LINEの返信が思いつかないときにも使える「自然に会話を終わらせる」テクニック4選

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LINEメッセージが来たけれど、返信が思いつかない…そんな経験がある人も多いはず。今回は、返信に困ったときに使える返信テクニックをご紹介! 返信に困ったときはぜひ参考にしてくださいね。

LINEの返信内容が思いつかず困った経験はある?

Q.LINEの返信内容が思いつかず困った経験はありますか?

ある…53.5%
ない…46.5%

ほぼ半々に分かれましたが、返信に困ったことがある派が53%とやや多数派に。ではどんなときに思いつかないと感じるのでしょうか?

Q.どんなときに困りましたか?

  • 「終わりたいのに、何を返しても相手が返信してきそう」(32歳・女性)
  • 「相手の発言の内容がつかみにくい」(38歳・男性)
  • 「返信しにくい話題のとき」(39歳・男性)

LINEの返信が思いつかない原因

1.文章がめちゃくちゃ長い

  • 「1聞いたら10返してくる」(30歳・会社員)
  • 「すごく長文で自分のことを書いてくる人」(23歳・会社員)
  • 「返信がやたら丁寧」(21歳・学生)

LINEではわりとぽんぽんやりとりをする人が多いため、長い文章が来ると「こんなに長く送ってこられたら、どう返事しよう…」と迷ってしまうようです。

2.会話を続ける気がないように見える

完結系

  • 「話題の提供が少ない」(21歳・学生)
  • 「私が聞いた質問に対して、“うん”だけの返事だったり単語だけだったりする人。絵文字も顔文字も使わない人。質問系など会話が続くような文章を全く送ってこず、いつも完結系の人」(30歳・会社員)

会話ベタなのか、「うん」だけの返信が続くと「会話したくないのかな?」と思って困ってしまうようです。

3.卑屈すぎる内容

卑屈

  • 「今時、(^^;、σ(^_^;)(´・ω・)などの顔文字を使う。時代の流れについて来れてない冴えない男だろうなと感じた。また、素直じゃなく、卑屈。文面から分かるくらいなので、実際に会ったらめんどくさそう」(24歳・専業主婦)

「謙虚」を通り越した「卑屈」な人は、もうただただ面倒くさい!と感じる人多数。それをフォローしなきゃいけないと思うと、返信が思いつかないようです。

4.その他

  • 「早く話を終わらせたいと思っている」(33歳・女性)
  • 「内容に興味がない」(37歳・男性)
  • 「端的に書かなきゃいけない」(26歳・女性)

LINEの返信が思いつかないとき避けるべき返信は?

1.一方的な返事

  • 「長文で一方的に返信する」(35歳・男性)
  • 「会話を早々に切り上げようとする」(33歳・女性)

2.曖昧な表現でのやり取り

  • 「相手のメッセージの要点に触れない」(28歳・女性)
  • 「適当な返信をする」(39歳・男性)

3.冷たく見える文

  • 「短文絵文字なし」(29歳・女性)
  • 「絵文字なしで伸ばす口調」(29歳・女性)

LINEの返信が思いつかないとき使えるテクニック

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返信が思いつかないときは、無理に返信せず、自然に会話を終わらせるのも手。続いて、LINEのうまい会話の終わらせ方や、やめどきがわからないときに思い出してみるといいポイントを、認定心理士の脇田尚揮さんに伺いました。

1.文字の量を減らす方向で会話する

LINEが盛り上がらず会話を終わりの方向に持っていきたいなというとき、まず実践してほしいのが送る文字の量を減らしていくことです! というのも、長文を送ると相手はまだ何か伝えたいことがあると認識し、いつまでも終わらせることができなくなる傾向にあるんだとか。その結果、いつまでも会話が終わりに向かわなくなってしまいます。自然に会話を終えたいときは、文字の量を少しずつ減らすように意識してみて!

2.会話終わりのフレーズやスタンプでアピールする

心理学で見ると、会話には終わりのフレーズというものがあります。特に「お疲れさま」「ゆっくり休んでね」「今日はありがとう」など、労いの言葉がそれにあたることが多いといえます。これをLINEで送信されると、そろそろ終わりだなと感じてくれるはず。もし文章で送るのが少し億劫であれば、それらの言葉が含まれるスタンプを使うのも有効です。

3.理由をつけて会話を終わらせる工夫を

LINEで送る内容を工夫し、主導権を握ってあなたのペースに乗せるというのも有効です。例えば「そろそろ仕事に戻るね」「あっ、宿題残ってた」といったように、何らかの理由にかこつけて、あなたから会話を終わらせるのです。人間の心理としては、意味もなく突然会話を切られると、嫌われているのかも…と感じてしまうものです。しかし、理由があれば自分の中で会話が終わることに納得できるといえます。気遣いのための嘘と割りきって試してみましょう。

4.テンポを落として終わりを匂わせる

メッセージを送信する→既読になる→相手から返信が来る→既読にする→返信する、という一連の流れがテンポよく進むのがLINEにおけるコミュニケーションがメールと大きく異なる点。会話の最初のうちはお互いテンポよく返しているかと思いますが、だんだん話すことがなくなってきてスローダウンすることも多いですよね。
早く終わらせよう! と返事を早く返しているのだとしたら逆効果! やりとりの速度を落として、「話が弾んでない感」を出していけば、相手の中で「そろそろやめるか…」という気持ちが整うかもしれませんよ。

【まとめ】

LINEの返信に困ったときは無理に続けようとせず一度会話を終わらせるのもあり! 唐突にならないよう、ご紹介したテクニックを参考にしてみてくださいね。

(アンケート/株式会社クロス・マーケティング QiQUMOにて調査)