「流鏑馬」の読み方は?「りゅう…」でも「ながれ…」でもありません

世の中には、ちょっと意外でユニークな読み方をする熟語がたくさんあります。たとえば、「角鴟」「石南花」「」などは音で聞くとびっくりするような読み方を持っていて、初見ではなかなか読めない熟語でしょう(気になる読み方はリンク先をチェック!)。
本日の漢字クイズも、そんな「意外でユニークな読み方を持つ熟語」からの出題です。お題はこちら!

流鏑馬」。
こちらの読み方は「りゅう……」でも「ながれ……」でもありません。ではいったい何と読むのでしょうか? ヒントをもとに推理してみてください。

■ここでヒント!

・ヒント1 競技・馬術
「流鏑馬」は、日本に古くからある競技や馬術の一種です。「流鏑馬」をメインとする催事(イベント)の名前として用いられている場合もあります。

・ヒント2 どんなもの?
小学館デジタル大辞泉によると、「流鏑馬」とは「狩り装束の射手が馬を走らせながら鏑矢(かぶらや)で木製方形の三つの的を射るもの」(該当の項より一部抜粋)。つまり、馬に乗った騎手が、馬を走らせながら離れた的に矢を射る競技(馬術)となります。

・ヒント3 ひらがなで何文字?
「流鏑馬」をひらがなで書くと、「◯◯◯め」の4文字です。

さて、そんな「流鏑馬」の読み方は……? この辺りで正解を見てみましょう。

■正解は、こちら!


「流鏑馬」の読み方、正解は「やぶさめ」でした。言葉そのものは聞いたことがあっても、漢字と結びついていなかったー!という人もいるのではないでしょうか。
武士のスポーツとして、また神事として発展してきた「流鏑馬」は現在も日本各地の神社などで行われています。とくに神奈川の鶴岡八幡宮、京都の下鴨神社、長野の若一王子神社で行われるものが有名で、これらは日本三大流鏑馬と呼ばれています。

CanCam.jpの日本語クイズは、毎朝6時に更新中! 他の問題にもチャレンジしてみてくださいね。
(豊島オリカ)