男女ふたりで食事に行ったときにの会計の際に「男性が奢る・多く出すべき」と考える人もいれば「割り勘するべき」と考える人もいますよね。
男性の支払いが多くなったときに嬉しいと思う反面「気を使わせているんじゃないか」と気になってしまう女子は少なくないと思います。
今回はそんな男女二人で食事した時の会計にまつわる男子の本音を20代~30代の男性150人にアンケート調査で聞きました! 早速見ていきましょう!
Q.女性とふたりで食事に行くときの理想の会計は?
「自分が全部支払いたい」60人
「自分9割:相手1割」11人
「自分8割:相手2割」6人
「自分7割:相手3割」10人
「自分6割:相手4割」4人
「割り勘」39人
「女性のほうが多め」0人
「女性におごってほしい」4人
「飲み食いした量に合わせる」13人
「その他」3人
20代から30代の男性150人に女性と二人で食事に行くときの理想の会計についてアンケート調査を行いました。
最も多かった回答は「自分がすべて支払いたい」という回答の60人で、全体の40%もの人が回答しています。「自分がすべて支払いたい」という回答に加えて自分のほうが多く払いたいと考えている男性は91人に達し、全体の60%に達しています。
次いで「割り勘」が39人の26%、「飲み食いした量に合わせる」人が13人の9%という結果になり、「女性のほうが多め」「女性に奢ってほしい」人はたった4人の3%という結果になりました。
やはり女性と二人で食事に行く場合は「自分のほうが多くお金を払いたい」と考えている男性が多いようです。
「自分がすべて支払いたい」派の理由
<当然のことだと思っている>
「当然のことだと思っている」(回答多数)
「社会人として当然」(回答多数)
「そういう風習があるから」(23歳・山梨県)
<男としてのプライドがあるから>
「男だから」(回答多数)
「かっこいいと思うから」(回答多数)
「かっこつけたい」「見栄を張りたい」(回答多数)
<面倒くさいから>
「何かケチ臭いと思われるのがめんどくさい」(39歳・沖縄県)
「お金を請求するのが面倒だから」(33歳・広島県)
「はやいから」(28歳・鳥取県)
「自分がすべて支払いたい」と思っている男性は、奢ることを当然であると考えている人が多いようです。男へのプライドにつながっていたり、会計をスムーズに済ませたいという理由もあることから、積極的な理由で奢りたいと考えている人が多そうです。
「自分のほうが多く払いたい」派の理由
<平等に支払いたい>
「男のほうが飲み食いする量が多いから」(回答多数)
「1番公平な払い方だと思うから」(26歳・東京都)
「お互い働いてるのだからお互いに出し合うべき」(36歳・大阪府)
<男のほうが多く払うべきだと思っているから>
「男のほうが多く払うべきだと思っているから」(回答多数)
<多く払うけど全額は嫌だから>
「完全に出すのは違う気がするから」(23歳・静岡県)
「どうせお金を使うなら女の子に使いたいから。が、全奢りだと見限られそうで怖い」(39歳・神奈川県)
「奢るけど奢ってもらう気持ちが全面に出てると嫌」(33歳・福島県)
<相手が気を使わないように少し払ってもらう>
「女性への感謝の気持ちで。全て自分が支払ってしまうと逆に女性にも気を使わせてしまうから」(32歳・神奈川県)
公平な支払いというと割り勘のイメージが強いですが、男性のほうが多く食べているからそれに大路て多く払うべきというように平等を考えている男性もいるようです。
また男性のほうが多く払うべきであると考えつつも、完全に奢ることには抵抗がある男性がいることが読み取れます。
「割り勘」派の理由
<公平だから>
「公平だから」(回答多数)
「対等な関係でいたいから」(回答多数)
「男女平等の社会だから」(回答多数)
<気を使わなくて済む>
「お互い気を使わなくて済むから」(回答多数)
今や女性でも多くの人が働く男女平等の世の中ですよね。ゆえに、「男性のほうが多く払うべき」という考えは年々薄くなってきているのかもしれませんね。だからこそ、公平でお互いに気兼ねなく割り勘したいと考える男性もそこそこ多いのではないでしょうか。
その他、回答が少なかった「飲み食いした量に合わせたい」派の理由には「後腐れないので」(24歳・富山県)、「毎回奢ってもらえると思うな」(28歳・神奈川県)といった理由が挙がり、「女性に奢ってほしい」派の理由には「女性のほうが経済的に余裕があるから」(29歳・大阪府)といった理由が挙がりました。
女性から「割り勘がいい」と言われたらどうする?
続いて、「自分がおごる・多めに出すと言ったのに、女性から割り勘がいいといわれたらどう思うか」という質問を男性にしました。
先ほどは「男性のほうが多く払う」派のほうが多い傾向にありましたが、この場合では女性の意見を受け入れて割り勘にする男性のほうが多い傾向になりました。
それぞれ、どうするのか多かった順に傾向別でまとめてみました。
◆そのまま受け入れる
「そうする」「割り勘にする」(回答多数)
「平等でよいと思う」(回答多数)
「もともと割り勘が当然だと思っている」(回答多数)
一番多かった意見はそのまま素直に受け入れるという回答でした。やはり多く支払ってくれるのも相手を想っての行動ですから、「割り勘したい」という意見を尊重してくれる人が多いのかもしれませんね。
◆ありがたいと思う
「ありがたいと思う」(回答多数)
男のほうが多く支払うべきという風潮から多く支払ってくれているだけで、本当は割り勘はいいと思っている男性はもしかしたら結構いるのかもしれません。自分からは言い出せないことなので、女性が言ってくれることを待っている人は多いのかも…。
◆女性への印象につながる
「しっかりした子だなと思う」(回答多数)
「優しい人だと思う」(回答多数)
「キッチリした子なんだなと思う」(30歳・愛知県)
「割り勘がいい」と望む女性は真面目な印象や優しい印象を与えるようです。マイナスの印象にはならないようなので「奢ってほしい!」という願望が強くない場合には、ひとまず言ってみるのもありかもしれませんね。
◆別の機会に何かする・してもらう
「その時は払ってもらって次は出す」(回答多数)
「次回は割り勘にしようと言って今回は払う」(回答多数)
「その場は自分持ちで、帰りにコンビニなどで飲み物やデザートをおごってもらう」(26歳・富山県)
別の機会に公平になるように調整したり、次回は自分の望みを通してもらえるように調整する男性もいるようです。たしかにこの方法であれば、お互いに不満がたまることなく解決できそうですよね!
◆それでも自分が払う
「断る」(回答多数)
「気持ちだけ受け取る」(回答多数)
「それでも自分が払う」(回答多数)
先ほど多く払いたい派の理由で紹介したように、多く払うことにポジティブな理由やプライドをもっている男性もいます。公平だからと割り勘にするよりも、素直にしっかりと感謝を伝えるほうが喜んでくれる男性も一定数いそうです。
女性と二人で食事に行く際の会計は、自分が多く支払いたいと考えている男性が多くいるようです。しかし、平等に割り勘したいと考えている男性も多く、多く支払ってくれる場合でも言い出せない男性もいるかもしれません。
女性側は多く払ってもらえることが多くても、それを当たり前と思わずに割り勘を持ちかけたり、多く払ってもらえる場合にはしっかりと感謝を伝えることが大切なのかもしれませんね。(山口彩楓)
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