彼氏の親へ挨拶を成功させるには?好感度が下がるNG行動
彼氏の親に初めて会うときって緊張しますよね。マイナスの評価をつけられたくないと思えば思うほど、どんな服装で行けばいいのか、手土産は何がいいのかなど、悩みが膨らんでしまいます。そこで今回は、彼氏の親への挨拶の際の注意点や、おすすめの手土産をご紹介。彼氏の親に悪印象を与えないポイントも解説します。
Contents
彼氏の親に挨拶に行ったことはある?
彼氏の親に挨拶に行ったことのある女性はどのくらいいるのでしょうか。20~30代女性100人にアンケートを実施しました。
Q.彼氏の親に挨拶に行ったことはある?
ある 49人
ない 51人
ほぼ半々という結果でした。みなさん結構会いに行っているんですね。
彼氏の親に挨拶に行った理由は?
続いて、彼氏の親に挨拶に行った理由も聞いてみました。
結婚するから
- 「結婚するから」(回答多数)
- 「結婚を考えていたから」(39歳・山口県)
やはりいちばん多かったのは結婚のための挨拶という答えでした。「親への挨拶=結婚」というイメージは間違っていないようですね。
同棲するから
- 「同棲するから」(29歳・愛知県)
- 「同棲していた所に遊びにきた」(32歳・愛知県)
同棲をはじめる前に挨拶をしたという人や、同棲していたところに彼ママが遊びに来たという人も。同棲は結婚の一歩手前ですから、真面目なお付き合いだと安心してもらうためにも挨拶はしておいたほうがいいですよね。
遊びに行ったついでに
- 「遊びに行くついで」(24歳・岡山県)
- 「なんとなく遊びに行くついでに」(26歳・広島県)
彼氏が実家に住んでいる場合など、彼の家に遊びに行ったついでに挨拶をするというケースも考えられます。この場合、挨拶なしだと印象が悪いのでしっかりと好印象を残せるようにしたいですね。
彼氏から紹介したいと言われたから
- 「彼氏から紹介したいと言われたから」(28歳・埼玉県)
- 「一緒に里帰りしようと言われた」(26歳・高知県)
彼氏から親に会って欲しいと言われることも。これはプロポーズの一歩手前といえます。結婚する気がない彼女をわざわざ親に会わせる男性は少数派でしょう。
彼氏の親に挨拶するとき気を付けるべきことは?
では彼氏の親に挨拶をする際に気をつけるべきポイントはどこにあるのでしょうか。実際に挨拶に行った女性に聞いてみました。
ふさわしい服装
気を付けたこととして特に多かった回答が「挨拶にふさわしい服装をする」ということ。どんな服装をするか迷ってしまう女性はかなり多いと思います。両親に紹介したくなる女性の特徴として「TPOに合った服装や振る舞いができる」ことを挙げる男性は多いです。彼に「ご両親が服装について気にするタイプか否か」などリサーチをしてもいいかもしれません。
両親への挨拶の言葉
いざ挨拶するとなると、緊張して言葉が出なくなってしまうことも。そうならないために、事前に「気持ちの表現」を自分なりの言葉で考えておいた人も多いようです。そんなに堅くなる必要はありませんが、言葉選びはかなり重要ですし熱意が伝わるポイントでもありますよね!
手土産のセンス
彼のご実家に訪問するということは、お時間を頂戴しているということ。きちんとした挨拶の形をとるためにも手土産は必需品! ただ持っていけばいいというわけではなく、お相手のことを考えたものを用意しましょう!
好印象メイク
「身だしなみのマナーとしてメイクをする」「行うメイクは無難なもの」という回答が集まりました。確かに化粧っ気がないのも野暮ったく見えますし、濃くてマイナスな印象を与えてしまうことも。
言葉遣い
「言葉遣いに注意した」という女性も多数いました。話が盛り上がるとついフランクな話し方になってしまいそうになりますが、気を抜かないようにしましょう。
彼氏の親に挨拶に行くときの手土産選びのポイントは?
親の好みをリサーチ
- 「彼にひたすら両親の好みや生活感をリサーチ」(女性・29歳)
- 「苦手なものを確認」(女性・29歳)
- 「ご両親が甘いものを用意してくれていることもあるので、ケーキなど生ものは避ける」(女性・30歳)
基本中の基本ですが、まずは彼氏の親の好みをリサーチ! これは贈り物をするなら当然のことですよね♡
自分の出身地の特産品
- 「自分の出身地の特産品にしました。フルーツにしたのですが、箱に入っているちょっとお高めのもにしたのですごく喜ばれました。また出身地の話もできて場も和みました」(女性・27歳)
- 「地元で有名なお漬物屋さんのお漬物セットを選びました。お相手は親子3世代住んでいる家だったので、ご飯に合うもの、足しになるものは嬉しいと言っていました」(女性・29歳)
もしあなたの出身地や家の近くに美味しい特産品があるなら、それをチョイスするのはとてもおすすめ。ふるさとを大切にしているということに悪い印象は持ちませんし、話も弾みますよね♡
コーヒーや紅茶
- 「お酒を飲まないと聞いていたので、コーヒーを手土産に選びました。今思うと、コーヒーに合うチョコレートなんかも添えたらよかったかなぁと思います」(女性・25歳)
- 「自分では買わない価格帯のコーヒー」(女性・29歳)
彼氏の親の好きなもの、苦手なもののリサーチは必須! コーヒーや紅茶に軽いお菓子を添えるのもいいアイディアですね。もし渡したお菓子を出してもらったら、遠慮せずいただくのがマナーです。
ペットの分も忘れずに!
- 「ご両親には普通にお菓子を用意したのですが、飼っているワンちゃんにも忘れずに犬用クッキーを買って行ったら喜んでもらえました」(女性・30歳)
- 「ねこちゃんのおもちゃもプレゼントしました」(女性・25歳)
ペットはもう家族同然。とはいえ両親への挨拶でペットのお菓子まで持っていくとは驚き! かなり気が利く子だと好印象を持ってもらえそうですね。
季節関連アイテム
- 「寒い時期にお伺いしたので、ご両親で色違いのマフラーを贈りました。とても気に入ってくれて、今でも会うとしてくれています」(女性・26歳)
- 「夏に行った際、体調に気を付けて下さいと保冷グッズを持っていったら、気が利くと言われた」(女性・30歳)
手土産というとどうしてもお菓子のというイメージがありますが、両親側でもちょっとしたお菓子を用意してくれている可能性も。もう何度か会っている間柄なら、季節柄使えるマフラーや健康を考えたマッサージ機など使えるアイテムを持って行くのもアリかもしれませんね!
本気のお気に入り品を
- 「自分の中で本当に美味しいと思うクッキーを持っていった」(女性・26歳)
- 「並ばないと買えないけど絶品のお菓子。話の話題にもなって良かった」(女性・30歳)
渡すなら、本当に美味しいものを。「これ自分の中では今までで一番だったので、ぜひ食べて頂きたくて!」とおすすめすると良さそう! 味の好みが合えば、この先も永く一緒にいられそうですね♡
彼氏の親への挨拶での注意点
彼氏の親に挨拶に行くなら好印象を与えたいですよね。挨拶に行った際のNGな行動をご紹介します。
「おかあさん」「おばさん」呼び
- 「悪気はないんでしょうが、息子の彼女から『おばさん、おばさん』と呼びかけられたとき、『おばさんなんて失礼な!』と何度言ってやろうかと……」
- 「結婚もしていないのに、『おかあさん』と言われるのはなんだかイヤでしたね。あちらとしては精一杯礼を尽くしたつもりなんでしょうが」
彼のおかあさんのことをなんと呼ぶか、これは非常に難しい問題ですよね。結婚しているんなら素直に「おかあさん」と呼べますが、そうもいかないわけで。「おかあさん」と呼んでいる女子も多いようなのですが、実はこれ、おかあさん側にリサーチしてみると、タブーのようなんです。
…じゃあなんと呼べばいいの?というと「○○クンのおかあさん」という呼び方が無難のようです。
ダイエット宣言
- 「息子の彼女が来るからと、お寿司を奮発してとったり、たくさんおかずを作ったのに、ほとんど手をつけなかった子がいました。『苦手なものでもあった?』とたずねると、『今ダイエット中なんで~』とサラリ。あとで息子に、なんて非常識な子なんだと悪口言っちゃいましたよ」
- 「体型の話ばかりする」
普段は避けている大量の炭水化物や脂質攻撃を受けたとしても、彼の実家にご招待いただいた以上、受けて立つのが思いやりです。このときばかりはダイエットはおいてといて、ちゃんと出されたものはおいしくいただくのが最低限のマナー。嫌いなものがあってどうしても食べられない場合は、ちゃんと申告したほうがベター。彼ママに「まずかったのかしら」などと、余計な心配をさせてしまうことになります。
また料理の感想は、「○○クン、こんなにおいしいもの食べてたんだね。うらやましい~」などと、大げさにならない程度にほめちぎっておきましょう!
○○っぱなし
- 「ドアを開けたら開けっぱなし、食事をしたら食器を置きっぱなし、朝起きても布団を敷きっぱなし。他人の家に来てまでだらしないお嬢さんはどんな育ちなんだろうと呆れます」
お嫁さんの立場ではないので、エプロンをつけて家の中で積極的に家事のお手伝いをカンペキにする、というのはちょっとやりすぎのようですが、さすがに自分の実家かのようにだらけてリラックスしすぎるのは言語道断!食べ終わったら食器を流しまで運んだり、朝布団をたたんだりといった最低限のことはしなければダメですよね。また、ドアの開けっ放しなどのだらしない行動もNGです!
引きこもり
- 「最初の挨拶も早々に、あとは帰るまでずっと息子の部屋から出てきませんでした。なんのためにお正月に一緒に来たんでしょう」
これは彼にも原因がありますが、やはりちゃんと家族にご挨拶し、そしてできる限りコミュニケーションを取る努力をすべきでしょう。
彼の呼び名にも注意!
- 「息子のことを『まぁくん♡』と呼んでるのを聞いたときは、やはりいい気はしませんでした」
- 「家族の前でも気にせずイチャイチャして、ふたりの世界を作ろうというのはいただけません。そういうことしたいなら、外ですべき。家族の団欒を壊す行動はしないで」
いくら仲がよくても、彼の実家では少し他人行儀なぐらいがちょうどいいようです。彼の呼び名も、いつもどおりの呼び名だと彼ママにとって失礼かな、という場合(呼び捨てだったり、甘すぎたり)は、ちょっと不自然かなと思っても、「○○クン」ときちんと名前+クンづけにしておくのが無難です!
彼氏の親に初めて挨拶したときのエピソード
やっぱり緊張した!
- 「凄くできるママだったので、緊張しました」(28歳・女性)
- 「同棲した後に挨拶に行ったので緊張しました」(30歳・女性)
- 「初めてお会いしたのが料亭で、めちゃくちゃ緊張しました」(31歳・女性)
やはり初めて会う彼ママには少なからず不安や恐怖心みたいなものがあって、緊張してしまう女子が多いようです。特に彼ママができる人だと緊張してしまうみたいでした。また、会う場所がさらに緊張感を増幅させることもあるようです。
温かく迎えてくれて嬉しかった
- 「名前を呼んでくださって嬉しかった 」(29歳・女性)
- 「女の子がほしかったみたいで、私の成人式のときなどすごく喜んでくれた」(38歳・女性)
- 「初対面から打ち解けられてうれしかった」(28歳・女性)
- 「フレンドリーで気さくな人で、お姉さん、妹、お父さん、お爺さん、お婆さん、全員で迎えてくれました」(24歳・女性)
もちろん皆さん初めは緊張したかと思いますが、嬉しかったという感想を持った女子も多くいたようです。初対面で打ち解けて、その後は自分を本当の娘であるかのように接してもらえると嬉しいですよね。
外見チェックが凄かった
- 「当時痩せていたので、『そんなに細くて子供産めるの?』と言われました……」(38歳・女性)
- 「彼のことが好きすぎるお母さんで、会った時に、漫画のように上から下までジロジロと見られた。見定められているとすぐわかった」(27歳・女性)
- 「バイト先が同じ彼で、ママに初めて会ったのはバイト先でした。バイト先の服装が体型を丸く見せるかたちだったので、後で思ったより細かったと言われた」(26歳・女性)
初めて会ったとき外見をかなりチェックされたのが印象的だったと答えた女子の意見も。やはり大事な息子の彼女の外見は気になってしまうもの。とは言え、漫画のように上から下までチェックされてしまうとビックリしてしまいそう…。そしてなかには外見についてストレートに言葉にする彼ママもいるようでした。
その他、印象に残ったエピソード
- 「恋人を会わせたのが初めてだったみたいで私より彼のママのほうが緊張していた感じでした」(29歳・女性)
- 「お家でご飯を用意してくれていて、その時魚料理だったから、試してる!?と思って完璧に綺麗に食べた(笑)」(22歳・女性)
- 「(彼を指して)こんなやつでいんかい?って言われました。どうぞ宜しくねって」(24歳・女性)
- 「彼ママがフランス人で日本語がなかなか伝わらなくてGoogle翻訳で話した」(20歳・女性)
- 「はじめましてが、彼ママとふたりで温泉だった」(28歳・女性)
彼ママも自分と同じ人間なので、同じく緊張していたというエピソードを見ると、少し安心できますよね。一方で「方言が炸裂した」、「はじめましてが温泉だった」という強烈なエピソードも。
【まとめ】
彼氏の親に挨拶に行くときには、誰もが緊張します。あまりに「気に入られよう」としすぎると、不自然な行動になってしまいます。NGな行動には注意しつつも、あまり気張りすぎないように気をつけてくださいね!
アンケート/株式会社クロス・マーケティング QiQUMOにて調査