彼氏と別れたくない!乗り越え方とやっぱり別れたくないと思わせる女性になる方法

別れたくないとき、どう乗り越えたらいい?

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彼から一方的に別れを告げられて、別れたくないのに、別れなくてはならなくなった元カレはいませんか?「最近、冷たいと思ったらいきなり振られた」「浮気しているんじゃないかと疑っていたら、突然、別れたいと言われた」など、彼の様子に違和感を抱きつつ「別れたくない」と思っていたのに、一方的に別れを告げる男子も少なくありませんよね。今回は彼が冷める理由や別れたくない女性になるポイントをまとめました!

別れたい彼氏が出しがちなサイン5選

1.連絡がこなくなる

彼からのLINEや電話などの連絡が、あからさまに減ってしまう場合、別れのサインであるパターンも多いです。あえて連絡しない男子もいれば、彼女への関心が薄れたので連絡をする気にならない男子も。今まではマメに連絡をくれていた彼からの連絡の頻度が明らかに減った場合には、要注意です。

2.話しかけてもノリが悪い

話しかけてもノリが悪く、適当な返事しか返ってこない場合も、別れのサインの可能性が。すでに彼女への興味を失っていると、彼女がどんなに面白い話をしても気分が盛り上がらないので、適当な相槌になりがちに……。

3.約束を避ける

「別れようかな」と考えている彼女とは、できるだけ先の約束をしたがらないのも男子の心理。特に、イベントや旅行などのスペシャル感のある約束は「その時期は、仕事が忙しいかも」「先のことは今はわからないなー」などとごまかしながらも、明確な約束を避けようとする男子が少なくありません。

4.笑顔が減る

好きな人と一緒にいると自然と笑顔が増えるのと対照的に、興味がない相手や「離れたい」と考えている人といると、無意識に笑顔が減ってしまう男子も多いです。以前はニコニコしていた彼が、最近は笑ってくれない……という場合には、別れようか迷っているリスクが潜んでいるかも。

5.話した内容を忘れる

これからもずっと仲良くしたい相手と話したことは、しっかりと記憶している男子も多い一方で、別れを考えている彼女との会話は、気もそぞろになるのも心理。そのため、話した内容を忘れてしまう男子も多く、すでに話したテーマなのに「そうだっけ?」などといい加減にしか覚えていない場面も増えがちです。

別れたくないならチェック!彼氏が冷める理由

1.女性として魅力を感じなくなった

  • 「女性としての魅力が薄れたから」(39歳・男性)
  • 「いびき」(35歳・男性)
  • 「下品な行動が見えたとき」(30歳・男性)

自然体でいられることは大切ですが、女を捨てることとイコールではありません。いくらお付き合い期間が長くなったとしても女磨きを怠らず、できるだけ新鮮な気持ちでいたいですよね♡

2.ダメ出ししてくる

  • 「ダメ出ししてくるとき」「疲れてるときにダメ出し」(回答多数)
  • 「悪口を言われたり、否定されたとき」(32歳・男性)

彼のことを思ってしたアドバイスだったとしても、言い方やタイミングによってはただの小言に聞こえてしまいます。どうしても許せない部分なら理由と共に伝えるのがベストですが、ないのならば妥協することが長続きの秘訣ですよ!

3.会えない

  • 「デートや電話の予定を頻繁に変更するとき」(28歳・男性)
  • 「何度誘っても断られるとき」(33歳・男性)

仕事に一生懸命なのは素敵です。とはいえ、そもそも会う予定を作ろうとしなければ「付き合っている意味あるのかな?」と疑問が生まれてきますよね。遠距離で物理的に会うことができず、破局してしまったケースも多く寄せられました。

4.会話が減った

・「話を聴いてくれないとき」(37歳・男性) ・「会話が減ったとき、嘘をつかれたとき、約束を守らないとき」(33歳・男性) パートナーには日常の些細なことも共有したいですよね。なのにスマホやゲームなどに夢中で話を聞いてくれないと、寂しい気持ちになります。短い時間でもコミュニケーションを取ることを忘れないようにしたいです!

5.愚痴が多いとき

  • 「意味なく怒りをぶつけられる」(34歳・男性)
  • 「他人の悪口を聞いたとき」(31歳・男性)

イライラしたりストレスが溜まったりするのは自然なこと。ただ、それがあまりにも頻繁で怒ってばかりだと、男性も困ってしまうよう。愚痴をぶつける前にいったん冷静になることも大切かも!

6.面倒と感じた

  • 「わがまま」「めんどくさいことを言ってきたとき」(回答多数)
  • 「LINEの返事が遅い、電話に出ない、と言われるとめんどくさい」(23歳・男性)

盲目になりすぎて、彼の行動や時間を束縛していませんか? 好きな気持ちが大きすぎて、それが彼の負担になっていることも。恋はお互いの気持ちのバランスが重要。わがままはたまに言うから叶えてあげたくなるものですよ!

彼と別れたくないときにやるべきこと3選

彼から別れ話をされそうだけれど、別れたくない。彼から別れ話をされたけれど、自分は別れたくない。そんなふうに考えているならば、ダメ元でやってみたいこともあります。そこで、実際に女子たちが「彼と別れたくないときにやってみて成功したこと」を3選ご紹介します。

1.「別れたくない」気持ちを素直に誠実に伝える

「今の彼氏からは、一度、彼から唐突に別れ話をされました。理由は“仕事が忙しくなるし、デートできない日も増えると思うから、別れたほうがいいと思って”でした。 でも、私は彼のことが大好きで、デートができなくても別れたくない!って思ったので、素直にその気持ちを彼に伝えたんです。最初は、“でも別れよう”と受け入れてもらえませんでしたが、何回も根気よく伝えているうちに、考えを改めてくれました」(26歳女性/美容関係)

2.いったん保留にして距離を置く

「彼の態度が、明らかに冷めてきていて、デートをしていても楽しくない時期があったんです。でも、私は彼のことが好きなので、別れるのはイヤだな……って思っていました。 それで、少し距離を置いたほうがお互いに冷静になれるかなって期待して、あえて彼には何も言わずに、私からの連絡を控えたりデートの誘いもしないようにしたりしてみたんです。そうしたら、1ヶ月くらいで彼のテンションが戻って、昔みたいに楽しく過ごせるようになりました。 あのとき、ジタバタして騒いでいたら別れ話が出ていたと思うので、保留にして良かったです」(25歳女性/飲食店勤務)

3.自分の悪いところを直す

「大好きな彼から、いつも色々と怒られていたんですけど、私はあまり深く考えていなかったんですよね。そうしたら、あるときに“俺、もう限界だ”って言われて、別れ話をされてしまったんです。 そのときになって初めて、彼から“直したら?”って言われていた、私の欠点を直さなかったのがいけないんだって気づいて……。もう手遅れかもしれないと思いつつ、彼に“悪いところは直すから、もう一度だけチャンスが欲しい”って話をしました。 彼が、“しばらくは本当に直すつもりがあるのか見させて”と言ってきたので、本当に最後のチャンスだなって思って、私も必死で悪いところを直してなんとか別れを回避しました」(23歳女性/専門学校生)

やっぱり別れたくないと思わせる女性って?

1.自分だけを愛してくれる

男性が「離したくない!」と思う女性に欠かせない要素のひとつは、自分だけを愛してくれるという、一途な姿勢。何があっても自分への愛を貫いてくれる姿は、「コイツしかいない!」と思ってもらいやすいでしょう。

2.自分に尽くしてくれる

自分に尽くしてくれる女性のことも、男性は「離したくない!」と思いやすいもの。「恋は盲目」という言葉のように、見返りを求めずに自分に労力をさいてくれるパートナーのことは、男性も大事にしたいと思うのです。

3.自分の夢を応援してくれる

夢に向かって突き進んでいる男性は、自分の夢を無条件に応援してくれる女性のことを「離したくない」と思う傾向に。特に、その夢を周囲に反対されてるようであれば、応援してくれる女性を「俺のことをわかってくれるのは、あの子だけ」と感じやすく、ずっとそばにいてもらいたいと感じるパターンが多いです。

4.間違った道に進みそうなときは諭してくれる

誤った道に進みそうになったときに、的確なアドバイスをした上で正しい道に戻るよう諭してくれる女性も、男性が「離したくない」と感じやすいタイプです。そのときには「口うるさいなぁ」という態度だったとしても、少し経ってから感謝に変わることも……。

5.見返りを求めずに愛情を注ぐ

愛情というのは、見返りを求めた時点で、打算的に見えてしまうもの。見返りを求めずに愛情を注ぎ続けると、結果として男性が離したくない女性になれる可能性も高いです。

6.彼の夢を全力で応援する

「彼の夢は自分の夢!」とばかりに、どんなに実現不能に思える夢でも、熱心に応援してあげると、男性からの信頼を得る術にも。深い信頼関係が生まれれば「離したくない」という感情も芽生えやすいです。

7.彼の理解者になる

彼のよき理解者、いちばんの理解者になることができれば、「コイツがいなければ俺は生きていけない」と思わせられるはず。ダメ出しもときには必要ですが、本質的なところで彼の最大の理解者になることができれば、パートナーとしての立場は安泰です!

彼と別れたくないならしてはいけないこと

1.自分を愛しているかどうか確認する

相手の気持ちが分からなくなると、つい自分のことを好きなのか、変わらず愛しているか聞きたくなりますよね。でも、関係が不安定な時にそれをやるのは、絶対NG。相手はあなたのことが好きだから付き合いを続けているのであり、そこにあなたが不信感を持つと、自分は信用されていないんだという気持ちになってしまいます。心理学では二人の信頼関係をラポールと言いますが、それを自ら壊すことに等しい行為なのです。

2.今、何をしているのか細かく聞く

恋愛において、報告・連絡・相談は大切なものですよね。確かに二人の関係において、お互いのことを把握しておくのは重要かもしれません。しかし、あまりに細かく相手のプライベートを尋ねると、息苦しくなって離れてしまいたくなります。特に、今誰といるのか、どういう関係なのかをしつこく聞くと、束縛されているような気持ちになってしまうもの。心理学者バスの研究によると、精神的な浮気を疑うとどんどん束縛が激しくなり、相手の自由を奪ってしまうとされます。そうなると関係はどんどんマイナスの方向へ。恋愛は、ある程度遊びの部分を持たせる方が良いのです。

3.冷たい態度の時にしつこく追いすがる

恋人から冷たい態度を取られると、ほとんどの人が不安になってしつこく追いすがってしまう傾向にあります。でも、それはやってはいけないこと。仕事で疲れている、自分の時間が欲しいなど、どういう理由であれ、あなたに対して少し距離をとりたいと相手は感じているのです。心理学においては、恋人同士には居心地のいい距離感というものがあります。それを近づいたり離れたりして探っていくことを、ヤマアラシのジレンマと言います。相手が離れたいという気持ちを持っていると察したら、追いすがらずにあなたも距離をとった方が良いのです。

4.自己否定や自虐的な話ばかりする

恋人と別れたくないと感じると、自分に自信が無くなり、どうせ私なんてダメだよね。や、私のことが嫌いになったんでしょ? といった、自己否定や自虐的な話ばかりになってしまいがち。自尊感情が低下すると、ネガティブな発言をすることで相手の憐みの感情を引き出して愛を得ようとする人も少なくありません。しかし、それは恋愛においては逆効果。初めのうちは、そんなことないよと言ってくれた恋人も、鬱陶しくなってそうだよ! と声を荒げてしまう結果に。ポジティブな話に切り替えるようにしましょう。

別れたくないけど別れることになったときの対処法

1.欲求が満たされないときに起きるフラストレーションを知っておく

心理学では実現したい欲求があるのにそれが満たされないことを、「欲求阻止状況」と呼びます。別れたくないのに相手から別れ話を切り出されるのが、まさにこの状況だと言えます。 この「状況が改善されないことで生じる不満」をフラストレーションと呼びます。フラストレーション耐性が高ければ高いほど、別れ話をスムーズに受け入れることができるように。そのためには、彼と徹底的にぶつかり合うことが大切になります。別れてあげるのは大人な対応ですが、どちらかというとしっかり話し合いをした方が、未練が残らないのです。

2.別れの原因を自分のせいにしないこと

人生に別れはつきものですが、その失敗の受け止め方は人によって異なります。ある事態が生じたとき、その原因をどこに求めるかという概念を「LCC(ローカス・オブ・コントロール)」と言います。これは失敗などを外的環境にあると受け止める「外的統制型」と、失敗を自分の内面に問題があるととらえてしまう「内的統制型」に分けられます。内的統制型のタイプは、別れの原因を自分のせいだと思い込んで責めてしまう傾向にあり、自分を責めることで解決しようとし、なかなか別れを受け入れられません。もしもあなたが別れをすんなり受け入れたいなら、相手のせいにしてしまった方が、気持ちが楽になるかもしれませんよ。

3.別れ話のストレスを解消するための対処法を知っておく

別れのストレスに苦しめられる人と、笑顔で乗り切れる人の違いはどこにあるのでしょうか。アメリカの心理学者ラザルスは、ストレスに前置きを与えたグループとそうでないグループとでは、前者の方がストレス反応が少ないと結論づけました。 つまり、ストレスとは受け止め方次第で軽減させることが可能なのです。そのためには、日頃から彼の態度に注目しておくことが必要だと言えます。別れのきっかけに繋がる情報を自分なりに知っておけば、いざ別れ話を切り出されたときに、冷静に対処できるのです。

4.前向きになるためには自尊感情が大切

アメリカの心理学者ウィリアム・ジェームズは、「自尊感情=成功÷願望」という公式を発表しました。例えば、付き合い続けることを成功とするなら、なんとか別れずに済むであろうという思いの強さが強ければ強いほど分母の願望値が高まるので、失敗したときに自尊感情は低くなります。 つまり、ショックの度合いが高まってしまうのです。そのため、別れ話が出た時点で、これはもうだめだと半ば諦めの気持ちを持っていた方が、傷つかずに別れられるのです。前向きになるためには、自分の自尊感情を守ることが大切なのです。

【まとめ】

「別れたくないのに、別れてしまった」は、つらい経験。できることならしたくないけれど、自分が別れたくなくても、彼が「別れる」と決めてしまったときには、どんなに説得しても、うまくいかないこともありますよね。そして、予想外に唐突の別れを迎えたときほど、未練が残りがちなのも事実。大好きな人への未練を断ち切るのは難しいけれど、いつまでもくよくよせずに、次の恋愛に目を向けることで、前向きな気持ちが芽生えてくるかもしれません。