男性と食事に行ったとき、会計のタイミングで気まずい雰囲気になったことがある人も多いかもしれません。「おごるよ」と言われたら素直におごられたほうがいいのか、食い下がって割り勘にしてもらうのが正解なのか…悩みますよね。今回は「女性との食事で正直会計をどうしたいと思っているのか」男性に本音を調査しました。
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お付き合いしていない女性との食事、男性はおごりたい?
早速、男性が女性との食事でおごりたいと思っているのかを見てみましょう。株式会社ZWEIが男女300人を対象に実施した「付き合う前のデートの支払い」に関するアンケート調査結果をご紹介します。
Q.お付き合いしていない相手との初デートでは、お支払いはどうしたいですか?
【男性】(上位解答)
割り勘 40%
男性がおごる 29.3%
男性が多く払う 18%
最も多かったのは割り勘希望で4割。ただ、おごる、男性が多く払うを合わせると約5割と、意見は真っ二つにわかれたともいえます。
女性との食事で「払うよ」って言われたらどう思う?
続いて、「おごるよ」と言ったのに、女性から「払うよ」と言われたらどう感じるのか男性100人に聞いてみました。
Q.おごるよって言ったのに「払うよ」と言われたら、どう思いますか?
素直におごられてほしい 45%
正直払ってくれるのはありがたい 55%
それほど差はありませんでしたが、実は払ってもらえることを密かにありがたいと思っている男性のほうが多いことがわかりました。男性の「おごるよ」を真に受けすぎてもいけないようです。
付き合ってからの女性との食事のお会計、理想は?
では付き合ってからのデートの場合はどうでしょうか? 20~30代男性132人に実施したアンケート調査結果を見てみましょう。
Q.付き合ってからのデートのお会計の希望を教えてください。
割り勘 53人(40.2%)
男性がおごる 44人(33.3%)
男性が多く払う 29人(22.0%)
女性が多く払う 5人(3.8%)
女性がおごる 1人(0.7%)
こちらもやはり割り勘派が多い結果となりました。付き合ってからのデートでも毎回おごってもらうのが当たり前になるのは危険かもしれません。おごってもらいたい派の女性も、基本は割り勘にしておき、誕生日などの特別な日だけおごってもらうなど、メリハリをつけると良さそうですね。
女性との食事で割り勘のつもりだったのにおごった人の理由
最後に「女性との食事で割り勘にしようと思っていたのにおごりたくなってしまったことがあるか」男性に聞いてみました。
Q.割り勘にするつもりだったのにやっぱりおごったことはありますか?
何度もある 25%
1〜2回ある 19%
ない 35%
そもそも毎回自分がおごっている 21%
経験がある方は半数近くになりました。結構多いですね。その理由も見ていきましょう。
割り勘のつもり→おごろうと思った理由
1.楽しい時間を過ごせたから
- 「楽しかったとき」(回答多数)
- 「面白かったとき」(28歳・宮城県)
- 「楽しくウィットにとんだ会話が成立したとき」(37歳・岡山県)
- 「楽しくて、金額も思ったより少なかったとき」(38歳・東京都)
- 「予想外に楽しかったりしたとき」(33歳・愛知県)
- 「性格がマッチしていた」(24歳・埼玉県)
- 「楽しく話せて、いろいろこのあとも続いていきそうな予感がしたとき」(35歳・愛知県)
もっとも多かったのは、思っていたより楽しい時間を過ごせたときという回答でした。こんなに楽しいのならお金が多少かかっても良いやと思うよう。
2.また会いたいと思ったから
- 「またこの人に会いたいなと思ったとき」(回答多数)
- 「相手に気があるとき」(回答多数)
- 「またデートしたいとき」(26歳・広島県)
- 「また行きたいとき」(35歳・埼玉県)
- 「好感度を上げるため」(36歳・鹿児島県)
- 「会話が盛り上がってもう一度会いたいと思ったとき」(35歳・東京都)
次のデートに繋げたいなと思ったときにも、おごって好感度をあげたいと考えるようです。相手が絶対におごりたいと言ってきたら、それはまた会いたいという気持ちの表れかも。
3.いい子だと思ったから
- 「いい子だと思った」(28歳・広島県)
- 「優しい」(29歳・福岡県)
- 「そう思わせてくれる態度」(32歳・愛知県)
一緒に食事をしているときのマナーや態度などから、おごってもいいなと思うこともあるよう。
4.可愛い・美人だと感じたから
- 「可愛くてつい」(20歳・東京都)
- 「美人とデートしたとき」(31歳・大阪府)
可愛い女性とデートができた高揚感からおごっちゃおうと思ってしまうこともあるようです。
5.面倒だから
- 「めんどくさいから自分が払う」(21歳・愛知県)
- 「もう会うことはないから、今日のお礼代わりに」(35歳・三重県)
- 「割り勘にすることがめんどくさいと思ったとき」(32歳・大阪府)
逆にあまりポジティブな意味ではなく払ってしまえというパターンもあるよう。値段にもよりますが、割り勘が面倒くさかったり次会うことがないなと思ったり。ちょっとこれは怖いですね。
6.その他
- 「いい気になったとき」(25歳・東京都)
- 「流れでそうなった」(27歳・東京都)
- 「自分のほうが多く食べ飲みしたとき」(34歳・宮城県)
- 「仕事や学業、自身の生活で頑張っている話を聞いて応援したくなれば」(34歳・兵庫県)
- 「割り勘にすんなり応じてくれそうな雰囲気だけど、無理をして応じてくれてそうと感じたとき。なんかいじらしい感じがしたら、いいや、今回はおごってやろうかなって感じになる逆に男性が出すのが当たり前でしょなんて思っている人にはおごりたくない」(38歳・神奈川県)
その他、このような回答がありました。食事する前は「割り勘ね」と言っていた男性が「おごるよ」と言う場合、何かしら食事中に気持ちの変化があったことがうかがえます。何を話したのか、どんな雰囲気だったのかを思い出してみると、おごってくれた理由が見つかるかも。
【まとめ】
付き合う前でも付き合ってからも、女性との食事で全額おごりたいと思っている男性はあまり多くないことがわかりました。食事に行ったら基本は割り勘だと思っておいたほうが、お互いに気持ちよく楽しめるかもしれませんね。