予想外かも…。「枝折」読めますか?絶対知ってる言葉です

「枝折」って読める?


小学校で習うような簡単な漢字でも、組み合わせによっては読めないことってありますよね。たとえば、まるくてかわいらしい様子を表す「円ら」、純和風の家で見かける「三和土」、日常会話でも使われる「抑々」など。

そんな「読めそうで読めない漢字」シリーズから、本日のクイズはこちら♪

「枝折」

枝と折、どちらもよく知っている漢字なのに、セットになると急に読めなくなってしまいますよね。こちらの読み方は「えだおり」ではなく、ひらがなで書けば誰もが知っている日本語なのですが、いったいなんと読むのでしょうか?

小学館『デジタル大辞泉』によると、「枝折」という日本語には3つの意味があります。読み方を探るヒントとして、ひとつずつ見ていきましょう。

 

・1つめの意味

山道などで、木の枝などを折って道しるべとすること。また、そのもの。

・2つめの意味

簡単な手引書。案内書。

・3つめの意味

紙・布・革などで作り、書物の間に挟んで目印とするもの。

 

最もよく使われるのは3つめの意味で、「読みかけのページに枝折を挟む」といった言い回しをします。また2つめの意味でもわりとよく使われます。こちらは「修学旅行の枝折」といった言い回しでおなじみです。

さて、そろそろお分かりでしょうか? では正解を見てみましょう。

 

■正解は、こちら♪「枝折」の読み方、正解は「しおり」でした。漢字で書くときは「栞」という字のほうが一般的ですが、このような書き方もあるんですね。

一説によれば、山道を歩くとき迷わないように枝を折ったことから、本をどこまで読んだかという目印として挟むものを「枝折(しおり)」と呼ぶようになったのだとか。そう考えれば「枝折」という漢字も納得です。

 

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