嫉妬なんてしたことない!という人はあまりいないはず。自分にないものを持っている友達や、他の女性と仲良くする彼氏など、思わず嫉妬してしまうことってたくさんありますよね。嫉妬してもただ辛くなるだけだし、最初から嫉妬なんかしたくないと思っている女性も多いと思います。でもしたくなくてもしてしまうのが難しいところ…。今回は女性たちに「嫉妬してしまう瞬間」を調査。専門家に聞いた「嫉妬しない方法」もご紹介するので参考にしてみてくださいね!
彼氏の女友達に嫉妬してしまう瞬間
ただの友達だと分かっていても、友達から恋人に発展することもありますし、彼の女友達が気になる…という女性も多いのではないでしょうか。まずは、彼の女友達に嫉妬してしまった経験について、女性たちに聞いてみました。
Q.女友達が多い彼氏ってどう思う?
とてもいいと思う…5%
まぁいいと思う…22%
少し嫌だ…50%
かなり嫌だ…23%
まず、女友達が多い彼氏についてどう思うか女性に聞いたところ、なんと「嫌だ」と感じている女性が7割越え! 多くの女性が女友達の多い彼氏について複雑な思いを持っていることがわかりました。友達が多いのはいいことだけれど、そこから恋愛に発展するのではないかと気になってしまいますよね。では、どのようなときに嫉妬してしまったのか、具体的なエピソードを見てみましょう。
1.自分の知らない一面を知っていたとき
- 「実際に彼の女友達と会ったときに、自分が知らない話をされて嫌な気持ちになったことがある」(30歳・看護師)
- 「自分よりも付き合いの長い女性とかがいると嫌」(24歳・会社員)
自分と出会う前から友達同士だったケースもあると思いますが、彼女である自分の知らない話をされて蚊帳の外のようにされたらいい気分はしませんよね! 前向きに考えれば彼の知らなかった一面を知れた、ともとれますが、女友達からは聞きたくないのが正直なところかも…。
2.LINEなどの連絡がきたとき
- 「LINEをする回数が多すぎるとき」(30歳・会社員)
- 「私と会っているときに女友達とLINEばかりしている」(24歳・広告代理店)
続いてはLINEでの連絡についてです。業務連絡ならまだしも、楽しそうに長話をしていたら嫉妬してしまうかも。しかも自分と会っている間にずっと連絡を取り合っていたらイヤな気持ちになっても仕方ないですよね。
3.一緒に写った写真を見たとき
- 「女友達と写っている写真を部屋に飾っている。私との写真は飾ってないくせに!」(21歳・大学生)
- 「彼氏の写真フォルダに同じ女友達がたくさん…」(28歳・フリーター)
特定の女友達ばかりの写真が彼の写真フォルダにあったら気になってしまいますよね。何か特別な関係なのでは…? と不安になってしまっても無理はありません。また、自分との写真はないのに女友達との写真を部屋に飾っているというのも不思議ですよね! 「わたしのも飾ってよ♡」と冗談交じりで言ってみては?
4.連絡や遊んでいることを隠されていたとき
- 「隠すということはやましいことがあるのだと思う」(36歳・主婦)
- 「わざわざ隠して連絡を取られていた。相手の女にも腹が立った」(23歳・IT関連)
連絡を取っていることをオープンにされても気になりますが、秘密されるのはもっとイヤ!という女性が多いのではないでしょうか。 隠すなんて何かやましいことがあるの?と考えてしまいますよね。
片思い中の相手に嫉妬しない方法
恋愛に嫉妬はついてまわるものですが、できるだけ嫉妬したくないですよね。続いて、主に片思いの男性に嫉妬しない方法をご紹介します。
1.やきもちを妬くことのデメリットを知る
いうまでもなくやきもちを妬くと、イライラしたり不快な気分になったりと自分の中でマイナスの感情が生まれますよね。その感情を持ち続けていると、はじめは相手に向けられていた嫉妬の心が次第に自分自身への罪悪感に変わることもあります。嫉妬することで生まれるメリットはほとんどありませんので、デメリットを知ることは嫉妬心を抑えることに繋がるかも!
2.自分自身と身近な異性とを比べない
自分と誰かを比べることから解放されれば、焼きもちを妬くことは自然となくなっていくそう。人は人、自分は自分です! あなたにはあなたの魅力があります。特に恋愛面においては、自分を誰かと比較するのは避けるようにしましょう。
3.主語を自分に置き換えて「お願い」する
そもそもやきもちは、もっと彼に自分のことを見てほしい、好きになってほしいという愛されたい願望の裏返しです。そこで主語を「あなた」ではなく、「私」に変えて彼に気持ちを伝えてみて♪ 「あなたのせいでやきもちをやいている」ではなく、「私はやきもちをやいている」と言い換えるだけで発言の印象も雰囲気もぐっと柔らかいものになり、彼もかわいいなと感じてくれるはずです!
4.やきもちのエネルギーを昇華させる
嫉妬はしないほうが楽かもしれませんが、どうしても抑えきれないときがありますよね。そのときはその嫉妬のパワーを別のものに昇華させてみて! 仕事やダイエットなど、自分を磨くものならなんでもいいです♪ ただモヤモヤし続けるよりきっと素敵な女性に近づけるはずです♡
嫉妬しないための心理テクニック
続いて、恋人に嫉妬しないようにする心理テクニックを認定心理士の脇田尚揮さんに伺いました。
1.競わずに自分の価値を認めてあげて
誰かに嫉妬するというのは、その人を所有したいという気持ちの表出だといえます。ただ、嫉妬心は破壊的な感情のひとつで、悲劇を招くことも少なくありません。嫉妬をすると、愛する人だけでなく自分自身も傷つけてしまうことだってあります。ネガティブな感情の渦に巻き込まれないようにしましょう。そのために大切なことは、競争をやめることが大切です。また、それと同時に自分の価値を認めてあげましょう。自分の価値に自信がないからこそ、誰かと比べて自分の価値を知りたくなってしまうのです。自分の軸ができていれば、嫉妬をすることは自ずとなくなるはずです。
2.その嫉妬心、自分を磨く“きっかけ”かも!?
嫉妬心の根源は、自分の大切なものを他の誰かに奪われるのではないか、という気持ちに由来しています。そこで、その不安感を“自分磨き”の原動力に変えていくのが最も建設的です。そして、どんどん魅力的になっていく自分を体感し、彼にアピールしていきましょう。ネガティブなイメージにとらわれず、あなた自身の価値を高めていくことで、いずれ嫉妬心は消えてなくなるでしょう。
3.不安や心配を抱え込まず冷静に彼へ伝える
嫉妬の不安や心配は、自分ひとりで抱え込んでしまうと、心理的にどんどん悪いほうへと妄想が膨らんでしまいます。事実ではありえないことも、勝手に考え込んで彼を責めてしまうことだってあるでしょう。そこで、嫉妬心を自分で感じたら、彼に心配ごとを感情的にならず「冷静に」話して、納得するまで聞いてもらいましょう。そうすることで、嫉妬心の芽を摘み取ることができるはずです。
4.何があっても恋人を「信用する!」と決意する
心から彼のことを愛していれば、たとえ他の女性と話していても、彼を信用することができるはずです。彼を信じられないからこそ嫉妬してしまうのです。そこで、「どんなことがあっても信用する!」と決心してみましょう。心理学には“ピグマリオン効果”というものがあり、これは「期待されるとその通りに人は変わっていく」という理論です。彼を信じていれば、彼もあなたのその信頼に応えられるように変わるはずです。
友達に嫉妬してしまう瞬間
嫉妬は恋人間だけのものではありません。続いて、友達に嫉妬してしまう瞬間について聞いてみました。
1.キレイ・かわいい
- 「肌ツヤがいい。髪の毛がきれい」
- 「土台が違うのは分かっているものの、スタイルが良い」
- 「肌のきれいさ。スタイル。お金持ち」
- 「外見が可愛い」
- 「スタイルがいい友達、食べても太りにくい友達」
見た目の良さはわかりやすく嫉妬につながります。肌ツヤがよく健康的だったり、スタイルが良かったり…。自分の願望に近い人を見ると嫉妬心がムクムクと湧いてしまうという人も多いのでは?
2.恋人や家族との幸せそうな生活
- 「結婚して充実している生活をInstagramなどで見ると嫉妬してしまう」
- 「恋人との楽しそうな写真を見たとき」
- 「ふたり目の子供を授かった友達」
- 「結婚して子供も生まれた友達」
- 「彼氏との幸せ自慢や充実した生活を聞いたとき」
- 「お金持ちと結婚した子は羨ましい」
SNSで周りの人の生活がすぐに目に入るようになっているからこそ、キラキラと輝いている幸せそうな家族や恋人たちを見るたびに嫉妬してしまうことも。
3.他の友達との関係
- 「1番仲良しの子が、私が仲良くない子と遊んでると嫉妬 」
- 「中学生くらいの頃、他の友達と仲良くしているのにやきもちを妬きそうになったことがある。が、それはおかしいことかなと思い、気持ちの上で抑えていた」
- 「他の子と遊んでいるのをSNSで見たとき 」
- 「とても親切な子だけど私にだけではないのでちょっと嫉妬した」
親友が自分以外の友達と遊びに行くことに嫉妬してしまうのもあるあるかも。友達を独り占めするのは違うとわかっていても、寂しい気持ちが嫉妬心になってしまうんですよね。
4.ブランド品
- 「ブランド持参 」
- 「良いものを持っている」
- 「自分が欲しかったブランドのものをたくさん持っている」
憧れのブランド品をたくさん持っている友達にも嫉妬しやすいよう。自分では努力しても手が届かないような高級なものを見ると、なんであの子だけ…と思ってしまう経験がある人も多いでしょう。
5.キャリアや時間
- 「自由がある」
- 「門限が遅いのは羨ましかった」
- 「ほしいキャリアをもっていた」
- 「仕事の条件が自分より良い」
- 「いきいきと仕事をしていて楽しそうなとき」
- 「自分より運がいいと思ってしまい、嫉妬する」
- 「家が裕福で働かず好きなことをしている」
- 「友達は旦那さんにハイブランドのバックや色々買って貰ったり、頻繁に家族で海外や国内旅行に行ってて羨ましい」
嫉妬の対象は物だけではありません。門限がなく夜遅くまで遊べたり、自分とは全然違うキャリアを築いていたり。お給料が良く福利厚生も整っているような会社で働いている友達に嫉妬してしまうという意見も。
嫉妬したときの解決法 3選!
嫉妬しないためにいろいろ試したけれどやっぱり嫉妬しちゃう! そんなときもありますよね。最後に、嫉妬してしまったときの解決策を集めました。20代の女性100名が実践する方法とは?
1.相手にきちんと伝える
- 「本人に言う」(回答多数)
- 「相手に伝える」(23歳・派遣社員)
- 「話し合う」(23歳・専門職)
- 「話を聞く」(29歳・会社員)
嫉妬は相手の行動によるものも多いです。今後嫉妬したくないと思うのなら、素直に本人に嫉妬してしまったことを伝えてみましょう。
2.趣味に没頭する
- 「趣味に没頭」(回答多数)
- 「イラストを描いて発散する」(21歳・学生)
- 「ゲームやYouTubeに没頭する」(25歳・派遣社員)
- 「運動をする」(23歳・会社員)
- 「音楽を聴く」(25歳・会社員)
- 「別のことに集中する」(24歳・会社員)
嫉妬をして相手のことで頭がいっぱいになっている時間が無駄だと感じたら、自分の好きなことを思いっきり楽しんでみましょう!
3.何もしない・我慢する
- 「何もしない」(回答多数)
- 「特に気にしないようにする」(26歳・会社員)
- 「我慢する」(回答多数)
嫉妬しても何もせずに我慢するという人も多いようです。嫉妬心はそれほど長く続くものではないので、しばらく経てば忘れられるという意見も。
4.その他
- 「とりあえず、誰かに相談する」(26歳・会社員)
- 「泣く」(24歳・アルバイト)
- 「忘れるために違うことを考える」(28歳・アルバイト)
- 「友達と飲んで忘れる」(27歳・会社員)
その他、いろいろな方法がありました。あなたなりの嫉妬した時の対処法を見つけてみてくださいね。
【まとめ】
嫉妬は自分と他人を比べることから湧き出てしまう感情であり、自分に自信がないからこそ誰かに嫉妬してしまうといえそうです。嫉妬しないためには、自分に自信を持ち、自分だけの幸せを見つけることが大切。そうはいっても嫉妬心を完全になくすのは難しいですよね。もし恋人などに嫉妬してしまったら、素直に可愛く伝えることで解決できるかも!