「凹凸」と「凸凹」、読める?
見たことはあるけど、「なんて読むんだっけ…」と、つい度忘れしてしまう漢字ってありますよね。そんな漢字を忘れたままにしていませんか?
たとえば、性格を表すのにも使う「仄仄」、「ここ」と読みたくなる「孑孑」、円周率「Π」と間違えそうな「兀兀」だったり。記号のようだけど、これ全部漢字なんです。
読めそうで読めない漢字、今日のお題はコチラ!
「凹凸」と「凸凹」。
「本当に漢字?」と思ったみなさん、これは立派な漢字です。
読み方に自信がある方も、凸凹と凹凸を実は混同していたり……?
では小学館 デジタル大辞泉より、それぞれの意味を見てみましょう。
「凹凸」
1.表面が平らでないこと。
2.均等でないこと。
「凸凹」
1.物の表面が出っ張ったり、へっこんだりしていること。また、そのさま。
2.物事に優劣・多少などの差があって、つりあいがとれていないこと。また、そのさま。
それぞれ類語でも出てくるように、ほぼ意味は同じ。ですが、読み方は違いますよ。
分かりましたか? 答えはコチラ!
凹凸…「おうとつ」、凸凹…「でこぼこ」(「とつおう」とも読む)です。
形そのままの読み方ですね。たしかにデコボコしている……!
意味はほとんど同じなのに、順番を入れ替えただけで読み方が変わるなんて、漢字は不思議ですね。ですが、読み方を間違えていると恥ずかしいですよ!
奥深さを感じる漢字クイズは、毎朝6時に更新中。明日もお楽しみに♡ (齋藤有紗)