
どちらかの家でカップルが週の半分以上を過ごすことを、完全に一緒に暮らす「同棲」と区別して「半同棲」と呼んだりします。今回は同棲と半同棲の違いや、半同棲のメリット・デメリットを解説! また、半同棲する前に決めておくべきルールや、半同棲から結婚に繋げるコツも調査しました。
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半同棲とは?
半同棲とはどういう状態をいうのでしょう? まずは同棲の意味を辞書で見てみましょう。
どうせい【同棲】
一緒に住むこと。特に、正式に結婚しないまま同じ家で一緒に暮らすこと。
出典:デジタル大辞泉(小学館)
同棲は、結婚していないふたりが一緒に住むことを指します。半同棲とは半分同棲の状態です。明確な定義はありませんが、週の半分以上をどちらかの家に泊まることを指すことが多いようです。
同棲と半同棲の違いは?
同棲と半同棲の違いは、家の数にもあります。同棲の場合にはひとつの家しかありませんが、半同棲はお互いに家を持ちつつも、ひとつの場所で過ごすことが長い点が違います。このことが、同棲と半同棲のメリット・デメリットに関わってきます。
同棲と半同棲の定義の違いは?
一般的には同棲と半同棲はどんな定義の違いがあると思われているのでしょうか。20~30代男女200人に聞いてみました。
1.家がふたつあるか
- 「ひとつの家に一緒に住んでいるか、住んでいないか」(26歳・女性)
- 「1週間のうち7日間一緒に普段は暮らしているのが同棲。離れて暮らす日があるのが半同棲」(35歳・男性)
- 「ひとりで住む家とふたりで住む家があれば半同棲」(32歳・女性)
- 「お互いほかの住居をもちながらも、定期的にひとつの住居で寝泊まりするのを半同棲。ひとつの家にずっと寝泊まりするのを同棲」(37歳・男性)
- 「同棲はふたりでアパートを契約している。半同棲は片方が一人暮らしをしていて、居候をしている」(27歳・女性)
- 「家をふたりで契約したかどうか」(25歳・女性)
やはりいちばん大きな違いは、お互いにひとつずつ家を持っているのか、それともふたりで暮らすために家を持っているのかです。たとえ、ほぼ毎日一緒にいたとしても帰る家がもうひとつあるのなら、半同棲と考えて良いでしょう。
2.一緒にいる時間の問題
- 「半同棲では定期的に離れる時間がある」(25歳・男性)
- 「ずっと一緒にいるかいないか」(22歳・女性)
- 「一定期間を一緒に過ごしているかどうか。ただいま、おかえりの関係ではなくお邪魔しますであれば半同棲なのかも?」(21歳・学生)
一緒にいる時間がずっとなのかそうでないのかでも見極められるという意見も。同棲であれば、基本的にはずっと一緒です。
3.気持ちの問題
- 「気持ちの持ちよう。当人たちがどう思っているかの違い」(24歳・男性)
- 「結婚が視野にあるかどうか」(27歳・男性)
本人がどう思っているかで変わってくるという意見もありました。ふたりともが同棲だと思っていたり、結婚に向けて具体的に動いているのであれば、同棲と考えることもあるようです。
4.住所の問題
- 「住所がそこにあるのかないのか」(37歳・女性)
- 「住民票を移しているかどうか」(26歳・女性)
- 「籍を入れているかどうかの違い」(39歳・女性)
住所や籍をどうしているかという届け出で同棲と半同棲を分けるという意見も。片方が実家に暮らしている場合、住所を相手方の家の方に変えた時点で同棲がスタートという感じでしょうか。
半同棲のメリット
1.結婚後の生活が想像できる
半同棲をすることで、結婚したらどのような生活が待っているのかイメージしやすいです。結婚しても大丈夫な相手かを見極められるというのは大きなメリットといえそう。
2.相手と一緒にいられる時間が増える
半同棲状態ではどちらかの家に週3日か4日はいることになります。お互いに仕事をしていて多少忙しくても、まったく会えないということはないため、寂しがり屋さんにはピッタリです。
3.相手の金銭感覚がわかる
半同棲をすると、相手がどんなことにどのくらいお金を使うタイプなのかがわかります。お金の価値観が違っていると結婚してから上手くいかないことが多いため、半同棲のタイミングで見極めができるのは助かるはず。
4.互いに生活費が節約できる
家がふたつあるため、同棲よりは節約にはなりませんが、それでもふたり分の食事を一緒に作れたり、光熱費がかからなかったりと節約になることも。
半同棲のデメリット

1.家賃がもったいない
どちらかの家に週の半分以上いるわけですが、空いているほうの家の家賃は同じだけかかります。これについて無駄になると考えることもできます。
2.マンネリ化し、結婚が遠のく
半同棲をすることにより、関係がマンネリ化しやすくなることもあるでしょう。一緒にいる時間が長すぎるため、なかなか結婚に踏み切れなくなることも。
3.自由な時間が減る
彼氏のことは好きだけれど、あまりに一緒にいすぎると辛くなるというタイプも人もいるはず。ひとりの時間をもっと過ごしたいと不満がでてくるかもしれません。
4.小さなケンカが増える
同じ家で暮らしていると相手のイヤなところも目についてしまいがちですよね。そのことでケンカが増えるとふたりの関係に亀裂が入るかも。
5.家事の負担がどちらかに集中する
半同棲状態だと、受け入れている側の家事負担が増える傾向があります。その不平等さがイヤになったり、家事の負担が増えてイライラしやすくなったりするなどのデメリットもあります。
経験者に聞いた!半同棲してよかったこと・よくなかったこと

経験者は同棲や半同棲を実際にしてみてどんな風に感じたのでしょうか? 具体的なエピソードを聞いてきました。
1.半同棲をしてよかったこと
- 「いつも一緒にいられること」(24歳・会社員)
- 「相手をよく知ることができる。自分の知らなかった姿も見えてくる。他人と暮らす厳しさを知る」(27歳・会社員)
- 「きちんと家事をできるようになった」(27歳・公務員)
- 「相手の金銭感覚がわかる」(回答多数)
- 「将来の準備ができる」(28歳・会社員)
お互いのことをよく知れるし、好きな人と長い時間一緒にいられる、という意見が多数でした。他にも、生活費が節約できるなど、現実的な意見も多数挙がりました。
2.半同棲をしてよくなかったこと
いいこともあれば悪いこともあります。楽しい同棲生活ばかり想像していると、現実とのギャップに驚くこともあるかも。あらかじめデメリットを頭の片隅に入れておけば、それも軽減されるでしょう。
- 「マンネリ化し、結婚が遠のく」(回答多数)
- 「小さなケンカが増える」(回答多数)
- 「セックスレスになる」(28歳・会社員)
- 「相手の性格の悪さに気づいた」(25歳・会社員)
他人と一緒に住むのは簡単なことではありません。相手の苦手なところ、好きになれないところに気付くことで、結婚後に失敗してしまうリスクも減ります。マンネリが怖い人は、期限付きで同棲するのもありかも!
半同棲を開始するときに決めておくべきルール
週の半分以上一緒に過ごす半同棲と、ずっと一緒にいる同棲には、かなり差がありますが、ルールを決めておいたほうがいいことは、同棲も半同棲も変わりません。決めておくべきルールについて男女に聞いてみました。
1.お金
- 「お金のこと」「お金の分担」(回答超多数)
- 「家賃」「光熱費」「食費」(回答多数)
- 「おカネの分担ルール」(27歳・男性)
- 「お金の管理」(38歳・男性)
- 「お金の使い方と使い道」(27歳・男性)
- 「お金の負担割合」(28歳・男性)
やはり一緒に暮らすとなるとお金の問題はうやむやにできません。生活費はどちらがどれだけ負担するのかは事前に話しておくべきでしょう。
2.家事のルール
- 「家事の分担」(回答多数)
- 「お金や家事の分担やルール」(29歳・女性)
- 「家事分担、お互いの勤務時間やライフスタイルの把握」(26歳・女性)
半同棲のデメリットでもお伝えした通り、家事分担がどちらかに集中することで関係に亀裂が入ることも。どの家事はどちらがやるのかなども決めておきましょう。
3.生活のルール
- 「勝手に合鍵を使って家に入らない」(26歳・女性)
- 「生活のルール」(29歳・男性)
- 「自分の家でされて嫌なことはその都度共有するべき、今後同棲するとなった時に喧嘩の原因にもなりかねないから」(21歳・女性)
お互いにどのくらいに帰宅するのか、夕食は必ず家で食べるのか、遅くなった場合は相手を待つのかなど、小さなことに思えますが、こういうルールが決まっていないと日々のストレスになります。また、自分が何をされたら嫌だと感じるのかなども事前に伝えておいたほうが良いでしょう。
4.プライバシーに関すること
- 「お互いのプライバシーを守る」(27歳・男性)
- 「プライバシーの尊重」(25歳・男性)
- 「使っていいもの、見てもいいものなどプライバシーを守るもの。夕食のルール」(23歳・女性)
生活のルールとも似ていますが、どのくらいプライバシーを尊重すべきと考えているかは人によります。たとえ半同棲するくらい仲が良かったとしても、部屋の中で入ってほしくない場所、触ってほしくないものなどは、先に伝えておきましょう。
5.いつ家にいるのか
- 「この日は居る、居ないと事前連絡を必ずする」(23歳・女性)
- 「どういうタイミングで家に行くのか決める」(31歳・女性)
- 「家に来る時間や滞在期間は事前に伝えていくこと」(23歳・男性)
- 「帰宅時間や夕食のルール」(25歳・男性)
半同棲の場合、毎日同じ家に帰るとは限らないため、しっかり連絡を取らないとトラブルの元です。家に行きたいときは事前に連絡するなど、お互いの負担にならないように調整をしましょう。
半同棲・同棲を結婚に繋げるために心がけるべきこと

同棲すると、会うことに対しての新鮮な気持ちがなくなり、マンネリ化したりケンカが増えたりすることもあります。そうならないために心がけるべきことを、経験者に聞いてきました。
1.気を抜き過ぎない
- 「気を抜きすぎないように気をつけている」(25歳・医療関連)
- 「ずっとすっぴんでいないようにしたり、あまりゴロゴロしたりしすぎないようにしている」(26歳・医療関連)
2.たまには一緒に出かける
- 「家でばかり過ごさない」(27歳・メーカー関連)
- 「月に1回はデートするようにしている」(23歳・アパレル関連)
3.ケンカをしたときの仲直りの方法を決める
- 「ケンカを長引かせないように、仲直りの方法を決めてある」(29歳・不動産関連)
- 「ケンカをしたとき、うちではコンビニでプリンを買ってきて、一緒に食べたら仲直りと決めている」(26歳・広告関連)
幸せになれる半同棲・同性のコツがわかる心理テスト
最後に、どんな同棲・半同棲なら幸せになれるのかがわかる心理テストをご紹介。恋人と一緒に暮らしたいと考えている人はぜひチェックしてみて!
【まとめ】

ふたつの家がある半同棲にはメリットもデメリットもあります。リスクをとらずに結婚生活のシミュレーションができますが、家賃がダブルでかかったり、そのまま関係がズルズルと続いてしまい婚期を逃すことも。半同棲をするのなら、3か月や半年など期限を決めてからスタートするのが良いかもしれませんね。



