薬の説明に書いてあるコレ「悪心」読める?
ちょくちょく見かける日本語でも、じつは読み方を知らないことって結構ありますよね。
たとえば、街で見かける「定礎」や「月極」。
仕事で見かける「汎用」「謹呈」、セールで見かける「廉価」など。
そんな「読めそうで意外と読めない」日本語クイズ。
本日のお題は……こちら!
「悪心」読める?
この日本語、医学や病気に関する説明、たとえば薬の外箱の説明などで見かけます。
意味は「気持ちが悪くて、吐きそうな感じ。吐き気」(小学館デジタル大辞泉より)というものですが……あなたは、なんと読んでいますか?
もしも「あくしん」とド直球に読んでいるなら、じつはそれ、間違っているのです。
「悪心」の読み方は2つあって、意味が変わる!
悪心と書いて「あくしん」と読むこともあります。ただしこれは「恨みを抱き、悪事をしようとするよこしまな心」という意味の日本語。これは「気持ちが悪くて、吐きそう」という日本語とはまた別の言葉なんですね。
では「気持ちが悪くて、吐きそう」という意味の「悪心」は、なんと読むのでしょうか?
ヒントは、ひらがなで書くと3文字で「○しん」になること。
「悪」の読み方を「あく」「わる」以外で考えてみると……想像しやすいかもしれません。
さて、答えが分かりましたか? では正解を見てみましょう!
正解は……コチラ!
「おしん」
正解は「おしん」でした!
もし処方薬の説明に「悪心」と書かれていたら、「あくしん」ではなく「おしん」と読みます。ぜひ覚えてみてくださいね。
【まとめ】
読めそうで読めない日本語クイズは、他にもたくさん♪ どんどんチャレンジしてみてください!
(豊島オリカ)