超少ない!「思い通りの結婚生活」ができている人に理由を聞いてみたら…
「平成最後」がいろいろな場面でキーワードとなっているここ最近。一方で新元号スタートもすぐそこ。このタイミングで、人生の節目となる「結婚」をしたいと考えている独身男女も多くいるのではないでしょうか。
そこで今回は株式会社オーネットが30歳~59歳の既婚男女486名(男性:242名、女性:244名)に聞いた「結婚生活に関する実態調査」の結果をお伝えいたします。今年中に結婚を考えている男女や、近い将来に結婚を予定している男女にとっては、特に興味深い先輩夫婦の結婚生活の実態調査ですので、是非チェックしてくださいね!
夫婦の本音!思い通りの結婚生活ができている人は〇〇%!
Q.あなたは「思い通りの結婚生活が実現」できていますか?
【全体】
ほぼその通りだ 11.4%
どちらかというとその通りだ 39.6%
どちらかというとそうではない 23.9%
全くそうではない 19.1%
分からない 4.9%
まず、男女全員に「思い通りの結婚生活が実現」できていますか?という質問をしました。全体では「ほぼその通り」「どちらかというとその通り」の回答をあわせると半数にあたる51.0%が「できている」という回答になりました。
男女別で見てみると、男性は54.9%、女性は47.2%となり、女性よりも男性の方が結婚生活に対する満足度が高いという結果となりました。その中で「ほぼその通りだ」と、計画通りの「結婚生活が実現」できているという回答は、男性が12.8%、女性が10.1%という結果となりましたが、全体では10人に1人程度という結果。やっぱり何かしら「思ったのと違う!」という現象が発生する、というのが結婚のリアルのようです。
一方で、「全くそうではない」という回答は全体で19.1%で5人に1人の割合となり、男性が16.6%、女性が21.5%。男性より女性の方が約5%高いという結果となりました。
「結婚してどれくらい経ったか」という年数ごとに、もう少し詳しく見ていきましょう。
先ほどは男女で大きくは変わらない傾向にありましたが、結婚経年別に見ると男女でまったく異なる傾向に!
男性は結婚して時が経つにつれ「思い描いた結婚生活が実現できていない」と思っているのに対し、女性は結婚して10~15年で一度「こんなはずじゃなかった!」と思い、その後落ち着くようです。
調査対象の既婚男女がそれぞれのライフスタイルを持っており、一概には言えないかもしれませんが、男女の調査結果が大きく変動する「10年~20年未満」、「20年~25年未満」の結婚生活の時期は、子供の養育や独立、また職場の職責といった事などの要因等が影響しているのかもしれません。男女によってここまで傾向が変わるとは思っていなかったので驚きです。長く付き合っていけば環境や心情はもちろん変化しますし、夫婦の倦怠期が訪れてしまうこともあります。しかし男女のこの違いを把握しておけば、何らかの対策を打つこともできるのではないかと思います。
では、まずは「思い通りだ」と感じる理由を見ていきましょう。
「思い通りの結婚生活が実現できている」と思うその理由は、やっぱりアレ!
Q.「思い通りの結婚生活」と感じる理由は何ですか?
【全体】
特に理由はないがそう思う 23.7%
周囲からいい夫婦とよくいわれる 11.2%
苦難なことがあっても一緒に乗り越えられる 27.0%
お相手の両親を含め身内とうまくやっている 25.3%
経済的に安定・余裕がある 27.4%
お互いの性格の一致(一緒にいると楽しい) 54.4%
全体的に男女で似たような結果となりましたが、男女で大きく異なるのは、男性が「特に理由はないがそう思う」が女性より多く、女性は「苦難なことがあっても一緒に乗り越えられる」が男性よりかなり多い、ということ。
最もボリュームが大きかったのは、男女ともに「お互いの性格の一致(一緒にいると楽しい)」となり、続いて男性では「身内とうまくやっている」「特に理由はないが上手くいっている」に回答が集まる結果となりました。
一方で女性は、「苦難なことがあっても一緒に乗り越えられる」「経済的に安定・余裕がある」という回答にボリュームが出る結果となりました。
やはり、「お互いの性格の一致」が、夫婦生活を続ける中で最も大切であるということが調査結果からも読み取れます。長く一緒にいて性格が合わないとお互い気を遣ってしまいますし、喧嘩も増えてしまいますよね。
それでは逆に「思い通りの結婚生活ができていない」と感じる理由はどこにあるのでしょうか? おそるおそる、見ていきましょう。
一方で、「実現できていない」と回答した理由は、男女によって違う
Q.「思い通りの結婚生活ができていない」と感じる理由は何ですか?
【全体】
その他(答えたくない) 5.9%
わからない 4.9%
将来に対する不安 27.6%
何かと苦労が絶えない 23.2%
他に好きな人ができた 4.9%
お相手の親や身内との関係性 11.8%
お相手の不誠実な面が気になる 16.7%
経済面で不安がある 33.0%
性格の不一致(一緒にいるとつまらない) 30.0%
男性は「お相手の不誠実な面が気になる」「性格の不一致」など、内面的なものが女性よりも多かったのに対し、女性は「将来に対する不安」「経済面で不安がある」など、生活面での不安を男性より圧倒的に多く抱えているようです。
一方、「全く思い通りの結婚生活ができていない」「どちらかというとそうではない」と回答した男女に、その理由を聞いてみました。
2択の回答結果からわかったことは、女性は「経済面で不安がある」「将来に対する不安」が上位となり、男性では「性格の不一致(一緒にいるとつまらない)」、続いて「経済面で不安がある」という結果となりました。
「経済面の不安」「将来に対する不安」を男女ともに意識はしているものの、男性より女性の方が10%以上多く回答しており、強く意識しているということが調査結果からうかがえます。
マイホームを買ったり、子育てをしたり、老後に向けての資金を貯めたり……と、結婚するということは何かとお金を使うもの。将来の不安を少しでもなくすためにも、人生計画にまつわる大事な話は定期的に夫婦で話し合うのもいいかもしれませんね。
次回は気になる「夫婦円満の秘訣」を聞いていきます。お楽しみに。(ほんじょうみゆき)
情報提供元:株式会社オーネット
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