女心をわかってくれない…わかってもらう方法は?
女性からすると「なんでわかってくれないの?」と思うかもしれませんが、男性にとっては女心は難解すぎるということもあるようです。そこで今回は、女心がわからない男性の特徴や、理解してもらう方法などをご紹介します。
女心がわからない男性の特徴
まずは、20代~30代の女性に「女心を全然わかっていない!」と感じてしまう具体的な瞬間やエピソードを教えてもらいました。
1.気遣いがない
- 「ヒールを履いてるのに、ずっと雨の中歩かされた」(28歳・会社役員)
- 「歩くスピードが速いとき」(24歳・会社員)
日常生活の些細なポイントだからこそ気になってしまいます。相手に対して好意を抱いていれば、最初は必死でついていく方も多いことでしょう。とはいえあまりにも気付いてくれないと、「この人は違う!」なんて気持ちが高まってしまいます。
2.自信満々
- 「デートに誘うときに、“俺とデートするんだから楽しいよ”って言ってくる」(31歳・会社員)
- 「こうしたら女性は喜ぶんでしょ?と分かってるアピールをする人」(24歳・アルバイト)
女性の扱いに対して、絶対的な自信を持っている男性もいますよね。女性としては、「どうしてそんなに自信が持てるの!?」なんて、不思議に思ってしまうケースも多いよう。少し気持ちが引いてしまうのかもしれませんね。
3.余計な一言
- 「太ったよね!などズバズバ言う人」(32歳・アルバイト)
- 「傷つくことを平気で言う、体型のこととか」(25歳・会社員)
- 「ぽっちゃりくらいがいいよ、など体型に関してデリカシーのないことを言う。男ウケのために美容やファッションをしていると思い込んでいる」(28歳・アルバイト)
女性のデリケートな部分に対して、デリカシーのない一言を放つ男性は好感度ダウンです。特に体型については、どう言葉にしても難しいポイント。触れないでそっとしておくのが、女心の正しい扱い方なのかもしれません。
4.話を聞かない!
- 「自分のことばかり話して、こちらの話を全く聞き出さないとき」(24歳・会社員)
- 「何事にも否定的な意見を出す」(24歳・会社員)
自分の話ばかりをする男性に対して、冷めた目線を向ける女性も多いよう。自分のことばかり話す男性に出会ったときには、率直に「私の話も聞いてほしい!」と伝えるしかなさそうです。
5.アドバイス男
- 「話を聞いてほしいだけの女性に対して、解決させようとする男性」(30歳・会社員)
- 「要らないアドバイスをしたがる」(30歳・会社員)
男女間の、深い溝を感じさせるような意見もチラホラ。「ただ共感してほしいだけ」の女性に対して、「具体的な解決策を提示しよう」とする男性がかみ合わないという話はよく聞きます。最初に、「ただ話を聞いてほしいの」と断っておくことで、話の流れを変えられるのかもしれません。
6.信じすぎる男
- 「旅行中の全部を私に任せっきり」(24歳・アルバイト)
- 「大丈夫の言葉を鵜呑みにされたとき」(21歳・会社員)
女性の発言には「本音」と「建て前」があり、それを正しく見抜いてほしい!という女性も。「察してもらえない!」と怒る気持ちもわかりますが、何をどう理解してほしいのか、きちんと伝えることも大切です。
女性の本心がわからないと思う瞬間
続いては、男性に「女性の本心が分からない」と悩む瞬間を聞いてみました。
1.急に態度や意見が変わる
笑顔だったのに、急に不機嫌になったり。意見をコロコロ変えて、デートプランが台無しになったり。すぐに態度や意見が変わる気分屋の恋人の本心が分からないと悩む男性は多いよう。
2.行動と言葉が一致しないとき
楽しんでいたはずなのに、実はつまらないと思っていた…など、言動が一致しないとどちらが本音なのか分からない、と悩む男性も。もしかすると恋人に心配かけないために言葉では良いことを言うものの、実は無理をしていたということなのかもしれませんね。
3.不機嫌なとき
怒っているのは分かる。けどなんで不機嫌になったのかが分からない…。そんな男性も多いようです。「察してほしい」という気持ちもあるかもしれませんが、それはケンカのもと。どんなことが嫌だったのか素直になれば、お互い良い関係を築けると思いますよ。
4.目的が分からないとき
価値観が違ったり、自分がしない行動をしたり。何をしたいのか目的が分からないという男性も多いよう。自分では理解できない行動をされると相手の気持ちが分からなくても仕方ないのかも。
5.付き合う前の心理
付き合う前が一番分からないという声も。連絡が続いていたと思ったら途切れたり、誘っても曖昧な返答をされたり。好意があるのかどうか、女性の本心に悩んでいるようです。
女心がわかっている男性の特徴
続いて、20代~30代の女性に「女心がよくわかっているなぁ」と感じる瞬間を聞いてみました。
1.デート中のエスコート
- 「デート中に適度に“トイレ大丈夫?”って聞いてくれる。階段を降りるときに必ず手を差し伸べてくれる」(23歳・公務員)
- 「寒くない?暑くない?など気にかけてくれるとき」(28歳・会社役員)
- 「相手の好みをかなり把握した上でデートしてくれたとき」(24歳・会社員)
デート中は、「自分だけを見ていてほしい!」と思う人も多いのではないでしょうか。しっかりと自分を気遣い、エスコートしてくれる男性に対して、好印象を抱くのは当然のことなのかもしれません。
2.ストレートな褒め言葉
- 「会った瞬間、洋服や髪型を褒めてくれる」(32歳・アルバイト)
- 「ふとしたときに、服装やメイクを褒めてくれる!」(31歳・会社員)
- 「ネイルの変化など細かいところに気がつき褒めてくれる」(28歳・アルバイト)
女性の心を、文句なしで華やかにしてくれるのが男性からの褒め言葉です。特別なことではなくても大丈夫。さりげなく伝えてくれる男性に対して、思わずキュンとしてしまう女性も多いのでしょう。
3.落ち込んだとき
- 「迎えに来てくれたり、落ち込んでるときにそっと優しくしてくれたりしたとき」(24歳・会社員)
- 「困ってるときにそっと手を差し伸べてくれて助けてくれたとき」(32歳・会社員)
- 「落ち込んでいるとき気がついてくれて、適切な距離感で接してくれるとき」(30歳・会社員)
普段どんなに元気な女性でも、落ち込む瞬間はあるものです。そんなとき、絶妙な距離感で接してくれる相手は、居心地が良い相手。ホッコリした気持ちになれて、急速に距離が近付いていきそう。
4.サプライズ!
- 「ささいな一言を覚えてくれて、プレゼントしてくれる」(24歳・アルバイト)
- 「記念日を覚えていてくれて、プレゼントを渡す人」(22歳・学生)
人は「物」でつかめるものではありません。しかし「相手を喜ばせよう」という気持ちは別。プレゼントそのものよりも、「私のために、こっそり準備してくれたんだ!」なんて、その気持ちが女心を満たしてくれます。
5.本音と建前
- 「全て言葉にして伝えてくれたり、不安を解消させてくれるように自分の気持ちを話してくれたとき」(26歳・公務員)
- 「私の“大丈夫”は大丈夫じゃないとわかってくれる」(29歳・会社員)
- 「ほんとは?と本心を聞いてくるとき」(25歳・専業主婦)
女性の言葉には、「本音」と「建て前」があることをきちんと理解していて、その上で「本音」に寄り添おうとしてくれる男性は高評価です。強がっているときに「ほんとは?」なんて聞かれたら…ドキドキ感も募ってしまいます!
女心をわかってもらうには?
最後に、女心を分かってもらうためにはどうしたらいいのか、試してみたいことをまとめました。
1.一緒に食事をする機会を増やす
リラックスモードで何気ない話をすることは大切。生活リズムは変えられないという場合は、せめて一緒に食事をする機会を増やすのも手です。短い時間でも一緒にご飯を食べながら話すだけで、距離感が縮まります!
2.早い段階で話し合う
基本的なことですが、溝を無くすために話し合いは必要不可欠。ポイントは早い段階であること。不満が大きくなってからではなく、「ちょっと気になるな」くらいで話してみましょう。そのためにも、食事の機会や一緒にいる時間を増やすのは大事です。
3.歩み寄る努力を行動で示す
男女の考え方は違って当然。女心をわかってほしいなら、男心も理解しようと歩み寄る姿勢も大切。むしろ、話し合い後にどんな行動を取るかで、その後のふたりが決まってきそう。改善する行動を示さなければ、結局解決しません。
4.愛嬌で感情に働きかける
会話をするときは言葉の内容だけでなく表情やしぐさ、服装などの視覚的要素なども含めて、相手が伝えたいことを認識しているそう。なので何か気持ちを伝えたいときは、表情やリアクションも意識して話してみて。そうすることですれ違いが起きるのを防げそう!
5.お願いはかわいく
何か不満があるときに「なんで〇〇してくれないの?」という言い方をするのではなく、「〇〇してくれたら嬉しいな」や「一緒に〇〇したいな」など、あくまでもふたりでしたいということをかわいくお願いするのもすれ違いを防ぐポイントです。同じことを言っていても、印象が変わってくるはず!
【まとめ】
「女心と秋の空」という言葉もあるくらい、女心は変わりやすいこともあります。「女心がわからない」と言っている男性は、この変化についてこれていないだけかもしれません。わかってもらいたいなら、自分から歩み寄る姿勢も大切ですよ!