普段カタカナやひらがなで見ることが多いモノの名前って、漢字表記になると読めないことも多いですよね。たとえば、「八朔」「薄」「氈鹿」などは、知らない言葉のように見えますがじつはよく知っているモノの名前なんです。
そんな「知っているのに読めない漢字」クイズから、本日のお題はこちら!
「砂糖黍」。
こちらも音で聞けば誰もが知っている言葉なのですが、いったい何と読むのでしょうか? ヒントをもとに推理してみてください。
■ここでヒント!
・ヒント1 植物
「砂糖黍」は、ある植物の名前です。みなさんもきっと名前を聞いたことがある植物ですが、「実物を見たことがある」という人は少ないかもしれません。
・ヒント2 アレの原料
「砂糖黍」は、高さ2〜4メートルにまで育つイネ科の植物です。太い茎の中には節があり、茎を絞って採取された汁は、家庭でもよく使われる甘い調味料の原料となります。
・ヒント3 ひらがなで何文字?
「砂糖黍」をひらがなで書くと、「さ◯◯◯◯」の5文字になります。
どうでしょうか、読み方にピンと来ましたか? では、この辺りで正解を見てみましょう!
■正解は、こちら♪
「砂糖黍」の読み方、正解は「さとうきび」でした。
さとうきびはニューギニア原産の植物で、熱帯・亜熱帯地方で広く栽培されています。日本では主に沖縄や九州で栽培され、茎の形が竹に似ていることから「砂糖竹」とも呼ばれているんです。その茎を絞って出た汁を使って作られるのが、おなじみの砂糖(甘蔗糖)。農林水産省によると、「砂糖の原料として世界で一番使われているのがさとうきび」とのことです。
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(豊島オリカ)