自殺未遂を繰り返す悲惨な時代を経て、カナダでゲイ婚をし、今は“専業主婦”として幸せに暮らす“勝ち組のゲイ”こと白鳥JAY子さん。
そんなJAY子さんが書いた『男のトリセツ』という本がスゴイ!ということは前回書きました。
前回の記事→ 恋愛ハウツーを超えた!ゲイ婚した“専業主婦”の本がスゴイ
今回はその本の中から、恋愛に関するエッセンスをお届けしていきます。
本書は基本的に読者からの相談とJAY子さんからの回答という形式で進んでいくのですが、ハッとさせられるJAY子さんの言葉であふれています。例えば……、
■基本、イイ女になればなるほど、モテない女になってるから!
幸せな結婚を夢見て、日々「イイ女」になるための自分磨きに励んでいる身にとっては聞き捨てなりません。「間違った自分磨きをして、自立ではなく孤立になってしまっている女が多いの」とJAY子さん。「何でも一人で成し遂げて出来るようにしよう! と思わないこと」が大事だと言います。なぜなら「人生というモノは、ワザと一人ではクリア出来ないように出来ている」から。自分に出来ない部分があるからこそ、それを補ってくれる相手が現れる……ということですね。自立は大事だとしても、それが孤立になってはいけない。耳が痛いです。
■男は言葉より、行動を見なきゃ!
「どれだけ甘い言葉を囁かれても、男は言葉より、行動を見るべし!」とJAY子さん。そして「夢を語る男に気をつけろ!」とも言います。いくつになっても少年のような目で夢を語る男、つい応援したくなっちゃいませんか? JAY子さんによると、そんな男はダメだそうです(涙)。「結局、そういう女って酒飲みながら夢ばっか語っている働かない男を選んで、“彼を陰ながら支えている女という称号”に囚われて、夢を追いかける彼を、素敵に支える自分に幸せと満足を感じる、不幸専の女」になってしまうとのこと。不幸専の女って……。耳が痛いです。
などなど、グサリと刺さるフレーズはまだまだ続きます。次回は結婚生活についてお届けします!(二十騎町すみれ)
★前回はコチラ→ 恋愛ハウツーを超えた!ゲイ婚した“専業主婦”の本がスゴイ
★次回はコチラ→ ゲイ妻JAY子が語る「夫婦生活を上手くいかせる2つの方法」
『男のトリセツ』白鳥JAY子/河出書房新社(本体1,000円+税)
ゲイ妻から習う・上手な旦那の操縦法 http://ameblo.jp/gay-himitsukichi/
白鳥JAY子の週刊OneCan http://www.anecan.tv/onecan/
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