「好きな人」って何?女性が「この人好き」と思う瞬間
今、好きな人はいますか? 「気になる人はいても好きな人はいない」と答える女性もいるかもしれません。この「気になる人」と「好きな人」の違いって何なのでしょうか。今回は、女性が好きを実感する瞬間や、好きな人との距離を縮めるテクニックをご紹介します。
Contents
好きな人とは?気になる人との違いって?
まずは好きな人とはどういう人のことなのかを解説します。
好きな人とは?
すき【好き】
心がひかれること。気に入ること。また、そのさま。
好きとは相手に心を惹かれている状態のことです。相手のことを知りたいと思ったり、相手を見ると自然に笑顔になってしまうような人ですね。
気になる人とは?
気(き)にな・る
心配になる。気にかかる。
一方で、気になる人とはネガティブな意味も含んで、なんとなく目が追ってしまう相手のことを指します。
好きな人と気になる人の違いは?
好きな人は好意を抱いている相手であり、気になる人は好意を抱いている場合も苦手だから考えてしまう場合も含みます。また気になる人の場合は、好きという感情があるのかまだ確かではない相手ともいえますね。
「好きな人」とは
Q.「好き」って何かわからなくなった経験はありますか?
ある…62%
ない…38%
調査の結果、6割以上の方が「ある」と回答! ではどんなときにわからなくなったのか、聞いてきました。
好きって何かわからなくなった瞬間
1.何度か会っても距離が縮まらない
「一緒にいて楽しいな」「また会いたいな」きっとお互いにそう思ったからデートを重ねているはずなのに、いつまで経っても距離が縮まらない。そんなとき居心地はいいけど、これは恋愛ではないのか? と「好き」という感情に疑問を抱いてしまうようです。
2.キュンとしない
相手と会ってもキュンとしないと、好きか分からなくなってしまう人も。しかし、恋愛=キュンキュンを求めるイメージですが、大人になるにつれキュン度は下がる傾向にあるよう。それを認識していないと、いつまでもキュンとする人に出会えず「恋愛の仕方がわからない」悩みがちに…。もちろん、ときめきは大事ですし完全に捨てろとは言いません。ただ、学生時代や初恋のときのようなキュンはないと思ったほうが楽かも!
3.悪い部分が目に付くようになった
好きだったはずなのに、会うたびにイメージダウンしたり悪い部分ばかりに目がいくようになってしまったときも、好きかどうかわからなくなってしまうよう。もちろん完璧な人なんていませんし、悪い部分も含めて受け入れられるかがポイントだと思いますが、好きなところよりも苦手なところが多くなってしまうと一緒にいるのは難しいかも…。
好きってどういう気持ち?「好きな人」だと実感する瞬間
1.その人のことばかり考える、思い出すとき
- 「毎日考えちゃうとき」 (25歳・正社員)
- 「家に帰ってもずっと思い出してしまったら」(21歳・自営業)
- 「寝る前に顔を思い出したら」 (33歳・アルバイト)
最も多かった回答は「ふと、その人のことばっかり考えたり、思い出してしまう」でした。会ったあとはもちろん一緒にいた時の表情や仕草を何度も思い出してしまうし、ふとした時間に、「今、何してるかな」と心の中に思い浮かんだり…。ひとりでいる、静かなときにその人のことを思い出したら、それはもう「好き」のはじまり。
2.一緒にいて楽しいとき
- 「一緒にいて楽しい。ふたりで会っても気まずくないと感じたら」 (24歳・正社員)
- 「時間を忘れるくらい話すのが楽しいとき」 (28歳・アルバイト)
- 「話してて楽しかったとき」 (19歳・大学生)
- 「この人といたら楽しそう、と思ったとき」 (26歳・正社員)
一緒にいて楽しいと感じたら、これからも会いたい、話したいと思いますよね。話が楽しいということは波長が合っていますし、居心地が良いと感じる人もいるでしょう。
3.会いたいと思ったとき
- 「会いたいと思える時、日常生活で気になるようになったら」 (31歳・家事手伝い)
- 「会いたい、話したいと思ったら」 (29歳・アルバイト)
- 「ふたりで過ごしたくなったら」 (27歳・正社員)
「なんだか会いたい!」と思ったら「好き」って、すごくシンプルで素敵です。
4.返信を待っている、悩むとき
- 「LINEの返信に悩むとき」 (30歳・正社員)
- 「気づいたらLINEを待っている、人混みの中で探している」 (22歳・大学生)
- 「自分がときめいてメールなどの連絡を待つようになったら」 (29歳・正社員)
他の人の連絡なんて急用でもない限りそこまで気にすることはないのですが、好きな人から返信がなかなか来なかったりすると、ずっと気になってしまいますよね。携帯片手に行動して、他の人からの通知が来たらちょっとがっかりしちゃったりも…(笑)。「あれ? 私なんか返信待っちゃってる…」と思ったら、それも「好き」のはじまりかもしれません。
5.嫉妬しちゃうとき
- 「嫉妬心があるとき」 (31歳・自営業)
- 「彼女がいたら嫌だなと思ったら」 (21歳・大学生)
まだ付き合っていないものの仲が良い…くらいの状態で、他の女性と仲良くしているのを見かけるとちょっと嫉妬してしまうことも。なんかモヤモヤする、と思うことが増えたら「好き」の可能性高し。
6.ハグしたいと思ったら
- 「ぎゅーってしたいと思ったら」 (21歳・大学生)
- 「ハグをしたくなったら」 (23歳・正社員)
好きな人だからこそ、触れたいと思うのは自然なことです。みなさんパーソナルスペースがあるわけで、その範囲を越えても大丈夫な人は好きな人である可能性は高いですよね。近いものには「肩がぶつかるくらい近くても嫌じゃない人」という回答もありました。確かに「距離が近くても大丈夫」とか「近づきたい」って、大事です。
7.その人のことを知りたいと思ったら
- 「話が合えばスイッチがもう入り、もっと知りたいと思えば好きになっていると思う」 (32歳・専門職)
- 「相手のことをもっと知りたいと思ったとき」 (31歳・正社員)
- 「気がついたらその人の好みのものや趣味を試しているとき」 (24歳・アルバイト)
もっとその人の好みを知りたい、過去のことも知りたい…などと思ったら、それはもう「好き」! その人への関心が直球で表れている証拠♡
8.辛いときなどに会いたくなったとき
- 「辛いときに頼りたいと思ったら」 (29歳・専門職)
- 「寂しくなった時に思い出す人」 (26歳・契約社員)
ひとりだとしんどい時、誰かに頼りたくなります。もちろんそれが友人や家族ということもありますが、やっぱり好きな人ということもあるでしょう。好きな人って一緒にいてくれるだけで心強くて、パワーがあります。
9.その人との未来を考えたとき
- 「この人と一緒にいたら、ずっと素の自分でいられるかもと思ったとき」 (41歳・正社員)
- 「付き合いたいって思ったとき」 (22歳・正社員)
- 「次に会うときのことを考えて楽しみになるとき」 (27歳・正社員)
どんなことであってもその人との未来を想像するって好きな証拠ですよね。付き合ったら、こうなるのかなーって自分の日常にその人がいる未来を想像するなんて…キュンキュンします♡
10.その他
- 「自分にだけに見せる優しさや特別感を感じたとき」 (46歳・正社員)
- 「恋歌をその人のために歌っていたとき」 (37歳・アルバイト)
- 「きれいなものを見たときに、ふと伝えたいと思ったとき」 (21歳・大学生)
本当に好きな人とは結ばれない?振り向かせる心理テクニック
好きな人には自分だけを見ていてほしいと思いますよね。最後に、好きな人を振り向かせる方法をご紹介します。
1.ミラーリング効果
ミラーリングとは鏡のように相手と同じ行動や仕草をすること。こうすることで、相手に「自分と似ているかも」と親近感を持ってもらうことができます。
2.吊り橋効果
吊り橋効果とは、一緒にいるときにドキドキする体験をすることで、相手があなたを好きだと錯覚させる方法です。吊り橋を探して誘うのは難しいでしょうが、怖い映画を一緒に観たり、お化け屋敷に行くことでも体験できます。
3.ザイアンスの法則
ザイアンスの法則とは、接触した回数が多い人に親しみを感じるという心理のこと。LINEをたくさんする、実際に会う回数を増やす、電話で話す機会を増やすなどが効果的です。
ここからは認定心理士の脇田尚揮さんにテクニックを聞いてみました。
4.とにかく相手の視界に入るように努力する
恋にに不器用な人にとって有効な心理テクニックは、とにかく相手の視界に入るように努力することだといえます。上手に会話しようとせず、電車などで通勤や通学をする時に、好きな相手と同じ時刻・車両に乗ることでチャンスを作りましょう。恋愛に発展するかは、最初に会った時の印象が大切といわれますが、実際はそうでもありません。何度か会ううちに好きになることのほうが多いのです。会うたびに仲よく話をする必要はなく、視界に入る回数を増やすことで好感度を上げていきましょう。
5.相づちは「うん」よりも、「いいね」「なるほど」を
好感度の高い人はたいていが聞き上手。これは昔からずっと言われ続けていることですよね。そして、話を聞くのが上手い人ほど相づちが上手です。つまり、相づちをマスターすればそれだけで異性にとって、好印象を残せるということです。そこで、「ふーん」という気のない相づちよりも、「いいね!」や「なるほど」という好意的な相づちを打つようにしてみましょう。聞き上手&気の利いた相づちで印象が格段にアップするといえます。
6.一緒にいるときにハプニングを作り出す
恋の始まりにはきっかけが必要です。そこで大切なのは、相手に感動や感激を与えるサービス精神。平和を好み毎日の生活に安心を求める人と、スリルを好み毎日の生活に刺激を求める人では、後者のほうがより確実にデートの誘いをOKしてもらいやすいという心理実験があります。なぜなら刺激を求める人のほうが、よく知らない人や、ものへの好奇心が強いからです。しかもなんと、容姿やプロフィールにもあまり影響されないのだとか。そのため、純粋にデートの誘いを受け入れてほしいなら、一緒にいるときにハプニングを作り出すと効果的なのです。
7.細部をリアルに語り具体例を会話に出す
モテる人は感性が豊かであることが多いといえます。どんなに耳障りのいい言葉を並べて相手にアプローチしても、想像力をかき立てられなければ難しいもの。逆に、ありありと思い浮かべられるような具体例なら、相手の心に直接響くのです。しかも、イメージできればできるほど、聞き手は暗示にかかって言うことを聞いてくれるように。もしも気になる人を落として記憶に残る存在になるには、細部をリアルに語るようにしましょう。
【まとめ】
「好き」は人それぞれ。何をもって「好きな人」かということを定義付けることはなかなか難しいものですが、「恋愛をお休みしすぎていて、何が好きな人かわからない」「なかなか恋愛ができない」という人は、もしかしたら考えすぎなのかもしれません。視野を広げもっとシンプルに自分の心と向き合ってみたら、意外と「好きな人」は、あなたのすぐ近くにいるかもしれませんよ!