「職人気質」なんて読む?「しょくにんきしつ」ではありません!

日本人でも読めない漢字って数え切れないほどありますよね。たとえば「給わる」「舂く」「羽撃く」は、スラっと読める人って意外と少ないのではないでしょうか? 今回は、そんな「意外と読めない漢字シリーズ」からこちらのクイズを出題!

職人気質」。
「しょくにんきしつ」……ではなく、別の読みかたがあります。みなさん何だか分かりますか?

■ここでヒント

まずは言葉の意味を確認! 小学館デジタル大辞泉によると、「職人気質」の意味はつぎのとおりです。

職人に特有の気質。自分の技能を信じて誇りとし、納得できるまで念入りに仕事をする実直な性質。

自分の技術にプライドをもち、仕事に対して実直に向き合うような性質をあらわす言葉。大工や料理人、ITエンジニア、研究者など、ものづくりを仕事とする人によく使われるでしょう。

また、職人気質な人といえば「根気強い」「責任感がある」「集中力が高い」といったポジティブな意味で使うことが多いですが、なかには「頑固」「協調性がない」とネガティブな意味でも使われます。

ちなみにひらがなで書くと「しょくにん○○○」。職人=しょくにん ですが、気質=きしつ ではなく、違う言葉が入ります。

さて、「職人気質」の読みかたは……?

■正解はこちら

「職人気質」の読みかた、正解は「しょくにんかたぎ」でした。
気質という言葉は、「きしつ」だと“個人としての性質”、「かたぎ」だと“ある集団に共通する性質”をあらわすときに使います。同じ漢字でも読みかたひとつで意味のニュアンスが変わってくるので注意しましょう!

CanCam.jpでは毎朝6時に日本語クイズを更新中。他の問題にもチャレンジしてみてくださいね。(Mai)