「飛白」読める?「ひはく」以外に意外な読み方があるんです

「飛白」って読めますか?ちょっと意外な読み方だけど、浴衣で見かけるあの模様です

簡単な漢字でも、組み合わせ次第で読むのが急に難しくなってしまうことがありますよね。たとえば、「三和土」「御虎子」「木瓜」など。これらはすべて、ちょっと意外な読み方を持つ漢字です。あなたはいくつ読めましたか?

そんな「読めそうで意外と読めない」日本語クイズ、本日のお題はこちらです♪

「飛白」

この日本語は素直に「ひはく」とも読みますが、じつはもひとつちょっと意外な読み方を持っています。その読み方は私たちにとってはおなじみの日本語なのですが、いったいなんと読むのでしょうか?

 

◆ヒント1 ひらがなで3文字

「飛白」は、ひらがなで書くと3文字の日本語です。

 

◆ヒント2 和服と関係アリ

「飛白」は織物に使われる模様の一種で、浴衣や着物などの和服でよく見かけます。

 

◆ヒント3 言葉の意味

小学館デジタル大辞泉によると、「飛白」の意味は「かすれたような部分を規則的に配した模様。また、その模様のある織物。」というものです。

 

ここまで読んでピンと来た方も多いのではないでしょうか? では、この辺りで正解を見てみましょう。

 

■正解は、こちら♪

「飛白」の読み方、正解は「かすり」でした! 漢字では「絣」と書くこともあります。どちらもなかなか読めない日本語ですね。

飛白はもともと「ひはく」と読まれる日本語で、意味は「刷毛状の筆でかすれ書きにした漢字の書体の一種」というもの。それが着物などに使われるかすり模様に似ていたことから、「飛白」と書いて「かすり」と読むようになったのではないかと言われています。

 

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