普段カタカナやひらがなで見かける【動物の名前】って、漢字表記になると全然読めないことがありますよね。たとえば、「土竜」「鰌」「鵙」などは、身近な動物ですがパッと読める人は少なさそうです。
そんな「知っているのに読めない」動物の名前シリーズから、本日挑戦していただくお題はこちら!
「氈鹿」。
「鹿」はともかく、「氈」は見慣れない漢字ですよね。じつは「氈鹿」も、とある動物の名前を漢字表記にしたものです。では、いったい何と読むのでしょうか?
■ここでヒント!
・ヒント1 どんな動物?
「氈鹿」は、偶蹄(ぐうてい)目ウシ科に属する哺乳類です。名前に「鹿」という漢字が入っていますが、鹿よりも牛に近い動物なのですね。
・ヒント2 どこにいる?
「氈鹿」は主に山岳地帯にすむ動物で、その脚力は抜群。高い崖もササッと駆け上がることができます。「氈鹿」自体の数が少ないため見かける機会はめったに無いものの、日本にも山岳地帯を中心に広く生息しています。
・ヒント3 足が有名?
日本では昔から、(主に女性の)スラッと長く伸びた足を指して「氈鹿のような足」という慣用表現が使われています。「氈鹿」を見たことがなくても、この言葉を聞いて「氈鹿」という動物の存在を知っている人は多いはず。
さて、そんな「氈鹿」の読み方は……? この辺りで正解を見てみましょう。
■正解は、こちら!
「氈鹿」の読み方、正解は「かもしか」でした。(「かもしし」「かましし」とも読みます)
「かもしかのような足」という慣用表現は、今ではあまり使われなくなりましたが、なんとなく聞いたことがある!という人はまだまだ多いのではないでしょうか?
いつもの日本語がちょっと新鮮に見えてくるCanCam.jpの日本語クイズは、毎朝6時に更新中です。明日の出題もお楽しみに!(豊島オリカ)
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