「ぐんう」じゃないよ。「群雨」なんと読む?【読めたらかっこいい】

強肩」「購う」「時化る」など、簡単な漢字同士が合わさることで特殊な読み方になる熟語ってありますよね。知っている漢字なのに読めないとなると、少しもどかしさを感じるものです。
そこで今回は「意外と読めない日本語」シリーズから、こちらのクイズを出題!

群雨」。
一つ一つの漢字は日常でよく使われているため馴染み深いと思いますが…こちらの熟語は「ぐんう」「むれあめ」ではありません! いったい何と読むでしょうか。

■ここでヒント!

まずは言葉の意味から確認していきましょう。小学館デジタル大辞泉によると、「群雨」の意味は次のとおり。

ひとしきり激しく降り、やんではまた降る雨。にわか雨。驟雨 (しゅうう) 。

雨がザーっと激しく降り、やんではまた降る様子を表す言葉。同義語として「にわか雨」「驟雨」という言葉があります。

ちなみに「群雨」をひらがなで書くと「○○○○」の4文字。

ここらへんで、さっそく正解を見ていきましょう。

■正解は…こちら!


「群雨」の読み方、正解は「むらさめ」でした。
この熟語がつくられた由来として、雨が激しく降る様子を“群がった雨=群雨”と表現したという説があります。また「むらさめ」は他にも「叢雨」「村雨」という漢字表記があり、「村雨」は当て字で夏の季語として用いられることが多いようです。

―最近は「群雨」が多く非常に不安定な気候が続くので、かばんに雨傘を入れておくと安心ですね!

CanCam.jpではほかにも息抜きにもぴったりな日本語クイズを掲載中。ぜひチャレンジしてみてくださいね。(Mai)