小学生が読めるような簡単な漢字でも、組み合わせによっては「え、読めない」とびっくりする熟語になることがあります。たとえば、「土竜」「夕星」「群雨」などはいずれも、漢字そのものは簡単ですが特殊な読み方を持つ熟語です。
そんな「読めそうで意外と読めない日本語」クイズから、本日挑戦していただくお題はこちら!
「女郎花」。
こちら、「じょろうばな」と読みたくなってしまいますが、じつは全く違う読み方をする熟語なんです。それは、ちょうど今の季節(秋)と関わりの深い言葉なのですが……いったい何と読むのでしょうか?
■ここでヒント!
・ヒント1 植物
「女郎花」は、とある植物の名前です。
・ヒント2 どんな植物?
「女郎花」は秋の七草の一つにも数えられるスイカズラ科の多年草で、約1メートルの高さの茎から、黄色の小花を線香花火のように傘状に咲かせます。
・ヒント3 ひらがなで何文字?
「女郎花」の読み方をひらがなで書くと、「お◯◯◯し」の5文字になります。
漢字は簡単な「女郎花」ですが、読み方はちょっと難問かもしれません……。というわけで、さっそく正解を見てみましょう。
■正解は、こちら!
「女郎花」の読み方、正解は「おみなえし」でした!(「おみなめし」とも読みます)
日常で聞き慣れない言葉なので、かなりの難問だったかもしれませんね。
ちなみに秋の七草は、萩・尾花・葛・撫子・女郎花・藤袴・桔梗の7つ。この中には漢方などに用いられる植物もありますが、春の七草とは違って粥にして食べる習慣などはなく、観賞用として楽しむのが一般的な風習とされています。
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(豊島オリカ)
▼じゃあ……「流鏑馬」この読み方わかる?