「葦簀」って正しく読めますか?
誰もが知っている身近なモノの名前でも、漢字で書かれると急に「読めない」と思うことがあります。キッチンにある「笊」、リレーで使う「襷」、子どもの頃によく使った「鞦韆」などがその代表格。あなたはいくつ読めましたか?
さて、そんな「知っているのに読めない日本語クイズ」に本日もチャレンジしていただきましょう。お題はこちら!
「葦簀」。
画数は多いし見たことないし……と思った、あなた。じつはこちらも、日本人なら誰もが聞いたことのあるモノの名前です。いったいなんと読むのか当ててみてくださいね。
◆ヒント1 日本生まれのアイテム
「葦簀」は日本の気候に合わせて生まれた、いわば日本ならではのアイテムです。いつ誕生したのかは分かっていませんが、江戸時代にはすでに存在したと言われています。
◆ヒント2 夏に活躍
「葦簀」は、夏に暑さをしのぐために活躍するアイテムです。使い方はカンタン。縁側や窓辺に立てかけて直射日光を遮ります。
◆ヒント3 「よ」から始まる3文字の言葉
「葦簀」をひらがなで書くと、「よ○○」の3文字です。
ではこの辺りで正解を見てみましょう。
■正解は、こちら♪
「葦簀」の読み方、正解は「よしず」でした!
小学館デジタル大辞泉によれば、よしずとは「ヨシの茎を編んで作った簀(す)」のこと。高温多湿の日本では、暑い日差しや道行く人の目を遮るために使われてきました。
ちなみに「すだれ」もよく似た道具ですが、「すだれ」は立てかけるのではなく上から吊るして使います。立てかけるか吊るすか、迷ったらそこをポイントに見分けましょう。
1分で読めちゃうCanCam.jpの日本語クイズは、毎朝6時に更新中♪ 他の問題も解いてみてくださいね。(豊島オリカ)