
今までの人生で振られたことはありますか? 恋愛するうえで起こりうる「振られる」という経験ですが、どのくらいの男女が経験しているのでしょうか。今回は男女400人に、今までに振られた回数と振られた理由を聞いてみました。
これまでの人生で何回振られた?
Q.これまでの人生で何回、振られたことがありますか?【男性】
0回…118人(59.0%)
1回…32人(16.0%)
2回…24人(12.0%)
3回…11人(5.5%)
4回…1人(0.5%)
5回…1人(0.5%)
6回以上…13人(6.5%)
20~30代男性200人に聞いたところ、最も多かったのは「0回」で約6割! 振られたことがない人が半数以上とは結構驚きの結果ですよね。次いで多かったのが1回。回数が増えるのに比例して経験者は減っていきます。
続いて20~30代女性200人にも聞いてみました。
Q.これまでの人生で何回、振られたことがありますか?【女性】
0回 102人(51%)
1回 46人(23%)
2回 27人(13.5%)
3回 15人(7.5%)
4回 1人(0.5%)
5回 9人(4.5%)
こちらも最も多かったのは「0回」で約5割。恋愛がうまくいっているのか、それとも脈なしの場合は自分から身を引くのか…。男女ともに振られる経験をしたことがない人も多いという結果になりました。
男性が振られた理由

1.価値観が合わない
- 「価値観が合わない」(回答多数)
- 「価値観の違い」(29歳・会社勤務)
いちばん多かったのは「価値観が合わない」というもの。生まれ育った環境も性格も違いますから、価値観がすべて一致する人に出会うのは奇跡です。とはいえ、どうしても譲れない部分にずれがあると一緒に過ごせなくなりますよね。
2.金銭的な問題
- 「金銭」(35歳・自営業)
- 「ケチだから」(29歳・会社勤務)
ケチすぎて振られたという男性もいました。金銭的な感覚も人それぞれ違うため、ケチな人と一緒にいるとストレスがたまるという女性もいるようです。
3.マンネリ
- 「飽きられた」(29歳・会社勤務)
- 「飽きた」(31歳・公務員・教職員・非営利団体職員)
長い間付き合っているとどうしても避けて通れないのがマンネリ問題。ここを乗り越えられないと、ふたりの未来がなくなってしまいます。
4.遠距離
- 「遠距離になった」(28歳・会社勤務)
- 「就職して遠距離になるから」(25歳・会社勤務)
お互いに好きな気持ちはあっても、遠距離などになって付き合っていられなくなることもあります。遠距離恋愛を続けるつもりでいても、実際にしてみると愛情が薄れてしまうという話もよく聞きますよね。
5.見た目の問題
- 「顔の好みの違い」(36歳・公務員・教職員・非営利団体職員)
- 「顔が好みじゃない、話が合わない、価値観が合わない」(37歳・会社勤務)
これは付き合う前に振られたというパターンに多そうですね。こればかりは仕方がないともいえそうです。
女性が振られた理由
1.他に好きな人がいる
- 「他に好きな人がいる」(回答多数)
- 「他に気になる人がいるからと言われた」(36歳・会社勤務)
- 「好きな人ができたと言われた」(37歳・専業主婦)
告白した際なのか、付き合っていてなのかの差はありますが、他に好きな人や気になる人がいると言われるケースが多いようです。わかりやすい理由なため、これを言われるとどうしようもない…という意見も多かったです。
2.恋愛対象として見れない
- 「友達にしか思えない」(23歳・パート・アルバイト)
- 「恋愛対象にならない」(36歳・会社勤務)
告白をして振られる理由としてはオーソドックスなものといえるかもしれません。この振られ方の場合は、友達からスタートして関係を深めていくうちに、恋愛対象になれることもありそうです。
3.冷めた
- 「気持ちが冷めた」(38歳・専業主婦)
- 「恋愛対象ではなくなった」(38歳・専業主婦)
付き合った当初は好き同士でも、付き合いが長くなる中で気持ちが冷めてしまうことは仕方がないことだともいえます。
4.遠距離
- 「遠距離からの破局」(回答多数)
- 「遠距離になるから」(38歳・専業主婦)
愛があれば大丈夫とは思っていても、なかなか会えなかったり、会うためにお金や時間がかかったり。1か月も2か月も会えない日が続くと「付き合っている意味あるのかな」と思ってしまうことも。
5.仕事が忙しい
- 「仕事が忙しい」(29歳・会社勤務)
- 「価値観の違い、忙しくて会う時間がなかった」(39歳・会社勤務)
社会人同士の恋愛では、仕事が原因になることも。仕事が忙しくて恋愛をするために時間を空けるのが負担だったり、休みの日はデートより家で休みたいと思ったりすることもあるようです。
6.重たい
- 「束縛が激しい」(26歳・パート・アルバイト)
- 「愛が重いと言われた」(21歳・学生)
恋愛観は人それぞれです。自分はそれほど束縛しているつもりがなくても、相手にとっては重たいことも。ここが違ってしまうと、付き合い続けるのが難しくなるようですね。
振られたあと立ち直る方法

振られたくないと思っていても、恋愛には始まりと終わりがつきもの。最後に、振られてしまったショックから立ち直る方法をご紹介します。
1.趣味や推し活で克服
- 「友達に誘われてアイドルのライブに行ったことがきっかけで、推し活に目覚めた。推し活のために出かけることも増えて、自然と立ち直ることができていた」
- 「二度と恋はしないと決め、趣味だったアニメや漫画のキャラの推し活に一生懸命になり、2次元ばかりを追いかけた。好きな男のキャラに夢中になり、元彼のことはいつの間にか忘れていた」
2.新しい出会いで克服
- 「友達にたくさん遊んでもらい、時間とともにだんだん薄れていった。新しい出会いで忘れようと、マッチングアプリをしたり合コンで会った人とデートしたりして立ち直った」
- 「時間が経つのをひたすら待って、新しい出会いを探したりした。その期間にいろんな人を知っていき、元彼よりいい人と出会いたいという目標で、とにかく時間が解決することを信じた」
3.自分磨きに集中して克服
- 「自分磨きに注力する期間にすると決めて、仕事や趣味に集中し、検定合格などの目標達成に向けて取り組んだ。失恋や過去のよかったころの記憶を思い出さないようにして、これから何をするかだけ考えるようにした」
- 「映画は感動系など涙が出る映画を観て思いっきり泣いた後、ポジティブなものや女性のバリキャリ系の映画を観て自分を磨くほうへと考え方を変えていった」
(アンケート/株式会社クロス・マーケティング QiQUMOにて調査)
新しい出会いを探したり、趣味に没頭したり、自分磨きをしたり。女性たちはいろいろな方法で失恋から立ち直っているようです。ポイントは、過去の恋に執着しないこと。終わった恋は終わったものとして受け止め、あまり考える時間を作らないようにするのが早く立ち直るコツといえそうです。
【まとめ】
振られたことがないという男女も多いようですが、恋愛経験を重ねるごとに振られるという経験をすることもあるでしょう。どんなに相手を愛していても、すれ違いなどからうまくいかないこともあるようです。たとえ降られてしまったとしても後悔しないような恋愛ができるといいですね。

