LINEの「ねえねえ」ってうざい?スムーズに連絡をとるテクニック

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「ねえねえ」から始まるLINEメッセージってどう思いますか? うざい? それともかわいい? 今回は、「ねえねえLINE」への本音や、LINEのメッセージでイラっとした経験について、20~30代男女200人に聞いてみました!

「ねえねえ」から始まるLINEってどう思う?

Q.「ねえねえ」から始まるLINEをどう思いますか?

なんとも思わない…77%
正直うざい…23%

20~30代男女200人に聞いてみたところ、なんとも思わない派が8割弱と多数に。ただ、内容のないメッセージにイラっときたという意見もあったので、「ねえねえ」のあとにはしっかり内容のあるメッセージを入れると良さそう。

「ねえねえ」を送る心理

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1.構ってほしい

  • 「聞いてほしい」(23歳・女性)
  • 「気を引くため」(38歳・男性)

2.気軽に声をかけている

  • 「話し始めるただの言葉」(28歳・女性)
  • 「ただ単なる枕詞」(38歳・女性)

3.話して良い?という問いかけ

  • 「話しかけるきっかけ」(回答多数)
  • 「いきなり本題を送ることにためらっているから」(20歳・女性)
  • 「今話せるか伺っている」(35歳・女性)

深い意味はなく話の第一声として送っているという声が多くみられました。また、構ってほしいけど素直に言えないときに使うという声も。ただ構ってほしいわけではなく、話すきっかけがほしいけど話題を振って相手されない場合の保険と考える人もいました。特に好きな人に対して送ってしまいがちなようです。

LINEのメッセージでイラっとしたことはある?

Q.LINEのメッセージでイラっとしたことはありますか?

ある…43.5%
ない…56.5%

LINEのメッセージにイラっとした経験がある人は43.5%! 半数近くの方に経験があるようです。ではどんなLINEをうざいと感じるのでしょうか?

うざいLINEの特徴

1.全部「でも」で返される

でもでもでも

  • 「これこれこうで別れたほうがいいと思う?って相談されて、別れたら?でも、じゃあ続けたら?でも、どっちでも“でも~”と言い続けた友達。気持ちはわかるけど、それなら意見は求めないでほしい」(27歳・専門職)

2.求めてないアドバイス

上から目線

  • 「彼氏ができた友達に、やっぱ彼氏作らないとダメだよとかモテない服いいかげんやめたら?とか突然めっちゃ上から目線で説教されたとき」(28歳・会社員)

3.その他回答

  • 「超どうでもいい内容を送ってくる友達を既読スルーしてXしてたら、ケータイ見てるよね?なんで返事くれないの?とLINEが来た。義務じゃないんだし返信くらい自由にさせてほしい」(32歳・会社員)
  • 「メッセージの送信取り消し」(27歳・女性)
  • 意味のないスタンプ」(28歳・女性)
  • 「用件を言わないメッセージ」(29歳・女性)
  • 「名前の漢字変換ミス」(25歳・男性)

「ねえねえ」よりもスムーズ!LINEのきっかけをつかむ心理テクニック

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会話のきっかけをつかめず、「ねえねえ」などの意味のないメッセージを送ってしまうという人も多いよう。最後に、「会話のきっかけを掴むための心理的テクニック」を認定心理士の脇田尚揮さんに伺いました。

1.「自分本位」から「相手本位」へ思考をシフトする

LINEで会話のきっかけづくりをする上で一番基本になるのは、頭の中を「相手本位」に切り替えることです。送る内容の話題の中心を「自分」にしていると、話が一方通行になってしまいます。そこで、相手にまつわる内容を中心に据えましょう。心理学的に、人は自分に関心を持ってくれる相手に好意を持ってくれるもの。相手から話題を引き出すためには、特に「過去を聞く」のが有効です。相手の学生時代や子供時代の話をLINEで聞けば、会話が尽きることはないでしょう。

2.共通の話題は何かを模索して、そこから「同志意識」をつくる

LINEにおいて会話のキャッチボールを続けるには、同志意識、あるいは仲間意識が大切になってきます。心理学においては、秘密を共有することで「同志意識」が生まれ、距離感がグッと縮まるとされます。そのため、ある程度親しくなったらLINEで「実は…」と、秘密事や相談を相手に送信してみましょう。きっと相手も自分の深い話ができるようになって、話題が弾んでいくはずです。ただし、あまり重たい内容を送るのは、初期段階では避けましょう。

3.画像を用いて視覚情報を送るには、食べ物がベスト!

LINEにおいては画像の使い方が、話題作りにおいて重要になってきます。言語情報だけでなく視覚情報を織り交ぜた方が、心理学的にもLINEにおいては効果的なのです。ここにおいては自分にまつわる画像をいかに相手にイヤミなく送れるかがポイントになってきます。そこで「使える画像」を挙げるとすれば、すばり「食べ物」の画像。おいしそうなもの、手作り、珍しいものなど、これら食べ物の画像は、たくさんの話題の宝庫になってくれるはずです。“飯テロ”にならない時間帯を狙って送ってみましょう。

4.スタンプ使いは「笑い」がメイン、「好意」を露骨に示すのは控えめに

LINEスタンプは使いようによっては、毒にも薬にもなるといえます。自分の感情を相手と共有する上で、スタンプのような絵やイラストは、個人からワンクッション置くことができるため、受け入れられやすくなるのです。ただ、使いどころとしては、ジョークや笑いを誘う上で使用するのが理想的。好意を露骨に示すスタンプは、相手との関係がある程度できてからでないとマイナスに作用する場合も。しかし、話題を盛り上げるツールとしては、使えることも多いでしょう。

【まとめ】

「ねえねえ」と意味のない言葉で始まるLINEをうざいと思う人は少ないようですが、相手の言うことを否定ばかりする、一方的に離し続けるなど、自分勝手なLINEは嫌がられるようです。まずは「相手がどう思うかな?」と一度相手の立場に立って考えることが大切。会話のキャッチボールを心がけることで、相手との距離も縮まるはずです♡

(アンケート/株式会社クロス・マーケティング QiQUMOにて調査)