【超難読】「莫大小」読めますか?「ばくだいしょう」ではなく、超意外な読み方です

「莫大小」って正しく読める?


普段なにげなく使っている言葉でも、漢字表記になったとたんに読めなくなってしまうことがあります。たとえば、味噌汁でおなじみの「石蓴」、美容に関して気になる「肌理」、冬に気をつけたい「小火」など。

そんな「知っているのに読めない」漢字シリーズから、本日のお題はこちら。

「莫大小」

こちらの漢字、ばくだいしょう……ではなく、じつはかなり意外な読み方を持っているんです。ヒントをもとに読み方を推理してみましょう。

 

・ヒント1 カタカナで4文字

「莫大小」の読み方をカタカナで書くと「○○○○」の4文字です。

 

・ヒント2 服飾業界で使われる言葉

「莫大小」は「編み物用機械によって編んだ布地」を意味する言葉です(小学館デジタル大辞泉より抜粋)。服飾業界やアパレルショップなどでよく使われているほか、編み物経験者にとっては「○○○○編み」という編み方でもおなじみです。

 

さらに大ヒント! 読み方の最初の文字は……「メ○○○」です。

 

「もしかしてアレかも」と推理できた方もいらっしゃるのでは? というわけで、この辺りで正解を見てみましょう。正解は、こちら!

 

■正解は、こちら!

「莫大小」の読み方、正解は「メリヤス」でした。

メリヤスとはスペイン語やポルトガル語で「靴下」という意味で、日本語では「莫大小」もしくは「目利安」という漢字があてられています。通常の織物がタテ・ヨコ2本の糸で織られるのに対し、メリヤスは1本の糸から編んでいく技法が特徴的です。外国語がもとになった日本語の読み方には、意外なものがたくさんありますね。

 

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