「険」と「倹」、「社」と「祉」のように意外と形が似ている漢字って多いですよね。そのため、もう一方の読み方や意味に引っ張られてしまうこともしばしば。
そんな「読めそうで意外と読めない日本語」クイズ、本日のお題はこちら!
「夙に」。
こちらの日本語はいったいなんと読むのでしょうか?
■ここでヒント!
ヒントとして、言葉の意味を見てみましょう。小学館デジタル大辞泉によると、「夙に」は次のように紹介されています。
① ずっと前から。早くから。
② 朝早く。
字の通りの意味を持つ今回の漢字。ちなみにひらがなで書くと「〇〇に」の3文字です。
さて、そんな「夙に」の読み方は? さっそく正解を見てみましょう!
■正解は……こちら♪
「夙に」の読み方、正解は「つとに」でした。
「欠けている月」と「人が物を持つ」という姿をかたどった象形文字を組み合わせることでできた今回の漢字。夜がまだ明けないうちから仕事を始める様子を表しているようです。ちなみに、枕草子の一節にも「冬はつとめて(夙めて)。雪の降りたるは……」と登場している言葉になります。現代では身近に使われる言葉ではありませんが、せっかくなので覚えちゃいましょう!
CanCam.jpでは、知っているようで意外と知らない日本語クイズを更新中♪ 他の問題にもチャレンジしてみてくださいね!(岡美咲)