中条あやみ「エゴサも今はあえてします」。ハッピーマインドを保つ方法

ハッピーマインドのハナシ

CanCam専属モデルとして、8月号の表紙を飾ったり、女優としても大活躍の中条あやみ。今回は、毎日を楽しく過ごすために、日々どんなマインドで過ごしているのかお話ししてもらいました。自分に合った道を見つけることが、毎日楽しく過ごすコツとのことで、一体どんなマインドルールを持っているのでしょうか。

クールに見えるけど…実はいつも笑ってる「明るい人」

バラエティ番組に出させていただくようになってから「こんなに明るい人だと思わなかった」と言われることが増えました(笑)。第一印象はクールなイメージみたいで驚かれることが多くて。周りから「いつも笑ってるよね」と言われるのは悩みのないアホなコみたいですけど、ずっとそういう人でありたいと思っていたのでうれしいです。

勉強あってこその人見知りの克服!

実は小さい頃は人見知りで、初対面の人に会ったり大人数で出かけるのが苦手でした。だから仕事を始めたばかりの頃は、「自分に自信がない→現場に行くのが怖い→胃腸炎になる」という負のスパイラルの繰り返し。でも映画だと約1か月、ドラマだと約3か月で現場が次々と変わっていくので「仕事だし、もう人見知りとか言っている場合じゃない」と思って、こっそり自己啓発本を買って会話術を学んだり、コミュニケーション上手な先輩の背中を見ながら勉強をして、不安に振り回されないメンタルを少しずつ作ってきました。

エゴサはするけど、もう傷つかない

10代の頃は傷ついていたエゴサも今はあえてしています。SNSって私が人にどう思われているかがわかるものだと思っていて。たとえば、「滑舌が悪い」と書いてあったら「確かに、滑舌悪いな」と素直に思うし、「ウザイ」と書いてあったら「それは仕方ないじゃん」って思う(笑)。SNSは「誰がどういう心情で書いたかわからないもの」と思えるようになったので、意味のないコメントで傷つくことは少なくなりました。

不安な気持ちの消化方法を見つければ、自ずと笑顔も増えるはず

今もクランクイン前は不安で眠れなくなることがあります。きっとこれからもそうだと思う。でも「新しい発見があるはず」とか「困難を乗り越えたらさらにひとつ強くなれる」と、どう変換して消化したらいいかはわかるようになってきました。あと、自分に期待しないことも大事じゃないかなと思っていて。私は不器用なので、みんなができることができなかったとしても「私はこういう人間だし、違った成長の仕方をしていこう。自分のやり方でできるようになろう」と思うようにしています。

毎日頑張って生きていたら不安になることはあります。そんなときは自分を甘やかして大切にしたり着眼点を変えたりして、不安な気持ちを自分なりに消化する方法を見つけていくことが大事なんじゃないかな。ひとりで抱え込まないで、友達や家族に吐き出して「助けて」って言うのもいいですよね。これから先も不安がなくなることはないけれど、色々やって試して自分に合う不安とのつきあい方を見つけられたら、笑顔でいる時間も増えるんじゃないかなと思います。


努力あってこその人見知りの克服や、不安に対する向き合い方などなど…とても勉強になりました。ハッピーに過ごすためには、自分に期待をしすぎず、自分にあった消化方法を試行錯誤していくのが大切ですね!

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CanCam2021年7月号「ぽーりんのstill growing up!」より 撮影/新田君彦(えるマネージメント) スタイリスト/奥富思誉里 ヘア&メイク/神戸春美 モデル/中条あやみ(本誌専属) 撮影協力/田中かほ里 構成/西村真樹 WEB構成/近藤舞緒