日本語といえば、同じ意味を持ちながらも、複数の漢字表記を持つ言葉が多いですよね。例えば数字だと「2」を「二/弐」と表記したり、「あか」という色だと「赤/朱/紅/赫」とわずかに意味に違いがありながらも同じ意味でありながら違う漢字で表記できます。そのため、知っている言葉であっても表記が変わるだけで詠めない漢字というのもしばしば。そんな今回の「知っているのに読めない日本語」クイズ、本日のお題はこちら!
「簟」。
こちらの日本語はいったいなんと読むのでしょうか?
■ここでヒント!
ヒントとして、言葉の意味を見てみましょう。小学館デジタル大辞泉によると、「簟」は次のように紹介されています。
細く割った竹や籐(とう)で編んだ夏の敷物。
ちなみにひらがなで書くと「○○○○○」の5文字!さて、そんな「簟」の読み方は?さっそく正解を見てみましょう!
■正解は……こちら♪
「簟」の読み方、正解は「たかむしろ」でした。夏の敷物といえばイグサで作られた「ござ」や、木材を一定間隔に打ち付けた通気性抜群の「すのこ」などのように、自然の植物から作られた者が多い印象。実際、材料となる植物が空気や水分を吸収するので、部屋を涼しくしてくれる効果があるんだとか。確かに、肌触りもよく、夏の暑い日でも涼しさや居心地の良さを感じますよね。
ちなみに、「竹莚」「竹席」と表記されることもあります。
CanCam.jpでは、知っているようで意外と知らない日本語クイズを更新中♪ 他の問題にもチャレンジしてみてくださいね!(岡美咲)