中には、読めそうで読めない漢字がまだまだたくさんあります。CanCam.jpでは毎朝６時に漢字クイズを更新中♪ 他の問題も解いてみてくださいね。（豊島オリカ）
